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おきのえらぶ島滞在記no.2 -1人旅も、寂しくないよ -47 hostel

約14日間の滞在中、朝から晩まで外に出ず、ホステルで過ごした日もありました。とっても居心地の良い場所だったのです。

私が宿泊したのは、フェリーが発着する和泊港から車で約5分くらい、和泊町の漁業協同組合のすぐそばにある、47hostel(よんななほすてる)です。

↓朝方、宿の外に出てみるととこんな景色がみられる場所でした。

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1. 価格、2000円代から泊まれる…!


宿には何種類かタイプがありますが、私が宿泊したのは一泊2300円と、お値段安めのドミトリーでした。

2000円代で宿泊できるとなると、水回りの清潔感など、気になるかたもいるかもしれませんが、ここは本当におすすめです。

↓木の板に囲まれた、一人用ベッド

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↓お部屋マップ。ドミトリー以外にも、家族で泊まれるサイズのお部屋もあります。

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2. ありあまる清潔感

-水回りがきれい…もとはお寿司屋さんだった建物を改装されてから、まだ一年もたっていないとのことで、床も台所もきれいでした。館内用にスリッパが用意されていたのも心地よかったです。

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-そこら中いい香り…部屋の隅にはフレグランスがおかれていて、落ち着く香りがしました。

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-洗濯機と乾燥機が使える
衣類だけでなく、靴の乾燥機も使用できます。

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3. 共同スペースに焼酎が!

2階の中心には共同スペースがあります。スリッパを脱いで、座ってくつろげる場です。「宿泊施設」というより、お家の一室のような、ゆったり感。


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この場所にはポット、カフェオレ・茶葉もおかれていたのですが…

芋焼酎と、黒糖焼酎が置かれていました。お酒が置かれているホステルは初めて見ました!!

私はコロナの影響もありで交流はできなかったのですが、1人で晩酌していたら、旅人と出会い、歌を歌い…なんてことになるのでしょうか…なんにせよ、他のお客さんと仲良くなるっていうのは、ホステルの醍醐味ですね。

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ちなみに、共同スペースにあるテレビの前にはこんな張り紙がありました。「鹿児島テレビと沖縄テレビを両方見ることができるのが和泊町の特徴」とのこと。

実際に住んでいないとなかなか知ることができない情報です。

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4. 宿から外へ、導線がいっぱい


もともとはお寿司屋さんの空き店舗だったところを活用し、「交流型」店舗として生まれたホステル。

商店街では、店を閉める方も増えていますが、そんななかでも旅人と地元の人が交流できるようにと、いろいろな工夫がされていました。

例えば・・・

○小回りの利く自転車

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この自転車に乗って島を探索し、この荷台にいろいろなものを積んで帰ってくることができる~という夢のような自転車。

私はこの自転車で往復約7キロくらい走りました。坂道もグイグイ行けちゃう。


○ 宿の周辺マップ

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ホステルのオーナーさんが手書きで書いたマップがありました。これをもっていれば、人見知りでもふらっと立ち寄れそう!!

食事処、土産物店だけでなく、コンビニ・スーパーも記載されているので、自炊中心の長期滞在をする人にも便利です。

○ホステル1階の鉄板焼き屋さん
-宿のとなりには、鉄板焼き屋「ささがわ」さんがあります。陽気な店主さんの絶品鉄板焼きが食べられます。

…もやしと豚肉の鉄板焼き、シンプルな組み合わせがおいしかったです!家でもできそうな組み合わせですが、家で焼いてもあの味にはならないのはなぜでしょう(笑)

↓カマンベールチーズの鉄板焼き

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5. お寿司屋さんをDIY


ホステルを運営する市来さんに、ホステルオープンの経緯について伺いました。

DIYを7年ほど前からはじめた市来さん。はじめたきっかけは、自宅の庭に子供たちが使えるようなデッキを作るためでした。そこから、手掛ける幅が広がり、古民家を改装することになったそうです。

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はじめてのDIYプロジェクトでは、長年間手つかずだった古民家を島の人々と一緒に改装。その場所は古民家旅館「MI-YA」として、島民の地域コミュニティとしても使われています。

47hostelは、私が宿泊した当時は日々改良中とのことで、滞在中、市来さんがホステルをDIYする場面に何度か遭遇しました。キッチンの使い勝手がよくなるよう、新しく食器ホルダーを設置したり、足の不自由なかたが泊まられるときは、階段の手すりを新しく付け替えたりされていました。

建物の中が少しずつ変化している様子を見るのも楽しかったです。

6. さいごに

一人旅をしていると、たまに寂しさに襲われることがあるかもしれません。でも、47hostelならきっと大丈夫です。商店街に遊びに行く地図だってあるし、1階には鉄板焼き屋さんがあります。共有スペースには焼酎もあります。むしろ、帰りたくなくなるかも。

またいつか行きたいと、思います。

沖永良部島に行かれる際は、ぜひ行ってみてください。

47 hostel(よんななほすてる)
*素泊まり…ドミトリールーム1名/2,300円(200円で朝食付き)~
※取材は2021年1月に行いました。詳細はHPまたは直接お尋ねください。
HP https://47hostel.business.site/?fbclid=IwAR12dWKC-uZWGRpjX8ILWwFjibQouOswJr-cUs1c6qBjYj6zpbxsB9zMFFk



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