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『復職教員日記』2021/21/06〜進まない働き方改革〜


職員会議前の会議が行われた。

その中で、校長から部活が中止の日が多すぎるという意見があった。

今まで固定の中止日があり、それ以外にも会議が有れば中止になっていた。

そうなると、体育館クラブなどは、使えない日が多くなるということらしい。

他の先生方からも意見が出たが、どれも部活動の時間を増やそうとしているように思えてならなかった。

私も意見を述べた。
「そもそも部活動がある時点で、超過勤務になることが違法という判決が出ていることについて、我々の勤務に対して校長はどのような考えを持っているのか」と。

そうすると、案の定はぐらかされた。
「5時まででも良いと思っている」と。

部活動がある時点で最終下校が6時なのにそんなことはできないはずだ。

そして、他の先生がテスト日に研修を入れることなどについて言っていたが、とても論理的とは言えず持論ばかりだった。


果たして、教員としてそれでいいのだろうか。
労働者として、労働を管理する管理職としてそれでいいのだろうか。

そのような考えの人がいれば組織として働き方改革など進むはずもない。どんどん蝕まれていくばかりだ。そしてなり手が減り、ますます苦しくなる。

そんな現状を知らない人も多い。

やりがいという形のないものだけで、仕事が進んでいく。

代わる手立てはないものかとモヤモヤしながら帰宅した。

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