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【DAY3】ヨーロッパ旅行記〜アムステルダム→ベネチア 春にだけ開く公園編〜

3日目。ようやく時差ボケが治ってきました。
今日の目的はチューリップで有名なキューケンホフ公園と、ベネチアへの移動です。

朝活

時差ボケがほぼ治り、早起き習慣だけが残った我々は7時すぎに起床。
お目当てのカフェのモーニングを目指して、アムステルダムの街を歩き始めます。
しかし、やっぱり寒い!!
昨日、一昨日と訪れたお土産屋さんでニット帽を買うべきだった…と反省します。

朝の風景

歩いていると、「アンネの家」を通りがかりました。
第二次世界大戦中にナチスから身を潜めて暮らしていた少女とその家族の家で、今はミュージアムになっています。

家の近くにはアンネの銅像もありました。
小学生の頃にアンネの日記の本を読み、彼女たちの行く末を知っている身としてはすこし心が痛みます。

ミンティーーー

朝食は地元のカフェに。デニム姿の気さくな店員のお姉さんに接客してもらったり、犬も入店していたり、ラフな感じが心地いい。

もりもりのアップルパイと、合法なのか疑うほどの量の葉っぱが入ったミントティーにびっくり。恐る恐る飲んでみると、これがめちゃくちゃ美味しいのです。

日本でも売ってほしい

ホテルへの帰り道のスーパーでミントティーのティーバッグをちゃっかり購入。

キューケンホフ公園

スキポール空港からバスに乗って、キューケンホフ公園に向かいます。
年に2ヶ月しか開園しないという公園。ちょうど空いているタイミングとなれば、行かない理由はありません。

バスで30〜40分ほど走ると、車窓の外には畑が広がっています。黄色やピンクの彩り豊かなエリアはチューリップでしょうか。
日本では見たことがないくらいの広大さです。

地平線

キューケンホフ公園に到着!
寒さも和らいできていて公園日和です。
平日のはずなのに、めちゃくちゃ人が多くてびっくり!

入場してすぐに見るのはやっぱりお土産屋さん。ここにもオリジナルのミッフィーがいてテンションが上がります。

ミッフィーーー

温室にはたくさんの種類のチューリップが咲いています。
日本のチューリップと比べて一つ一つが大きい!!!
色や種類もたくさんあって、さすがチューリップ大国…と感じさせられます。

極彩チューリップ
どでかチューリップ
俯瞰

マップには乗っていない隠れスポットのミッフィーの家。カワイー!!!
けどここも人が多すぎて写真がなかなか撮れません。笑

ミッフィーの家
前衛的ミッフィー

風車や木靴、民族音楽の演奏などの催しもあってオランダ感満載です。

ぱっと撮った風車
額縁

ムスカリを川のように植えたムスカリリバーも圧巻でした。

リバーー
春心地

公園全体が一つの作品かのように徹底的に整備されていて、
年に2ヶ月しか開かないのにも納得。
入場料は結構しっかりめのお値段でしたが、十分元は取れました。

スキポール空港にて

キューケンホフ公園は2〜3時間ほどで見尽くして、再びバスでスキポール空港へ戻ってきました。

夜のフライトですが、街に再び繰り出すには微妙な時間と体力だったので、空港でのんびり過ごすことに。

お土産屋さんでミッフィーをハントしたり、日本食が恋しくなって和食の店を探したり、(近しい店はあったが微妙そうだった...)
ウロウロした結果、大半の時間をバーガーキングで過ごしました。

あ、その前にこんなものも食べてた。

HEMAのコロッケバーガー

早めにチェックインも済ませ、搭乗ゲート前で時間を潰します。
朝に見たアンネの家のことが忘れられず、ホロコーストについて2時間近く没頭して調べました。知れば知るほど理不尽な仕打ちでかなり気分が暗くなりましたが、いい機会だったと思います。
アウシュビッツもこの目で見てみたくなりました。

ベネチア着

やっとのやっとで飛行機に乗り、2時間ほどのフライトを経てイタリアはベネチアへ!
ヨーロッパ間は移動距離が近く、海外旅行という感じが薄くて不思議です。

アムステルダムは比較的英語が通じましたが、イタリアはイタリア語がメインのはずなので言語が通じるかドキドキです。

ホテルから迎えの車が来てくれるとのことで、電話で待ち合わせをします…が、相手のイタリア訛り×こちらの英語力不足の結果
"water saver!!"しか聞き取れません。

ウォーターサーバーらしきものも見つからず、本当に出会えるのか?と不安が高まります。
駐車場の入り口で少し待っていると、黒い大きな車がどかどかとやってきました。
大きいキャリーと圧倒的日本人オーラでなんとか気づいてもらえ、無事合流。

拙い英語でホテルのチェックインを済ませ、やっと部屋に入って一安心!
アムステルダムのホテルより広くて綺麗で落ち着きます。

ふぅー!

部屋に置いてあったカモミールティーに癒されながら、長い一日を終えました。


つづく

読んでくれてありがとー