公民連携ゼミ館山

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最近の記事

勉強会vol.4 『社会の変え方』|泉房穂著

第4回の勉強会は、元明石市の市長、泉房穂さんの著書『社会の変え方』を課題図書としました。全国初の施策を次々と展開し、同市を10年連続人口増加へと導いた手腕は大きな話題となり、今も自らのXやユーチューブの発信、さらには芸能事務所への所属など精力的に活動中です。 この本は、前半で本人の生い立ちや政治への志「冷たい社会への復讐」がどのように形成されたのか、感動的な人生ドラマが描かれます。後半で、明石市の施策の内容や狙いが細かく記されています。 人口減少は女性の社会進出、価値観の

    • 勉強会vol.3 「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書」|三田啓一著

      第三回の課題図書はこれまでと少しテイストを変えて、一般販売されているものではなく、館山在住の行政学の専門家である三田さんが書かれた「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書」を取り上げて、三田さんとのディスカッションがメインの回となりました(3月開催)。 参加者はこれまでで最も多い行政7名、民間8名! 本書の内容について 本書の内容について、前回の投稿で今回のプレゼンターのひがしさんがまとめていただいていますので、そちらをご覧ください。 次回の要点整理『館山市

      • 次回の要点整理『館山市内での「モデルコミュニティ協働運営事業」企画書』|三田啓一著

        次回の公民連携ゼミ館山は、番外編として、館山に住む行政学の専門家、三田啓一さん(82)をお招きして、ガチンコディスカッションをすることになりました。テーマは、「自治的コミュニティ」です。 三田さんは昨年末、私の知人を介してご連絡をいただき、とある企画書を寄せてくださいました。タイトルは、「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書(素案・未定稿)」。 本人の許可をいただいたので、ここにスキャン資料をアップします。 これが自宅に届いた時は「どひゃー!」と開いた口

        • 勉強会vol.2 『まちづくり幻想』|木下斉著

          第二回の課題図書は、前回に引き続きまちづくり研究家、木下斉さん著の『まちづくり幻想』(SB新書、2021年)でした。民間4人、市職員5人の計9人で、本の内容をもとにディスカッションしました。 ざっくりと要約地方創生が本格的に始まった2014年から今年で10年。地方に住む皆さんのまちは「創生」してますでしょうか? ここ館山でも新しい動きは生まれているものの、残念ながらまだまだ黎明期から脱しえません。 この本で木下さんは、行動する前の思考(戦術)が間違っているから成果はでない

        勉強会vol.4 『社会の変え方』|泉房穂著

          勉強会vol.1 『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則』|木下斉著

          第一回の課題図書は『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 』(木下斉著、2015)でした。初、ということもあって、今後の進め方も探る記念すべき会合。民間4人、市職員6人の計10人が参加して、ガチトークを繰り広げました。 ざっくりとレポーターの気づき!木下さんといえば、まちづくり研究家として第一線で自ら事業にかかわり、著書もたくさん出てますので、特に「公民連携」界隈で知らない人はいないはず。 今回の課題図書は2015年初版でもう8年前!の内容ですが、読み進める

          勉強会vol.1 『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則』|木下斉著

          館山で公民連携の勉強会スタート!

          かねてより有志で必要性を語ってきた公民連携の勉強会が館山で始まりました。月一でまちづくりに関する課題図書を読み込んで、ディスカッションしようという内容です。市職員や民間の有志によるゆるく、ディープな会。 基本は若者の公民連携知識の底上げを図ることが目的ですが、人数があまりに多くなっては収拾がつかないので徐々に輪を広げていけたらと思います。 急速な人口減少でまちの体力、税収も減る一方、介護や医療で社会保障費は増加の一途をたどり、文字通り「消滅可能性都市」ばかりの日本。201

          館山で公民連携の勉強会スタート!