祭りの記憶
金魚すくいに射的。
りんご飴にかき氷。
人それぞれの祭りの記憶が、ある。
祭りには夏らしく明るい記憶が似合うんだ。
学校で会ういつもの友だち同士、なぜかすごくテンションが上がる。
食べ慣れているフランクフルトや、から揚げでさえもとびきりの美味しさに感じる。
夏休みが終わるだなんて考えることもなく
楽しくエキサイティングな時間。
ただ楽しむためだけに毎年驚くほど人が集まり、たくさん笑い、そして平和で楽しい記憶を作っていく。
ボクもわが子にこんな記憶を作ってあげたい。
祭りって
無邪気にはしゃいで、
好きなものを食べたり飲んだりする時間。
いつもならあまりできないわがままや
ナマイキなしぐさも、この日ばかりは大人も許してくれるにちがいない。
「とにかく早くこの日が来てほしい」と祭りを楽しみにして
「ずっとこの時間が続いてほしい」と惜しむ記憶を。
ボクにはない記憶だけど、わが子に作ってあげたい。
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