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【⚪︎⚪︎最多時期】夏休み明けに注意!親や先生が気をつけるべきこと☀️

こんにちは!ポジティブ先生です。
8月も終わりが近づき、学校は2学期が始まろうとしていますね。

夏休み明けは久しぶりにクラスメイトに会えるので、ワクワクしている子どもたちもたくさんいると思いますが、実はそうじゃない子供もたくさんいるのです。

そうです。
実は夏休み明けの9月は子どもの自殺件数が最大となる月なのです。

大切なお子さんが夏休み明けに苦しい思いをしていることに気がつかないと、一生かかっても拭いきれない後悔に覆われる可能性もあります。
本日は夏休み明けに気をつけるべきポイントについて私なりの見解をお伝えできたらと思います。

まず、こちらが18歳以下の自殺数の月別の推移です。

自殺数の月別推移

明らかに9月にその数が多くなっています。
自殺に至ってしまう具体的な原因は様々あると思いますが、その1つに生活習慣の乱れがあります。

夏休み中に遅く寝て、遅く起きる生活が定着してしまっている児童・生徒は特に中高生を中心に多くなります。

するといざ2学期が始まって早く寝なきゃと思っても、生活リズムが狂っているので早く眠れないのです。

ただ、学校には行かなければならないため、早く起きて、
結果的に「睡眠不足」の状態で日々を過ごすことになります。

そしてその睡眠不足がきっかけになり、鬱症状が出てしまったり、物事を前向きに捉えられなくなってしまいます。

「睡眠」は人間の三大欲求の1つです。睡眠を疎かにするダメージは計り知れません。

また、睡眠不足は食欲の低下を引き起こすこともあるため、そうなると三大欲求のうち2つが阻害されてしまったことになります。

こんな状態では、もはや健康に過ごすことは不可能です。

子どもたちがこうならないためにも、親や教師、周囲の人が注意してなけければなりません。


さて、

ではどうすれば夏休み明けの子どもたちを最悪の選択から守ることができるのでしょうか。


私なりの答えはこうです。

子どもたちの存在を肯定する声かけをしてあげて下さい。

生活リズムが狂ってしまった子どもたちの健康状態は著しく悪いです。
そんな時に、親や教員から心無い言葉をかけられると子どもたちは余計に辛い思いをしてしまいます。
特に夏休み明けは「宿題」だったり「遅刻」など怒られる要素が盛りだくさんあります。ついつい叱ってしまいがちですが、それは子供達にとって
「追い討ち」になってしまうのです。

グッと堪えて、

「頑張って学校に来てくれてありがとう」
「ちゃんと学校行ったんだ!すごい!」
「久しぶりの学校だから無理しなくて良いからね。あなたの健康が一番大事だからね」

と言ってあげましょう。

それだけで、悩みを抱えている子たちにはものすごい救いになるでしょう。

人間の幸福感というのは科学的に研究が進んでおり、
身近な人からの愛情を感じる時にオキシトシンという幸せホルモンが分泌されます。

あなたの子どもや児童・生徒に、存在を肯定する言葉をたくさん投げかけてあげて下さい。

「あなたのことが大好きだよ」「久しぶりみんなと会えて嬉しい!」

どんな言葉でも大丈夫。そこに愛情があれば、子どもたちはちゃんと
感じ取ってくれます。

日本の子ども達にとって幸せな9月になることを願っています。

【無料で使える匿名のチャット相談所:あなたの居場所】
電話慣れしていない現代の子にとって相談しやすい場所だと思います。
状態が悪化する前に、ぜひこういった相談所の存在を大切なお子さんに伝えてあげて下さい。


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