見出し画像

民衆の思いの江戸役人?

 今回も事実報道新聞の気になった記事を1つピクアップしたいと思います。


 皆さんは、江戸時代にはどんなイメージをもたれていますか?私は、上が威張り、民衆を虐げ、西洋から遅れていたということを最近耳にします。あたかも江戸時代は傲慢で、悪いイメージばかりがはびこっているように思います。テレビや学校の教科書でもそういったことを目にします。


 では実際はどうなのか?ということでこちらの記事を紹介したいと思います。

 役人の役割は社会活動の利害調整、つまり世の中が円滑に回ることが仕事だった。彼らの仕事ぶりには目を見張るものがあったという。それは彼らが「威張らないことだ」
 彼らは施策を民衆がどう評価しているのか非常に気にしていたそうだ。そのため民衆の評判が悪い政策は撤回することもあったほど。


 江戸の悪いイメージを特徴づけた「農民一揆」。実はほとんどが話し合いで収めていた。一揆の原因の一つは飢餓だったが、それは一次期で発生し江戸時代を通して米不足にはほとんどなく、十分な収穫量があった。


 思っていた江戸時代のイメージとは、少し違ったのではないだろうか。
ではこのイメージは誰が作り上げたのか。

 それは明治政府である。殖産興業・富国強兵で近代国家に脱皮するために、学校教育やマスコミを使って作り上げた。それが今でも色濃く残っている。 

 しかし、明治では様々な腐敗がある。山県有朋の山城屋和助に対する不正融資の山城屋事件、井上馨政府の力を使った民間の尾去沢銅山を奪った事件などの腐敗が多く存在する。

 しかしこのような事実は学校では学ばない。なぜだろうか。

 この記事はほんの1部に過ぎないが、少しでもイメージは変わったのではないだろうか。実際350年続いた歴史には民衆の思いを中心とした政策があったからではないだろうか。

 つづく




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?