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こじらせアラフォーついんずのおせっかい市場調査 Vol.3

こんにちは☺ぽんこついんずです。いや~秋ですね。
秋といえば、ぽんこついんず的には「ファッション!Fashion‼ふぁっしょん!!!!!!」そう、一番お洒落が楽しくなる季節。

もっとお洒落さんになりたいなぁと、Pintarestやinstagramを眺める日々。
でも、外側だけを取り繕ってもなかなかファッション偏差値は上がらないモノ…。そこで、おしゃれのテクニックを学べるファッションルールブックやセンスを磨けるビジュアルブックなど、秋の夜長に楽しめる。
めくるめくファッションブックの世界をご案内します。

というわけで今回のテーマは、徹底調査!服を買うよりお洒落になれる。センスの良いファショニスタへの近道を教えてくれる本はこれだ!

因みに私達はYouTubeで、ファッションデザイナーの生い立ちや生き様を通して、自由な人生の選択をするヒントを発信しています。

10月4日(天使の日)に天国へ旅立った高田賢三さんは、まだ海外移住が当たり前ではなかった時代に、果敢にもパリ移住しながらデザイナーとしてのチャンスをつかんだ方です。ぜひ、一度高田さんのドラマチックな生き様をご覧ください。。

さてそれではレポートと行ってみよう♪

Vol.3 服を買うよりお洒落になれる本!


エントリーNo:1『複雑なタイトルをここに』ヴァージル・アブロー(著)


ストリート×ラグジュアリーブランドの帝王となったOFF-WHITE。そのブランドの創設者こそが、ヴァージル・アブロー。彼が、ファッション業界に於いて絶対的な力を保持したのが、なんと高級メゾンの一角、”ルイ・ヴィトン”のメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任した事に他ならないと思います。それは、アフリカ系アメリカ人では初の快挙だったから。

黒人であるが故に様々な偏見の目と戦いながら生きてきた彼だが、その差別を物ともせず建築家・エンジニアそしてファッションデザイナーとマルチな才能で世界を驚かせた本当に尊敬する人。この本はそんな彼が、デザインのプロセスやクリエイションをカタチにする際の課題を解決策やストーリーの紡ぎ方などを実際に、ハーバード大学デザイン大学院の学生向けに特別講義として行った内容を記録した貴重な一冊となっています。とても淋しいことに、彼は2021年11月28日、ガンで亡くなってしまいました。

現代ファッション界のカリスマ的存在の、ファッション感や生き様を感じることで、もっとファッションを楽しみたくなるのでは?

エントリーNo:2『SAPEURS サプール ファッションで道を切り拓く、サプールという生き方』タリーク・ザイディ (著)


実は、この方たちホントにカッコよくて昔、Twitterでも取り上げたことがありました…。


世界で一番服にお金を賭けているのでは?と言われるサプールとは、コンゴという遠く離れたアフリカに住み、争いを好まない平和主義者たちの集団で礼儀正しく、他者へのリスペクトを欠かさない。
真摯な姿勢で着飾り、ファッションを通して自己表現を行っている彼らのファッションは、サップ(SAPE)と言われているそうです。そんな彼らが何故、着飾ることに生きがいを見出しているのか?
彼らにとってのファッションとは?
とても興味深い観点から、ファッションを感じられる書籍となっています。


エントリーNo:3『人生を変えるクローゼットの作り方 あなたが素敵に見えないのは、その服のせい』


「服を替えれば人生が変わる!」まさにその言葉を体現してきたのが、ニューヨークマンハッタンにある高級デパートでパーソナルスタイリストとして活躍するベティ・ホールブライシュ。この方御年90歳。クライアントは世界中のセレブたち。

そんな彼女の人生は波乱万丈!山あり谷ありの人生の中で見つけた希望の光は、服だった。ドラマのような、ストーリー展開に引き込まれること間違いなし。

そう、服を替えれば人生は変わる。今、何かを変える服に出会いたい方がハマりそうな一冊です。

エントリーNo:4『服を味方にすれば仕事はうまくいく』ジョン・T・モロイ (著


こちらの本も人生を変えちゃう系に刺さる内容。

キャッチコピーは「セックスアピールではなく、サクセスアピールを!」

イメージ・コンサルタントを生業としている著者ならではの目線で、女性をプロフェッショナルに見せてくれるビジネススタイルの創り方や、”仕事服ハック”が並ぶ。

私たちが販売員から営業に転職する際、なぜかパンツではなく、スカートスーツで面接に行くと、一次面接を突破するなんてことが過去ありましたが、それも「異業種×異職種」という難関に未経験で臨む人間にしか出せないフレッシュさ…みたいなものを出すにはスカートが一番だったのかも知れない。
とにもかくにも、早く出会いたかった。そんなビジネスウーマンの貴方ならバイブルになりそうな本です。

エントリーNo:5『リトル・ブラック・ブック』ソフィー・ヴァルキエー (著)


Instagramのフォロワーは44万人。そんなファッションインフルエンサーの目線から、「自分だけの服装」の創り方を解説してくれる本です。特にジェーン・バーキンやブリジット・バルドー等、お洒落の先輩人が、なぜ素敵に写るのかという点を細かく分析しているパートは必見の内容だ。

ワンランク上のファッションや今あるクローゼットの中で出来るファッションの再構築を狙う民の皆様へ。


エントリーNo:6『Martin Margiela: The Women's Collections 1989-2009』Alexandre Samson (著)


1988年設立のメゾン・マルタン・マルジェラ。現代ファッションを変えた6人の才能「アントワープシックス」の一人として知られるが、あまり表舞台に顔をださないことでミステリアスな魅力を放つデザイナー。そんなマルジェラさんがパリコレクションでのデビューから20年どんなデザインを発信し続けてきたか。というマルジェラの歩みが知れる一冊。

数十年という時を経ても、現代の若者に熱狂的に愛される理由とは?なぜ、世界のファッション二スタはマルジェラが好きなのか。きっと、納得できるはずです。

「最近、マルジェラにハマってて…。」とか上辺だけで言ってくる奴らにちゃんとブランドを理解した上で着ているんだというアピールしちゃいましょ。逆に、「なんか、マルジェラ90年代後半からの普遍的なデザインは一生モノだよね…。」とかマウント取りにいっちゃいましょ♪

ブック自体がカッコいいデザインなのでインテリアとしての価値も。


エントリーNo:7 SONYA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 101―ソニアのショッピングマニュアル


この本は、ずっと昔ファッションYouTuberのハズムさんが紹介していてずっと気になっていた一冊。当時は、すぐに売れてしまって再販待ち状態でした(今も品薄ですが…)。

この本は、人気スタイリストで自分自身をお買い物中毒だと評するほどの服好きなソニア・パークさんが今まで購入したファッションアイテムについて語る書となっています。2007年に出された本ですが、紹介されているアイテムやブランドが普遍的で色あせていないモノが多く非常に参考になる内容となります。現在はパート3までが出ているようです。「安いから」だとか「トレンドだから」という理由で服を購入するのをやめて、本当に良いモノやいくつになっても使えるアイテムに出会いたい。そんな貴方の為の指南書です。

エントリーNo:8 クリティカル・ワード ファッションスタディーズ 私と社会と衣服の関係


ファッションの面白さは、社会状況や文化によって変容する。つまり「時代を映す鏡」なのだ。そんなファッションを様々な観点からファッションを学ぶ一冊です。

社会学や民俗学、ジェンダー論など理論から捉えるファッションの変化は、秋だからこそ、吸収しやすいかも知れない。大学以降、新たな学びをしていないそんなそこの貴方。今こそ、ファッションスタディーズの時かもしれません。。。

エントリーNo:9『Peter Lindbergh on Fashion Photography』Peter Lindbergh (著)

2019年に逝去した伝説的フォトグラファー、ピーター・リンドバーグの作品集。彼の写真は、モノクロームな世界観でアイコニックなモデルたちの素顔の魅力を引き出してきた。実は、コムデギャルソンのデザイナー川久保玲が彼に撮影依頼したことで、ファッション写真家として広く認知されたことでも有名なんだとか。

名だたるデザイナーやモデルから圧倒的支持を集めていた彼の作品を集めた作品集は、インスピレーションがぎゅっと詰まった一冊。写真集を眺めているだけで、なんだかお洒落を楽しみたくなるはずです…。

エントリーNo:10 『モード後の世界』栗野 宏文 (著)


日本を代表するセレクトショップ『UNITED ARROWS』の創業者の一人である栗野氏が、筆を取った一冊。今の日本のトレンドを作っているといっても過言ではない方が、いかに時代の風潮を読みディレクションしているかが読みとれる内容になっています。トレンドとは何なのかな?とか日本のファッションについて学びたいと考えている人にはやんわりと理解するのにとても良い本ではないかと思います。

特に、ファッション近代史をとおして日本のファッションの特異性と面白さを紐解きつつ、ファッション業界が向かうべき道を提示している点は、ファッションビジネスをリードしているブランドならでは…。まぁ私達アイロニックツインズは、異端児ファッションが好きなんですけどね…


さて、今回の市場調査では服を買うよりお洒落になれる本をご紹介しました。様々な本を読んでみて、分かったことはこれです!

自分に自信を持つこと。
そしてどんな自分を表現したいか理想を持つこと。


ぜひ、読者の皆様のおススメのファッション本があれば、コメントお待ちしています♪

また、気になるファッションやビューティーコンテンツがあったらレビューしたいと思います。

それではまた~。


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