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【教員に新たな負担🧑‍🏫】電動キックボード導入に伴い【また研修会】

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
今回は何かと忙しいと言われる教育業界の闇について暴いていく、
自称大人気企画、「教員の闇シリーズ」です。

さて、最近各地で導入が検討されている「電動キックボード」について、青森県でこんなニュース記事がありました。

県教育委員会が開いた安全指導の研修会で、
今年初めて行われたのは電動キックボードの試乗体験でした。
高校などの教職員約50人が参加し、
交通安全指導を行なうために実際にキックボードに乗って操作方法を学びました。

県教育庁スポーツ健康課 下山善久指導主事
「初めて体験する先生方が多かったように思えますので、まず一度実際に電動キックボードに触れる機会を設けられたことは良い機会だったと思います。」
教職員たちは今回の研修会を今後の指導につなげたいとしています。

教員の仕事また増えとる!!
やめて!!

英語にプログラミングにコロナ消毒に抗原検査に今度は電動キックボード!!!

もう何でも屋さんやないか!!!

はい、完全に何でも屋さんです。

よくないですよね。
働き方改革が叫ばれ、教育業界は対応が非常に遅れているとされていた中で、また、このようなニュースが現れました。

現職員として非常に残念に思います。

しかも、電動キックボードで登校している生徒いないんですよ??
青森県は「将来の普及を見据えて」と言っています。

今やることか??

早く帰ろうぜ。なあ。
仕事あんまり増やすなって。

ただでさえ残業代が固定で基本給の4%しか出ないんだぜ?

そんなんで良いのかい!!

私、思うんです。
教員の残業が増え過ぎてしまっているとよくニュースで言われますよね。

はっきり言います。
「やらんで良い仕事しすぎ」なんです。

原因は、
・やらんで良い仕事を文部科学省が持ってくる。
・やらんで良い仕事を教育委員会が持ってくる。
・やらんで良い仕事を学校の校長・教頭が持ってくる。
・やらんで良い仕事を同僚の教員が持ってくる。
・やらんで良い仕事を教員本人が自らやる。

これにつきます。

良い意味で意識が高いんですけどね。
でもこの結果が、過労や鬱の増加じゃないですか。
教員の皆さん、やりすぎです。

もっと大胆に切れる仕事なんていくらでもあります。

・朝晩の登下校指導
・謎の文書作成、学級通信、学年通信、謎の冊子作成
・行事などでの全教職員、現場にいなさいルール
・家庭へのおせっかい電話、家庭訪問
・参加者の1、2割しか喋らない職員会議
・部活
・生徒一人一人への丁寧すぎるコメント

などなど、
もちろん「やったほうが生徒のためになる」のは否定しませんが、
別に「やらなくても良い」んですよ。

私は、仕事は削れるだけ削っています。
流石に完全拒否できる勇気はないので、たまには「やらなくても良いことしているなー」と思ったりもしますが、
「できるだけやらない」と心がけたことで、
結構5時台に帰れています。
早く終わらせて4時台に帰ることも度々あります。
逆に、7時以降に帰ったというのはここ半年ないんじゃないでしょうか。

同僚の方がどう思っているかはわかりませんが、
我々はサラリーマンです。

会社や地方自治体に雇われた人間にすぎません。
定時に帰って悪いことなど本来ないのです。

逆に現場で作られている、まるで「早く帰ることがよくない雰囲気」こそが「悪の根源」だと思います。
みんなが全力で早く帰る雰囲気を作らなければいけない。

そして、もう一つ言いたいことがあります。

みんな、成果を気にしすぎなんです。
良い格好をしようとしすぎなんです。

教員は管理職に良い格好を見せようと頑張りしすぎるし、
近くの教員を巻き込んだりする。

管理職は、他校や地域の人、そして教育委員会に良い格好をしようとしすぎて教員の仕事を減らそうとしないし、

教育委員会は他地域の教育委員会や文部科学省に良い格好をしようとして学校の負担を減らそうとしないし、

文部科学省は国民や内閣、議員に良い格好しようとして各地教育現場の負担を減らそうとしません。

格好つけんなよ!!!!
教育で一番大事なのは、生徒が自己肯定感を持って人生を楽しめるようにすることです。
生徒とのコミュニケーションこそ、我々教員が大切にすべきことです。

何かを始めるなら、何かを捨てる。
これまでの教員は、何かを追加しすぎた。

「何も始めずに、何かを捨てる」
もしくは
「何かを1つ始めたら、何かを2つ減らす」

このどちらかのスタンスでやらなければなりません。

定時まではしっかり働いて、子どもたちといっぱいコミュニケーションをとる。
ただし、定時以降はきっぱり仕事をしない。

これが何より大切です。

こうすることで、日々の活力が生まれ、余計なことにイライラせず、
快く生徒と接することができます。

さあ、管理職、教育委員会、文部科学省の皆さん!
電動キックボードの研修会廃止をよろしくお願いします!

未来の教育業界のために!!


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