旨味はリュックサック。
旨味があればあるほど、いろんな味が詰め込める。

オーナーシェフの鳥羽はこう言います。

しっかりとした旨味があると、その他の甘味、苦味、酸味をたっぷりと受け止めることができます。

甘じょっぱいすき焼きはバックパッカーばりのリュックサックです。さまざまな食材と手をつなぎます。
20種類以上のパーツで成り立つ、トーバーライスのメインの具材としてうってつけの食材でした。

今回は㐂つねがつくり出した「すき焼きトーバーライス」について、紹介します。

sioがつくるヘルシージャンクちらし トーバーライス

もともとトーバーライスとは、タコライスとチキンオーバーライスを掛け合わせたものです。そこに、オーナーの名前がもじられています。
（ちなみにはじめの案は、sioの本拠地代々木上原で生まれたライスということから「ウエハライス」でした。懐かしい・・・）

実はこのトーバーライス、コロナ禍において、レストランの味わいを気軽に食べてほしいという想いから生まれました。

sioがかんがえる究極のミニマムライス。
テイクアウトやデリバリー前提で作られているため、冷めても美味しいのです。

トーバーライスについて、詳しくはこちらをご覧ください。

すき焼き×・・・、未開の味へご案内

すき焼きちらし（上記写真）をベースに、タコライスやチキンオーバーライスのニュアンスを加えたスペシャルなワンプレートごはんです。

すき焼き × 海鮮ちらし
すき焼き × タコライス
すき焼き × チキンオーバーライス
すき焼き × ライスサラダ　・・・

一見、ごちゃごちゃして合わなそうな組み合わせと思われるかもしれません。でも、不思議とまとまっている。それは、膨大な容量の旨味のリュックサックがあるすき焼きだからこそです。
さまざまな要素の味わいたちとも、手を取り合います。

何味とは言えません。だからこそ、未開の味。
でも、それぞれの味のベースは一度あったことあるようなものばかり。

約束します。まだまだ知らない味との出会いはある。
これだから、飲食はやめられない。

それでは、すき焼きトーバーライスの中身を詳しくご紹介します。

すき焼きトーバーライスを徹底解剖

それぞれの具材のこだわりとともに一つずつご紹介します。

味変にはもうお馴染み、国産の鷹の爪や山椒などをていねいに調合したやまつ辻田の極上七味をご用意。
鮮烈な香りと辛味は、すき焼きとの相性はもちろん、全体と調和し見事に味わいをワンランクアップしてくれます。

さらに具材はすべてスプーンに乗るサイズにカット。そうすることで、口に運ぶたびに、食べ合わせる食材たちが異なります。
最後まで味わいの変化が楽しめつつ、『５味＋１』をお召し上がりいただけます。

すき焼きトーバーライスで、すき焼きを化けさせる。
当店 㐂つねが目指していることを体現するメニューでもあるのです。

10月30日に会える、300名の仲間たちへ

このすきやきトーバーライスを味わえるのは10月30日 11時から。その１日、限定３００名。奈良最大のフードフェスティバル「C'festa 2022」のメインステージ シェフズキッチンでの提供のみとなります。

はじめてのイベント、これまでにない大量調理、ベストな状態で提供できるのか。当日までに不安もたくさんありますが、昨日ようやくひとつの確信を得ることができました。

すき焼きトーバーライスは、おいしいを超えた感動を生むことができる。

ひとくち食べるとおいしくて、食べすすめるのが楽しくて。
出会ったことないはずだけど、なぜだかどこか知っている。

来たる、10月30日は奈良公園へ。
天気予報は晴れ、絶好の旅日和になるもよう。

世界各国でも食べられない未開の味。
おいしくて、たのしくて、ふしぎな時間を提供します。

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