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強いチームを作る1つの方法

とある中学校の先生と今晩、ご飯を食べた。
その先生はテニス部のコーチなのだが、「俺は0を100にすることが得意」と自信満々に言っていた。

というのも、その先生は就任したテニス部をことごとく強くしていることで有名だったからだ。その先生に「強くするために何をしたのか」と問うてみると次のような答えが返ってきた。

「1年生のはじめにスポーツで活躍している人の格言をミーティングなどで伝える。そして、自分にビビッときた言葉を信じて真似しなさい、と伝えている。これをすれば、選手は勝手に練習するようになるよ。」

真似する価値はあるし、すぐに取り入れてみたいと思ったが、その先生曰く
「1年生のはじめじゃないと効果がない。」とのことだった。何事もはじめが肝心ということらしい。

そして、もうひとつ気になるところがこの話にある。

それは、「勝手に練習するように」という言葉だ。
強いチームはもれなくたくさん練習する。そして、選手が練習が好きだ。
時間さえあれば、自主練をしようとする。そういう文化があるチームが強い。

となれば、コーチの仕事は「誰もがうまくなりたくて、練習したいと思えるような文化を備えた組織をつくること」だと言える。
簡単に言えば「(バスケのコーチなら)バスケに夢中にさせること」だ。

夢中にさせる。好きにさせる。言葉にするのは簡単だが、行うのはかなり大変。しかし、それをやってのけるチームが強くなるのだなと改めて実感。

ちなみに、今回話を聞いた先生は自分の1つ上で採用は同期。
同じ年代の先生がスポーツは違うが結果を出している状況を知って、正直悔しく思った。しかし、心のそこから悔しがれるほど自分は本気になれているのか?とも思った。

まだまだ自分には伸びしろがある。そして、自分の求める成果は必ず挙げる。そのための勉強を、実践を、振り返りをきちんとコツコツ続けよう。
そう思った秋の一夜のこと。

毎日note書きます。

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