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縁と博打の話

カウンセラー1級2年目の授業の申し込みが始まった。2年目と3年目で別々の先生が必修となり、2年目で一人の先生の授業をとり、3年目はもう一方の先生の授業をとる流れ。この二つの授業は重複しては受けられないので、今年をどちらにするか迷った。

ただ、同期の人達の中で私が最年長。あまりワタワタしたくなかった。みんなと一緒に受けられたらいいけど、クラスには定員がある。私は結局『ちょっと「博打」だけど、どちらでもいいと書いて出そうかな』と言った。

 どちらの先生の授業も、今年か来年で受けなくてはならないし、今回人数がどちらかのクラスに偏ったとき、少ないほうに振り分けてもらえたらラッキー。そんな気持ちだった。

するとある若いお母さんが、『それは博打でなくて「縁」ですよ』と言い換えてくれた。なるほどなるほど、どの先生になってもいいのを博打と表現する私と、縁だという彼女。大きな心の持ちようの差があるなと感じた。

縁を信じて彼女と一緒になれたらいいなと思った。彼女もどちらのクラスでもいいと書いて出したようだったから。いつもじっくり考えて聴いて答えを出す彼女。授業でもカウンセラーとして向いているなあといつも思う。だから今年、ご縁があったほんとにうれしい。

そう、縁があって一緒のクラスになれたら、さらに絆も強まるかななんて期待してしまうのだった。

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