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普通の人は死にたいと思わないらしい

こんばんは。
普通の人は死にたいと思わないらしいです。
ネットで見かけて驚きました。

私は小学生の頃は周りを、中学生以降は自分のことをしんでしまえと思っていたように思います。
特に最近大切な人を亡くしてから(前回の記事ですね)更にそういった気持ちが強くなりました。


今回思うのは、そういう風に考えている人に安易に色々な言葉をかけていいものかというものです。
例えば、生きていればいいことあるよとか、死なないでとか。
それってすごく無責任な発言じゃないですか?
その人の地獄って、その人にしかわからないのに。
一見して幸せそうなあの子も、実は真っ黒な地獄を抱えて生きているかもしれないのに。

他人の地獄はよほど踏み入れない限り、片鱗も見えないものと思います。少し親しいくらいじゃ見えないです。

それを簡単になかったことにしてしまう発言は如何なものでしょうか。
私がもしそのようなことを言われたらきっと、その人との差を改めて感じて自分の地獄の深さを実感すると思います。幸いそういった事を言われる環境にはいませんが。


自分の地獄は自分にしかわからないんですよね。
だから死にたいと言う人を私は気軽に引き留めることはできません。
その人が今までどんな地獄をみて何回乗り越えてきたのか、他人の私には絶対すべてをわかることなんてできないから。

だから私はじぶんで自分を刺します。
物理的精神的とあるとは思いますが、本質は変わらないでしょう。

でも、自分で刺して刺して刺しきったあとに抜いた刃物が、これからの自分の武器になることってきっとあると思います。
そう考えたら、刺した数だけいつかの私の糧になる。
自分を削ることで、誰かの気持ちを理解することができることもありますよね。
つくづく、強く優しくありたいと思う毎日です。
この刃物が全部誰かのために使える日が来ますように。


#コラム

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