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発想の原点

認知症の母親と話していると、あまりに突拍子もないことを言い、驚かされる。
最近、施設から帰ってくる自分の旦那がわからなくっている。当然。僕もわからず、旦那ということもある。
ただ、名前を言うと息子の存在がわかるのだから面白い。
ベッドに寝ている父親を指して、あなたの旦那様でしょと話すと、ぽかんとした顔で、"わたしは、男よ" 発言。
思うに、わたしは、男だから、この人は、旦那でないと言いたいらしい。
これには、流石に思わず笑ってしまった。
"ほんとに!xxxxxついてないんだ。"というと、"あ!女だ"と気がつく。

意表をつかれると人間、反応出来ないもので、介護の中、ささやかな穏やかな時間を感じる瞬間でした。

日々認知症の両親のおむつ、パット、お尻拭き、ティッシュ等の介護用品の量は、増加の一途。サポートは、こちらの費用に使わせて頂きます。宜しくお願い申し上げます。