#140 そいつは、まだ私の中に、いた
3か月ほど前のnoteで、私がパニック障害だということを書きました。
最近は調子がよい期間が続いていて、自分がパニック障害であることも半分忘れていたほどでした。
しかし、そんな簡単に治るはずありませんでした。
先日の部活の演奏会で、ホールで他校の演奏を聴いているとき、「そいつ」は騒ぎ始めました。
なんのきっかけもなく、心臓がギュッと締め付けられ、呼吸が出来なくなります。だんだんと体中が震えてきて、死への恐怖が私を襲います。
分かっていたはずでした。完治はしないこと。この病気と付き合っていくしかないこと。
でも、悔しかった。
このまま何も起きなければ、完治したといってもいいくらい調子がよかったのに、突然やってくる発作。
何度も受け入れて、そのたびに悲しくなり自分を信じられなくなる。それでも、前を向き調子も上がってきたところでまた発作。
この繰り返しです。
しょうがないとは分かっていても、たまにすごく落ち込むこともあります。
そんなとき、いつも何も言わず特別扱いすることもなく、そっとしてくれたのは家族です。
家族は私を信じてくれています。
だから、私も自分のことを信じてあげたいと思います。
いつもありがとうございます!