同士を募集します。
「最近読んだ本のまとめ」や「夏にオススメの本ランキング」などの紹介記事をよく目にする。なにか本を読みたいときにとても参考にさせてもらっている。そして僕も書きたいと思っている。
素直に紹介すればいいのに、ひねくれ体質の僕にストレートな記事は書けない。だから少しだけズラして紹介していきたい。
題して、「今、最も気になっている本をまとめてみた」
誰トクなのかは置いといて、一緒に気になってくれたら嬉しい。
好きな子が一緒になったらライバルになるけど、気になる本が一緒なったらそれはもはや同士だ。
そう。ただ、同士が欲しいのだ。
ということで、早速始めていきたいと思う。
『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒
2023年本屋大賞第2位に君臨した作品。
本屋大賞とは、全国の書店員がそれぞれ「面白かった本」や「お客様に薦めたい本」などを投票してランキングにしたものだ。本好きの一般人による投票なので、作家の全国大会ではないかと個人的には思っている。
ということは、この作品は全国大会2位ということになる。
じつは僕は2位が好きだ。もちろん、すでに読み終わっている全国1位の「汝、星のごとく」も面白かった。
だけど、ときに2位のほうが面白いことがあるのではないかと思っている。お笑いの大会でも、オードリーや千鳥、かまいたちなど、冠番組をたくさん持つ彼らも2位出身だ。
安壇美緒さんもこれからヒット作をバンバン出すような作家になるのかもしれない。すでに有名なのかもしれんが……
ちなみに。ちなみにだが、銀メダルは「金より良いメダル」と書いて「銀メダル」と書く。ちなみにだが……
『桑田佳祐論』スージー鈴木
すべての世代に愛されている桑田圭祐。メロディーも好きだが、なんといっても、あの独創的な歌詞がたまらない。
深くからだに染み込んでいくような感覚。カラオケでセクシーボイスで歌うことができれば、世の中のほとんどの女性を魅了することができるだろう。音痴な僕は残念ながら対象外だ。
そんな歌詞たちを徹底的に分析して、もっと桑田を好きになろうぜ的な本らしい。桑田ファンとしては気になる。とても気になる。我慢できない。記事を書いてるあいだにポチってしまった。
『777 トリプルセブン』伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の殺し屋シリーズの最新作。
伊坂幸太郎さんは多種多彩なジャンルの本を書くイメージだ。そのなかでも、この殺し屋シリーズは人気シリーズの一つだ。現在3作品を出版されていて、そのうちの2作品は映像化されている。
今回の作品も映像化されるくらい面白いことを期待している。
それにしても題名が気になる。トリプルセブン……「007」(ダブルオーセブン)を彷彿とさせる。果たして関係あるのだろうか。たぶん…ない。
『自転しながら公転する』山本文緒
ぐるぐる思い悩む若者からとにかく共感される作品らしい。もうタイトルがぐるぐるしてるもんね。自転しながら公転するって当たり前だけど、要はぐるぐるバットしながらメリーゴーランド乗ってる状態ってことだろう
今の時代、情報やコンテンツが溢れかえっていて、なにをやっていけばいいのかわからない状態だ。そんな時代に生まれてしまった現代人を少しでも救ってくれる一冊になってくれたらありがたい。
『かがみの孤城』辻村深月
2018年本屋大賞作品。本屋大賞のなかの本屋大賞ともいわれている。
すでに100万部売れているらしい。書籍は1万部売れればヒット作といわれ、10万部でベストセラーといわれる。そしたら100万部はなんていえばいい。う~ん、一言でいうならこれかな
「伝説」
本が売れない時代に伝説の作品が誕生したことに感謝申し上げます。本好きはとっくに読んでるよね。すいません。至急対応します。
『さみしい夜にはペンを持て』古賀史健
はい、わかりました。
以上。終わり。
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