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#170 吹奏楽部にマネージャーはいかが?②

前回の記事はこちら↓

この部活には「マネージャー」が必要だ!と思い立ち、勢いで提案書まで作ってしまいました。今回は、提案書の内容をざっとまとめてみました。


<提案>

この部活に「マネージャー」という役職を作ること。ここで言うマネージャーとは、部活の環境を整える仕事に集中する役職であり、楽器は担当しない。もしこの提案が通れば、来年度は私がマネージャーをやりたい。

<提案の理由>

・高2の負担を減らしたい。


部員一人ひとりが成長し、楽しめる部活にするためには部活の環境を整えることが必要不可欠である。しかし、今までのように楽器とそれぞれの仕事をこなすのでは負担が大きい。そこで、マネージャーという専門の役職を作ることによって、よりよい環境・それによってよりよいパフォーマンスをすることが期待できる。

・先生が忙しすぎる。


顧問の先生は学校の中で管理職をしていて、授業も担当している。ほかの仕事も多い。そんななか、部活にもいつも全力で向き合ってくださる。いつもフラフラである。健康上とても心配。私は、先生の助けになりたい。先生の仕事の中に私にもできることがあるかもしれない。先生の負担を少しでも軽くしたい。

・もっと後輩を大事にしたい。


今年度のコンクール練習期間は中1は別メニューで練習していることが多かった。私にはほったらかしにしているように見えた。コンクールには出場しないにしても大切な仲間であることには変わりない。もし私がマネージャーになったらコンクール期間中の中1の練習をサポートしたい。私には楽典知識が無いので「どうすればもっといい演奏ができるのか」「ここはどんなイメージで何を表現したらいいだろうか」など一緒に考えていきたいと思う。

・選択肢を広げたい。

もしケガなどで楽器を吹けなくなったら、普通は退部を考える。けれど、マネージャーとしてならその後も部活に関われる。そんな選択肢を後輩に残したい。

・「本当は続けたいのに…辞めるしかない」をなくしたい

楽器を吹くこと自体はとても好きだけれど、人間関係がつらくて部活にいづらい。そう思った経験は誰にでもあるだろう。そんなとき、先輩でも後輩でも同級生でも顧問でもない「マネージャー」という存在がいたらどうだろうか。話しにくいことも相談できるかもしれない。私は自分の経験から「辞めたい」という人を無理やり引き留めることはするべきでないと思う。しかし、少しでも「やりたい」という気持ちがあるのならばやめてしまうのはもったいないと思う。つらくなったり悩んだら、気軽に何でも話せる存在がいれば辞めて後悔するということもなくなるのではないだろうか。部員のメンタル的なサポートにおいてもマネージャーは必要である。


これが私が「提案書」に書いた提案とその理由のざっくりとしたまとめです。実際のものにはこれに加えて具体的な仕事の内容、メリットデメリットを書きました。
この提案が通るかどうか正直五分五分という気がしています。なぜなら、マネージャーという仕事は今までなかったものだからです。今までなかったのは必要なかったからです。

今、私はこうして提案をしようとしています。提案が通らなければ、今まで通りファゴットに全力を注ぐだけです。

結果報告はまたどこかでしたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。

いつもありがとうございます!