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不器用に生まれたことを誇りに思う

不器用な人ほど器用になれる

僕は不器用だ。

高校や、大学に進学したり、新しく習い事や、バイトを始めたとき、
いつでもスタートが悪い。
別に、手を抜いているわけじゃない。
むしろ、自分の不器用さ加減を知っているから、結構本気で取り組む。

結局、気の合う友達を見つけられなくて、無理して人間関係を作ったり、
仕事の呑み込みが悪くて、怒られたり。

もしかしたら、自分はたまたま向いていないことをしているだけで、
実際は要領の良い人間かもしれないと希望を持つのはやめた。

不器用な人は、人一倍苦労するし、嫌な思いもする。

20年以上生きてきて、不器用なのが理由で結構苦しんだ。
特に呑み込みが悪くて、何をするにも誰よりも遅れを取るからだ。

よーいドンで初めて、人並みにできたためしがない。
算数や、国語はもちろんのこと、跳び箱や縄跳びだって、、

学校の時だけじゃない、

当時、任天堂DSを使って、友達と通信対戦する遊びが流行っていた。
僕も、友達とポケモンやマリオカートで戦ったが、
まあ本当に勝てたためしがない。

何やってもダメなんだな、、、
すごく、ネガティブになったことを覚えている。

ぶきっちょさんにしかわからないことがあるんだよ

少し大きくなって、
自分が不器用で、
人と同じだけの努力では、必ず負ける
ということを理解した。

それからは、
テストで必ず結果が出せるように勉強法を工夫して、
成績上位を取った。
熱中したゲームに限っては、
インターネットと攻略本を駆使して地元ではトップクラスの実力を得た。

ある程度の能力を得てからは、少し世界が変わった。
特に、勉強に関しては、困っている人を見つけたとき、
何に困っているのかを理解することができるようになった。

自頭の良い子が、
「普通にやったらできる」
というところを、

僕は、
「式とグラフのイメージができるようになると解ける」
というように、
どうしてわからないのかを理解してあげられるようになった。

つまり、
つまずきやすいポイントを先回りしたり、
わからない気持ちを理解できるようになったのだ。

不器用に生まれたことを誇りに思う

不器用に生まれたことを、
なんて運が悪いんだ、、
器用なやつは、なんでもホイホイできていいな、、
後ろ向きな気持ちでとらえることが多かった。

でも、今は違う。
不器用は、捉え方次第で、長所だ。

不器用なりに、あがいてみて、
部活や勉強である程度結果を残してみて思ったのは、

器用な奴が3日間で
不器用な僕が7日間かけて
スキルを会得したとする。
同じことができるようになったとしても、
確実に僕の方が上だ。

遠回りした分、たくさんの失敗と経験を積んでいるのだ。
器用な奴には理解できないこと知っている。

効率も大事だけど、
時間をかけないとわからないこともいっぱいある。

不器用に生まれたということは、
それだけ多くのことを経験するチャンスを与えられたとも捉えられる。

**不器用な人は、人一倍、嫌な思いをするし、苦しいし、
何より、自分のできなさ加減にイライラすると思う。

でも、その壁を乗り越えられたとき、
不器用れあればあるほど、大きく成長できる。**

そうやって信じて、これからも頑張ります!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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