嫉妬する気持ちを大切にしていきたい。
noteを書き始めてもうすぐ4ヶ月が経つ。
少しはマシな文章を書けるようになっただろうか。おそらくない。
おっ、俺って上手く書けてんじゃん、って思ったことが一度もない。手応えを感じたことがない。ヤバい、寂しさを通り越して涙すらでない。
たまに気持ちが走るというか、勢いでプールに飛び込んじゃうみたいな感覚で筆が進むことがある。
それはそれでもしかしたら成長なのかもしれないが……
成長ではないが変わったことはある。
今まで、人の文章をエンタメとして読んできた。シンプルに娯楽として小説を読むかのように楽しんでいた。
でも、書くことを始めてから勉強の意味も込めて読むようになった。
勉強7:娯楽3といったところだろう。
たくさんの記事を読むほど人の文章に尊敬が生まれる。なんでこんな表現ができるのだろう、なんでこんな視点をもてるのだろう、なんでこんなに美しく言葉を紡ぐことができるのだろう。
noteの世界に君臨する人たちを本当に尊敬する。
そんな気持ちと同時に嫉妬する気持ちも生まれた。双子の誕生だ。
人の文章に嫉妬をしたことなんて今までなかったのに。不思議な感覚だ。
僕はすぐに嫉妬する。
野球をやっていたときはパワーヒッターに嫉妬し、青春していたときはリア充に嫉妬し、合コンに明け暮れたときは笑いをとる人に嫉妬した。
そして今、言葉を自在にあやつる人々にものすごく嫉妬している。もうジェラシーエクスプロージョン。
なにかに真剣に向き合っているときに僕はすぐに嫉妬する。
あーそっか。今はnoteに真剣なんだなと思う。
自分なりにめいいっぱい文章と向き合っているのだな。よくわからないけど、よくわからないなりに一生懸命なんだな。
よく、人と比べるなといわれるから嫉妬することは不要な感情だと思っていたけど、大切な感情かもしれない。
南海キャンディーズの山里のエッセイを読んだけど、嫉妬する気持ちが力になることもあると学んだ。
だから僕は、新しく生まれた嫉妬という子どもを大切にしていきたいと思っている。
あっ、もしかして嫉妬を感じたことが自分にとって一番の成長なのかもしれないね。以上。おわり。
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