いくらちゃん

道民が美味しかったものを頑張ってそれっぽく紹介しているページ

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最近の記事

カロリーしか救えない(パープルダリア)

お付き合いしている人に「連休中は仕事で忙しいから会えないかも(意訳)」と言われクサクサしていた私がよっしゃーそんならこちとらだってパフェ食って1人エンジョイしてやるわと一念発起して行ったお店がこちら。 投げやりな気持ちだと前置きも投げやりなんだな。仕方ない。悲しみにはカロリー。誰もお前を愛さない。 すすきの 「パープルダリア」。 ジャスミンと桜のコンビが非常に珍しくてずっと機会を窺っていたパフェ。 なにしろこのパープルダリア、土日以外は22時以降じゃないとパフェを提供

    • 美しさ+味=美味しい(any cafe)

      その日の札幌は、4月にあるまじき25℃という気温だった。 ちなみについ先月までは氷点下だった。30℃弱の気温差がひと月の間に起こるってもはや砂漠。 しかし暖かい、温かい、それだけで人間の心にはなんとなく余裕が生まれる。 肩を縮こませて、早足で寒さから逃げるように歩かなくて良い。両手をポケットから出してのんびり、流れるように、散歩という言葉がぴったりなように、服の裾をなびかせて自信たっぷりに闊歩できる。 春の匂いがしてどこかしらから桜の花びらがぴらぴら落ちてきて、なんだか祝福の

      • 隠れ家の定義、人が隠れ家と認識したらそれは(nina nino)

        その日行ったのは、ほぼ予約必須の隠れ家的カフェ。 日・月曜しか開いていないうえにこじんまりとした店内で、 それでいてインスタで人気が出るような可愛らしいスイーツを提供しているので非常に人気店で、 それはもはや隠れ家的ではないのかもしれないけれど、それでも佇まいや雰囲気何もかもが隠れ家なのだ。 隠れ家的とは知名度のことを指すのではないのだ。多分。 西区にある「nina nino」は、住宅街にひっそりと建つ、おそらく知らなければスッと前を通り過ぎてしまうだろうそんな外観で、よく

        • 桜、猫、電車じゃなくコーヒー(allee cafe)

          GWなど関係ない職種、足早に得た2連休で何もしないわけにはいかない……と、もう半生分は世話になってる美容師さんに髪を綺麗にしてもらい、インスタで見て以来気になっていたカフェへ。 まさか自分がカフェ巡りを趣味とすることになるなんて思ってもいなかったなあ。 カフェ好きにも色々あるのだと思う。その空間自体を楽しむひと、その空間にいる自分という存在を楽しむひと、将来カフェを開きたいがための勉強であるひと、甘いものが大好きなひと、甘いものを作るための勉強であるひと、建築やインテリアが

        カロリーしか救えない(パープルダリア)

          パフェがでかいノスタルジィ(パーラートモミ)

          元々私は、カフェも好きなんだけど 「カフェ」でなく「喫茶」的なレトロな佇まいや古き良きのようなものも好きで 彩り豊かでまとまりの無い、どこかポップでキャッチーで可愛らしい昭和然としたスイーツや、銀の薄いアルミの皿に盛られたナポリタンやカレーや、喫煙しながらコーヒー片手に新聞を広げ、競馬にヤジを飛ばすオヤジ……そんなありきたりで誰でも思い浮かぶような、「あるある〜」な概念的なものに憧れがあった。 中央区にある「パーラートモミ」は、喫煙や競馬やオヤジの要素は無いけれど、少しだけ

          パフェがでかいノスタルジィ(パーラートモミ)

          デンキブラン的なやつを思い出すレトロ(デンキ茶房)

          日勤終わり、ほえほえ〜と肩の荷を下ろしてパンパンな脚を引きずって、髪はボサボサだし化粧はげはげのテカテカで、それでも今日はどうしても、パフェを食べに行くと決めていた。 すすきのの夜パフェのお店は基本18:00〜オープンなものの、人気店が多く1〜2時間もすれば満席になってしまうことも少なくない。 日勤終わりが17:30、いける、いけるぞう、オープンとほぼ同時に。パフェを食べると決めてからの私はもはや仕事どころではない。 豊水すすきの駅近くにある夜専門の喫茶「デンキ茶房」。 レ

          デンキブラン的なやつを思い出すレトロ(デンキ茶房)

          見晴らしの良い天国でパフェを愛でる(aile cafe)

          春の私はとにかく黙っていられない。 一年で一番、この時期が元気だ。 ちょうどいろいろな花が咲き始めて、青々と草が伸びはじめて、世界が鮮やかになって、桜も咲いて散って、マイナーな種名も知らないような身元不明の虫がやたらと飛び始める。私も木や虫に近い生き物なのかもしれない。 これから夏の暑さがジリジリと近付いてくると、あっという間に終わる北海道の夏に焦り「何かしなきゃ!」感に襲われて少し落ち着かないのだけど、 これから季節が進んでまだまだ雪が降るまで猶予があるこの時期はもう無敵だ

          見晴らしの良い天国でパフェを愛でる(aile cafe)

          夜勤明け花咲きホリディに胃にぶち込むクロッフル(ZIZI COFFEE)

          突飛な題名の方が読んでもらいやすいということに当たり前ながら今更気付いた。そうだよな。 ということで銀魂のタイトルかな?みたいなテンションのものを打ち出したりなどしている。 職場が麻生なもので、北区への出没率が今後は高くなりそう。 新天地に赴く度にGoogleマップを開いて気になる店を探すのが私は大好きなのだけど、麻生〜北34条には本当に色々あって。 有名なgoody goodyや、独多日、一実庵…… &cafeBLANCHEUR、ハトコーヒー、……時間と体が足りない。あと

          夜勤明け花咲きホリディに胃にぶち込むクロッフル(ZIZI COFFEE)

          コーヒーはベリーの香り(poroki coffee)

          北34条付近は、何気にカフェ密集地帯である気がする。 大衆的で煌びやかな女子の多い円山の雰囲気とはまた少し違っていて、仕事帰りにそっと立ち寄って静かに楽しむ、的な。 こちらのポロキコーヒーは北34条駅から徒歩2分とごく近くにある比較的こじんまりとしたカフェ。 そっとした佇まいではあるものの人入りは多く、常連さんと思われる姿もちらほら。 マスターは気さくで話しやすく、初来店の私にも穏やかに対応してくれた。 インスタで見たこちら、「桜のバスクチーズケーキ」がターゲット。 季節

          コーヒーはベリーの香り(poroki coffee)

          オトナでもコドモでもわたしはわたし(KoDoNa cafe)

          JR琴似駅、地下鉄琴似駅から共に徒歩数分のビルにあるカフェ。 不思議な店名のこちらは「一日に、ご褒美を」をコンセプトに、 オトナの我慢を忘れて、コドモのように自由に好きなものを頬張り、今日もコドナになる。が由来。 なるほど。 メニューは各ドリンクのほかサンドイッチ、クリームソーダ、プリンなどカフェっぽいものは網羅。その他、 おそらくメインどころ、かつ唯一無二の「シューパフェ」は、正方形のシュー生地土台の上に芸術的にソフトクリームやホイップが飾られたインスタで人気のメニュー

          オトナでもコドモでもわたしはわたし(KoDoNa cafe)

          アトリエD 札幌住宅街のぬくもりおしゃれカフェ

          小樽に行ってソフトクリームやら和菓子やらをたっぷり摂った翌日。 なんならさらにその前日にロールケーキ1本一気喰いを果たし「しばらく甘いものはいいかな」と思っていた矢先だったのに今私は平気でその時の感情も忘れスイーツを食べにはるばる東区まで来ている。 エンドレス甘味。仕方ない。ケーキ一気喰いした時ですら胸焼けしないんだもの。その前にケンタッキーのチキン3ピースほどさらにぶち込んでいる強靭な消化器官だもの。これだけアホな食生活をしている割には体型維持できている方である。 本日の

          アトリエD 札幌住宅街のぬくもりおしゃれカフェ

          小樽あまとうの甘党のためのソフトクリーム

          洋菓子店「小樽 あまとう」。 小樽に住んでいて知らない人間はいないのではないだろうかというほどのお馴染みだ。 創業昭和4年の歴史。小樽が観光の街として栄える前からずっと地元に根差して愛されてきた。 そして私が生まれた平成初期。ルタオはまだ世界に存在していない。 その頃は小樽でケーキを食すというと「あまとう」がメジャーだった。やれ誕生日だ、やれクリスマスだ、ひなまつり、こどもの日…… 小樽のケーキは他にも「館」「パールマリーブ」などあるが、何かと「あまとう」なのは、街中に

          小樽あまとうの甘党のためのソフトクリーム