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人間性が成長を決める

久しぶりの更新です。先日、地区で選手を集めての合同練習がありました。
うちのチームからも3人選んで連れていきました。また、自分はスタッフとして練習のお手伝いをしました。

そのなかで学んだことを記事にまとめておきます。


強いチームほどバスケット以外がきちんとできる

練習会のなかには、市内のなかでも指折りの強いチームの選手が参加していました。練習会に参加した選手同士は当然初対面で、練習が始まってからしばらく経っても選手が緊張している様子がよく伝わってきました。

その緊張からかなかなかコーチの指示や説明に対してもリアクションを取ることができていませんでした。しかし、一部の強いチームの選手は必ず「はい!」とか「よし!がんばろう!」などと声をかけあって自分たちで練習を良くしようとする姿勢が見られました。

ここに、強いチームと弱いチームの差があります。
強いチームはやはりバスケット以外がきちんとできるようになっているのです。あいさつや行動の早さ、指示の理解やコミュニケーション。およそバスケットとは関係のなさそうなところをしっかりできている。

それが、結果としてバスケットに取り組む姿勢につながり、バスケットの成果に繋がっているのです。

そういう意味では、うちのチームはまだまだそういう部分が未熟でした。
バスケットの技術だけでなくこういう部分にも目を向けて指導していきたいです。

同じ会場にいた尊敬する先生は
「心がまず第一。その次に、体の使い方。それがないのに技術なんてあっても意味がない。」
とおっしゃっていました。

本当にその通りです。

声を出して、キビキビ行動する。うまくいかないところはお互いにコミュニケーションをとる。
ここをお盆明けにもう一度確認して、練習に励みます。

体幹を鍛えるべし

ここから少し技術的な話です。

練習会のコーチから次のような話がありました。

「体幹がどの子も安定していない。だから、バランスよく止まれない。バランスよく止まれないからシュートも安定しないし、判断も悪くなる。体幹をもっと鍛えないとダメだね。」

バスケットは体を使ってするスポーツです。だからこそ、体の使い方や筋力というものはないと様々なところに不具合が起きます。

しかし、実際指導しているとどうしてもボールを扱った技術や戦術的な練習をしたくなってしまいます。なぜなら、割とすぐに結果が出るから。

ただ、こういうふうに近道をしようとしてお手軽な手段をとってもなかなか高いレベルの結果はでません。せいぜい2回戦突破くらいです。

本当に上を目指すのなら、体作りと体の使い方を徹底してやるべきなのかもしれません。具体的には、体幹のトレーニング、脚力づくり、フットワーク。より多くの時間をフットワークに割くことが結果として上質な技術の習得につながると考えています。

フィニッシュ・ブレイク・キャスティングを練習せよ

最後に、バスケットの話。どこを重視して練習すべきかということです。
簡単にまとめると次のようになります。

①ヘルプDFが来てもやっつけてシュートを決められる技術を身につける。
②ドライブに対する合わせとドライブが止まったときの対応を身につける。
③スムーズにボールをフロントコートに運ぶ方法を身につける。

この3つを徹底してやることが成果に繋がりやすいということです。


今回、いろいろと多くの学びを得られたので、それをお盆明けの練習に取り入れて、次の大会で良い報告ができるように頑張ります。

それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
現場からは以上です。



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