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初稽古を終えて

初稽古を終えて、家に帰って二人の音頭のイメージを頭に実践してみる。

全然思うようにいかない。

何となくやけど こんな風に音頭とってたとかイメージできてるんやけど思い通りにいかない。

以前に秋祭りが終わって年が明けてって書いたけど、ひょっとしたら年が明けてないかもしれない。その辺の記憶は まーまー曖昧です。

家の中で鼻歌っぽくメロディーを連想して声を出すけども 上手いこといかない。難しい。 全然できない。そして、車の中で
大きい声を出して稽古する。たった3つの節ができない。

繰り返し繰り返し稽古する。


飽きてくる。。。。。。


そして、2回目の稽古へ。当時はメンバーが多く、3ヶ所で稽古をしていた。場所は泉佐野市のとある公民館。前回よりも多くのメンバーの方が来ていた。僕を合わして9人かな?10人かな?

稽古は大体、師匠達を除き、メンバーが稽古場所に来た順番にしていく。1人音頭を取る時間は大体10分ちょい位。上手いなーって、1人また1人と音頭を取って行くのをお囃子しながら聞いている。

最初、お囃子を中々よー入れなかったけども、会長から、
「人のお囃子をすることで 発声練習にも稽古にもなるんじゃい!性根いれてせんかい!」

と、怒られ気味に教えて頂いた。一生懸命お囃子をした。2人目か3人目くらいには、何となくお囃子が解ってきた。

3人目が終わったくらいかな?

会長からみんなに

「ちょっとこいつ新しい奴やねんけど 三節の稽古さしたってや」

と、言って頂き僕の番がきた。稽古とはいえ人前で声を出すのは初めて。

会長から「ええかぁ?腹から声だせ!」

僕 「はい!」

太鼓が ドン ドンドンドン ここで いーやーどーっこいしょーと 入るのだが まず緊張してミス。

もー1回。 ドン ドンドンドン いーやー どー。。。

上手いこと入れた! そして、三節しか出来ないから何回も止めずに繰り返す。止めるタイミングが解らないので、会長に止めてもらう。

音頭は 絶対に中途半端に止めてはいけない。

そして、自分では出来た!とは思っていない。

僕の後、普段通りの稽古が続いていく。そんな中、
会長から、「お前〜ちょっと来い。」
と部屋の外へ。

個別に三節の稽古をつけてもらう。
「ちょっとやってみぃ」

三節をする。 「違う そこは こーやー!」
と手本をしてもらって 「ここで上げるんや!」とか色々稽古つけてもらうのだが 、明らかに僕とは違うってのは解るのだが、中々細かい違いが解らない。今から思えば、最初は そんなもんよねー。

「また、しっかり稽古してこい」

「ありがとうございました!」

そして、部屋に戻り兄弟子達の稽古をお囃子をする。 そして、稽古は終わっていった。

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