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赤ちゃんとなり、やりたいことをやるべし

まずはぬこー様ちゃんの漫画をお読みください。

読んだ感想↓
なにこれ、もしかして老荘思想のこと言ってる???
老荘思想とは大昔の中国の老子、荘子が言ってた考えのことです。
概要を簡単に書いた記事もあるので是非よかったらお読みください。

漫画から感じる溢れんばかりのタオイズム。
そのことについて書いてみようと思います。

お前は赤ちゃんのようにいられるか? by老子

老子は赤ちゃんの感覚を持つことで、世界の理や流れを感じることができ、自然に則って生きることができる、と説いています。

人間は、金持ちか貧乏か。偉人か凡人か。美しいか醜いか。
そんな区別をどんなことにもしています。
しかし、それは相対的なものであり絶対的なものではありません。
相対的に見る場合も人間から見ての判断軸その区別に大した意味はない、としています。

一つ例を挙げると、誰もが認める絶世の美女がいるとします。
しかし、川にいる魚から見たらどうでしょう。
どんな美女でも人間、という判断軸でしかなく、近くに寄られれば魚は一目散に逃げます。

人間からすれば価値のあるものも、魚には理解できません。

話を戻すと、赤ん坊の時はそういう分別に囚われず、ありのままを本能で感じられるということです。
本当にやりたいことはなんなのか、それを本能で感じ深く考えず衝動のままにやれということなのです。(そう言っていると思うのです)

赤ちゃんの弱さや柔軟さこそが、老荘思想的には最も強いものとされています。

知識が多い奴ほど悩む。名人上手ほど苦心に苦心を重ねる。by荘子

知識を増やせば悩みが減ることはなく、悩みはさらに増えてしまう。
名人になればなるほど、さらに苦心は増えてしまうのだそうです。

老子知識を増やすのではなく、減らす方が自然の理に近づける。そう考えると赤ちゃんは最強と言えます。

大人の理性は色々と理屈を集めてきて、やらない理由を補強してしまいます。戦略、作戦は意外と行動を止めてしまうことにつながってしまいます。
一度なんも考えないで、やりたいことをやっちゃう衝動に任せる必要があるってことだと思います。

僕も漫画描きたい

自分も漫画描きたいなーと思っていたところだったのと、老荘思想にかぶれていたことで、その内容にドンピシャだったのが心に響いた理由です。
老子が唱えた「道」とは宇宙創生のビッグバンのことでもあるので爆発して宇宙が出てくるのもバリ老荘思想です。
宇宙規模で見ればみんな同じというのも前述したように「無分別」です。
赤ちゃんになれ!赤ちゃんはすごい!というのも老子はめっちゃ言ってます。

そんな感じで、漫画を書くのは結構ハードル高いな、と思っているので自分の考えたことをアウトプットする練習としてノートを書き始めています。
日常でちょっと引っかかったことをメモして、それを広げて二、三段階掘れば毎日ブログ記事くらいにはなりそうだと感じているところです。
しばらくこの訓練を続けてみたいと思っているところです。ではまた!