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海外とつながる

海外と繋がらない選択肢はないほど、世界は狭くなっています。米国がくしゃみすると日本が風邪を引くと言われていた時代が70年代頃だったでしょうか。

今はどうでしょう?

米国だけでなく、EU、中国、台湾、朝鮮半島や東南アジア、南アメリカからアフリカと世界中どこの国とも経済上は政治以上に近く繋がっています。

一般的な海外旅行も日付変更線超えると色紙がもらえていた時代は、旗の下にゾロゾロと移動する団体旅行より、ネット検索でAirbnbの長期やバックパッカーの個人単位になっています。

80年代前半までは、留学はまだ珍しく留学経験があるだけでも就活にはある程度有利に働いていたと思います。しかし、今日では留学、語学研修も珍しくなく外資系に就職希望する人にとって、英語は出来て当たり前で武器にはなりません。

留学含めて、在米20年に加えてヨーロッパやアジア諸国を出張で訪れたりしたから

「海外と繋がる為に大切な事は何か?」

と尋ねられたら、迷わず

自国の文化、歴史の正しい理解

と即答します。

英語を上手に話したりできることではなく、自分のルーツの認識と誇りが根っこにある事が不可欠ではないでしょうか?

他国から繋がってもらえる自分がどういう者なのか?興味を持ってもらえる何かがあるか?自分を通して日本が垣間見れるか?

個人レベルでも日本を代表する外交官だという気概があって良いと思います。

グローバルである前にローカルであれ!

別々の人格である者同士の歩みよりで交わる妥協点というかmutual respectがグローバルと言えると思います。いわゆる下記の「どちらも満たす」部分ですね。

どちらも満たすためには?

自分がない者をどうして相手が認めてくれるでしょうか?帰国するまで一番長かった生活が、シアトルでの16年間でした。遠くから故郷日本を観ていたよく感じたのが、「もっとしっかりと自国に誇りと自信持っていいんじゃない?それがあればこの一線は譲れないという意地も出るはず。」

つながる為には、繋がる先として存在していないと話になりませんね。今の日本はどうなのか?不安を覚えます。

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