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愛情は、かけたお金で決まるのか?

今日、息子と、もめまして。
息子が、わたしが金欠なことを
怒ってきた、ということがありました。

最近、めっきり家族仲が良かったのですが、
久しぶりに息子と喧嘩だったのです。

息子が貯金がないわたしを怒る

今、金欠で、全然貯金がなくて。
そのわたしの状況に、
息子が
「お母さん、僕のために貯金貯めてくれてないの?
僕のためのお金、使い込んでいるでしょ。
ひどいよ!」
と、ガツンと非難されたのです。

わたしには、姉がいて、
姉は2歳になった甥に
大学資金を貯めていて、
もうかなりの額になったとのこと。

それを10歳になる息子が知り、
「お母さんは浪費してる。
僕のためになぜ
お金を貯めてくれないのだろう」
と思ったそうなのです。

その言葉を聞いて、
心がえぐられるようでした。

言われたのは、
地中にめり込む位、悲しくて、
息子のプールのお迎えのときで、
街中でしたが、
涙が出てきてしまいました。

高級外車くらいの教育費

というのも、
もちろん金欠ではありますが、
その使い道のほとんどは、
息子の教育費だったからです。

私立の学費やら、
お稽古事やら…
経験させてあげることが
親の役目だと思って、
高級外車くらいは
彼の教育費に投資してきました。
給料の3/4は、教育費に溶けていきます。

シングルマザーのわたしにとって、
それは結構覚悟のいることでした。

最近、わたしが自分の自己啓発に
投資し始め、貯金がないわたしを見て、
息子は、やおら不安に
なってしまったようなのです。

息子に非難されたとき、
わたしはとっさに、
「こんだけお金かけてきてるのに、
経験より現金の方がいいの?
ならお稽古やめたら、すぐ貯まるよ。
あなたがやりたくてやってるのに、
わたしにもっと身を削れっていうの?」
と息子に詰め寄ってしまったのです。

問題はお金の多寡じゃなかった

詰め寄ったわたしには、
息子が不安を感じる心に
寄り添う気持ちが
欠如していました。

彼にとっては、
わかりやすく「貯金」の方が、
愛されているって
感じる方法だったのかもしれない。

それに対して、
「あなたは、教育費で
ものすごくお金かかっているんだよ」って
伝えることって、
本当にわたしがどれだけ彼を愛しているか、
愛情を伝えることになるんだろうか?

ふと、違和感を感じました。

結局、息子も、わたしも、
愛情を金額の多寡でしか、
測っていない、
そういう物差しでしか、
お互い話をしていない、
と思いました。

本当の問題は、愛情を測らなければ不安になってしまうという心

本当の問題は、
そうやって金額で
愛情を測らなければ
不安にさせてしまうくらい、
わたしは息子に
気を向けていなかったんだと思いました。

「お金がなくたって、
こんなに笑顔の家族がいる」って
思わせてあげられなかったことに、
わたしの至らない点があったんだ。

息子を言葉で論破しようとした
自分を恥じました。

息子は、表情が曇って、
ブッスーと不満顔になったわたしを見て
「ごめんね」と言ってくれたんだけど、
よくよく考えたら、
わたしの方が「ごめんね」だったので、
息子に謝りました。

言葉をそのまま受け取っていても、
人の心は伺いしれません。

へこんだときに、
「なぜ自分はこんなに凹んでいるんだ?
こっから得られる学びってなんだ?」
という発想が身についてきたから、
言葉の裏側だったり、
自分の至らなさに
気づけるようになった気がします。

ただ、やっぱり家族が突き付けてくる
テーマってえぐい!
だいたいにおいて、
わたしが(ノ∀`)アチャーなことばかりで。

その分、学びが多いので、
しっかり修行させていただこうと思います。

と、こういう風にnote書いてるのを
息子が中身見てて、
「いい学びじゃん!」
と、おほめいただいたので、
投稿して
本日の喧嘩を成仏させていただきますw

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