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【海外旅行でコロナと肝炎】

🌻夏休みのエピソード

大学最後の夏休みが終わった。
壮絶な夏だった。8月下旬、友人とタイにいき、帰国時のPCR検査でコロナに感染。12泊の延泊をすることになる。
延泊の手続きや情報の確認、ホテル・飛行機の確保、保険の確認、病院へのアポ、SIMカードの延長、後の予定のキャンセル・・・
コロナにかかるのは初めてで、わからないことだらけだった。その間、親には多大な心配と迷惑をかけた。タイのことをよく知る友人たちには色々な場面で本当に助けてもらった。

タイのコンビニご飯

無事帰国したのも束の間、1週間くらい元気だったが、また体調を崩す。
コロナの後遺症?かと思い、数日は様子を見ていたが、相談窓口に電話したところ、後遺症は感染から2ヶ月以降のものであることがわかった。

8日間ほど発熱が続き風邪の症状があったので、病院にかかり検査をしてもらった。まだはっきりとした病名はわからないが急性肝炎?のようなものだった。肝臓がひどいですね、、と言われた。

このご時世、熱があると来院を断られるケースが多々ある。受け入れてもらっても、病院の外で待ち抗原検査を行い、陰性だったら病院内に入れるシステムとなっている。

入院をし治療をしてもらったことで、かなり体調が改善した。食事も喉を通るようになり、3日ほどで退院することができた。

思い返すと、病院に電話してくれたのも親だった。私はそのころ、高熱で頭が回らずベッドに横になっていることしかできなかった。そのまま放っておけば、悪化していたのかもしれない。

これを機に、自分の自己管理能力の低さと、親の偉大さと友人たちへの感謝を強く強く感じた。
と同時に今回の経験から、今の自分を等身大で見ることができた。

成人して数年がたち、もう一人前の大人だと思っていたが、まだまだ意識の甘い部分があることや知識の無さを身をもって知った。

💭思考の整理

コロナの隔離期間や入院中、何も予定のない時間があり、ゆっくりと頭の中を整理することができた。
久々に自分と向き合うことができたので、その記録をここに残しておこうと思う。

どんな大人になりたいか。

これを漠然と考えていた。
品があって知的で素敵な大人、強くて芯がある女性、、、こういうワードはいつもパッと浮かんでくる。
人が歩いた道は歩きたくない、とも思っている。自分だけの茨の道を開拓したいという独走心がかなり強いんだろう。
人に手を差し伸べられる余裕がある人、人の心を理解し寄り添えることができる人、、、

綺麗ごとがたくさん並ぶ。

でもきっと、強い人は過去に困難を乗り越えたから強くなったんだと思う。芯がある人はずっと心にある信念を守り続けてきたから芯が生まれたんだと思う。自分が辛い経験や苦しい経験をしたから人の気持ちがわかり、手を差し伸べられるんだろう、と今回の夏休みを通じて思った。

まだまだ20代。まだまだ子ども。
もっといろんな景色を見て、人と出会い、さまざまな感情を味わいたい。そしていつか自分の経験や知識から人の助けになるような行動をしていきたい。

貪欲に経験値を積む。

これが今の自分の中の答えだった。

とにかく健康が一番であることを思い知ったので、肝に銘じて若年時代を謳歌したい。







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