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『婚活1000本ノック』第2話のわかりみが深い件

言葉で言い表せない「なんかムリ」

「みんな何かしら妥協して結婚してる」

共感しかない…。
 
 

録画していたドラマを見始めたわけですが、婚活していたから、身に詰まる思いで見ています。

『婚活1000本ノック』
 
笑いあり、考えさせられるシーンあり。テンポも良くて、面白く拝見しています。


【ざっくりあらすじ】

主人公の南綾子は、33歳の売れない官能小説家。

年下イケメンの山田と甘いひとときを過ごす中、
「彼氏ができたら温泉旅行に行きたい」
との発言に対し
「それを叶える」
と約束する山田。

バラ色の人生が始まるかと思いきや、山田はとんだクソ男。音信不通の上、捨てられてしまう。

傷心中の綾子の元に、山田が訪ねてくるのだが、彼は遊びで付き合った女性に刺されて死んでしまっていた。

幽霊となった山田が、現れたのには理由があった。死ぬ前にした約束を1年以内に果たし、成仏しなくては、虫に転生してしまうと言うのだ。

つまり「彼氏と温泉に行きたい」という綾子の願いを叶える必要があるのだ。

そして、婚活サポートを申し出る幽霊・山田と売れない官能小説家の綾子との奇妙なバディが結成された。

果たして綾子は幸せへと向かうのか・・・!?


というのが、第1話。

そして、第2話から本格的に婚活が始まっていく。

2話で綾子が行ってみたのが「ペアシート婚活」

半個室のような仕切られたペアシートで、プロフィールを交換し
1対1で会話する。時間がきたら男性が1つずつ席を移動していき、最後、交際希望の人の番号を書いて提出。

マッチングが成立すれば、晴れてカップルとなる。

婚活パーティで体験したな、これ💧ペアシート婚活って言うのね。

【第2話あらすじ】

綾子は、外見じゃなく中身で、相手を選ぶことを決意し、ペアシート婚活に臨んでいた。

そこで編集者の男性と知り合い、見事カップリングが成立する。

自身が官能小説家であることを打ち明けても、引くことなく受け入れてくれ
性格も悪くない。

…しかし、前髪の形がハート型、正にお菓子のハートパイ。

食事デートに行くものの、外見の諸々のクセが気になってしまう。条件は悪くないが、「なんかムリ」

言語化できない生理的な無理さに悩む綾子。結局、ハートパイとは交際終了してしまうのだった。
 


なんかムリ」という表現できない無理さに苦悩する綾子が、まんま結婚相談所で活動してたワイやないか😂

結婚相談所で何十人と、見合いしていく中で、同じような体験を幾度となくしてきました。

条件は合ってるけど、違和感がある
なんかムリ

そして、ハートパイとの交際に思い悩む綾子に、山田が言った言葉も突き刺さりました。

「みんな何かしら妥協して結婚してる」

確かにそんな気がしてたんです。相談所で活動している時。
 
 

マッチングアプリと同様、相手のデータを検索してお見合い申し込むんですけど、それってお互いの条件の擦り合わせなんですよね。

機械的にというか。

だから、申し込んでも申し込まれても、お見合いする段階では、ある程度お互いに条件をクリアしているわけです。

そこから、話をして相性とか雰囲気を確認して、交際に進むか否か、
という流れになります。

そして、私はお見合いの段階で8割方

「なんかムリ」

が発動してしまうのです。要は、カエル化現象です🐸

 
因みに、私が相手に求める条件は、

・ギャンブル、タバコをしない
・穏やか、一緒にいて居心地のいい人
・初婚
・同世代(±5,6)

身長、体重、職業、年収には、拘りはありませんでした。
特に相談所では、年収を気にする人は多いようですが、私自身、非正規でも、それなりに貯金をしているので、年収より金遣い荒くないか、貯金できるか、が重要かなと考えていました。

そんなに難しい条件を立てていたわけではないので、
条件検索で出てくる人数は、それなりにおり、お見合いもそこそこできていました。

しかし、お見合いしても違和感が生まれることが多く、次になかなか進めず仕舞😢

恋愛体質ではないので、余計に難しく辛かったです。

綾子が言う「なんかムリ」の分かりみが深いすぎる・・・。(少し違うのは綾子は惚れっぽいタイプであること)
 
 

ドラマで綾子は、髪型、笑い方、食事中の差し歯消失などで、結婚生活を想像できず、「なんかムリ」を感じていました。

生理的な無理さは、なかなか言語化するのが難しいのですが、相談所での活動は効率的に動かないとならないので、私は違和感の正体は何かを考えていました。

その中で、私のムリさは主に、2つだという結論に至っています。

・青ヒゲ、無精ヒゲ

・自分本位な話し方

条件的にクリアしても、これがあるとどうしても違和感が拭えず
仮交際に進んでも、違和感が増すだけで進展しません。

マスクしている人が外すタイミングで、いつしか

『ヒゲ濃くありませんように、ヒゲ濃くありませんように』

と願うようになりました(笑)

そして、数々のお見合いと交際に挫折しながら、山田の言う

「みんな何かしら妥協して結婚してる」

と考えないといけないかな、とも思ってきました。

しかしながら、これは

打算で結婚するのであれば

に限られるんじゃないかと、自分の中では感じています。

結婚をメリットデメリットで考えるのであれば、そうなるんだと思うのです。

この人なら一緒にいたい

と思える相手なのであれば、妥協という言葉は出てこない。(・・・はず、多分)

相談所では、そのシステムの関係上、どうしても条件ありきになってしまうのですが(それが良い悪いではなく)私にはそもそも相談所が合わなかったんだと、ドラマを見ながら余計に腑に落ちました。

 
 
 

今後も綾子の婚活奮闘ぶりを見守っていきたいと思います。

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