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【頭がカタイ人は】考える力・思考力を鍛えるために絶対に必要な第3の領域とは?【図解あり】

● 頭がカタイと言われる
● あの人はなんでそんなこと知ってるの?
● 考える力、思考力ってどうすれば高まるの?

上記のような悩みに応えるべく、思考に大切な第3の領域を解説していこうと思います。この領域を知っているか否かで考える力は大きく変化します。
第3の領域を展開せよ!それでは、解説していきます。

考えるとは3つの領域を意識すること

考えるとは?3つの領域

はじめに結論です。上図が考える力を示す3つの領域です。
これは我々の身のまわりの出来事や事実を「知っている」「知っていない」で分けた考え方です。

単純に考えると「知っているか」「知らない」の2択になりそうな気もしますが、じつは少し違います。少し観点の違いを取り入れて3つの領域に分類しているのが大きなポイントです。

では、それぞれ解説していきます。


第1領域:知っていると知っている

まずはじめに「知っていると知っている」です。

これは非常にわかりやすく、我々が既にインプットされていることです。例えば、学生時代に勉強した英単語であったり、歴史上の出来事であったり。

もっともイメージしやすい領域です。

第2領域:知らないと知っている

ふたつ目に「知らないと知っている」です。

これは「〇〇についてググってみよう」「〇〇って英語でなんていうか知ってる?」と他人に聞くように知らないことを自覚している状態です。

もう少し深堀りすると、知らないから知るに向けて何らかアクションが打てる状態であり、知識を得る直前の状態になります。

第3領域:知らないことすら知らない

最後に本記事の最大のポイントである「知らないことすら知らない」です。

世の中のほとんどの人にとって、ほとんどがこの第3領域に当たります。
第3の領域のことは、その人にとっていわば「未知の領域」になりますよね。

例えば、民事訴訟を起こす際には弁護士さんを雇うと思いますが、弁護士さんから提供される知識や情報はほんとんどの人にとっては「知らないことすら知らない」領域になります。

もし私が上記のような状況に直面したときに、いまからやろうとすることの何が問題なのかさえ分からないし、適切な答えが何なのかもわかりません。

人はみな、この第3→第2→第1の領域に情報を変化させ、知識を得ていきます。つまり、「知らないことすら知らない」から「知らないと知っている状態」になり、最後は「知っていると知っている状態」になっていきます。

第3の領域がわからないと何が問題なの?

ここまで一連の解説を聞いてこのような疑問を持った方もいると思います。

結論を言うと、第3の領域を意識していないと、人は全く想定していないことや理解できないものに直面したときに否定的な人間になってしまいます。

コミュ力向上のチャンスかも?

つまり、第3の領域を意識しておくことで「もしかしたら私の知らないことかもしれない」「新たな知識を得るチャンスかもしれない」とポジティブな捉え方をすることができるのです。

いわゆる「頭のカタイ人」にならないために、人の話を素直に聞くことができるコミュ力の向上にも、この第3の領域を意識することが重要なわけです。

まとめ

本記事では「考える力」を高める第3の領域について解説しました。

頭がカタイと言われる人は、この第3の領域を意識してみましょう!するといかに自分が無知であるか自覚することができますし、素直に人の話を受け入れることができるようになるかもしれません。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

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