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今の生きづらさの原因になっている観念とその形成の仕組み

こんにちはAkaneです。

今回はタイトルの通り、「今の生きづらさの原因となっている観念とその形成の仕組み」を解説します。


今回の内容
・今の自分が使っている思考と観念に気づく
・観念が出来上がる仕組みと、元々持っている性質の活かし方


□今の自分が使っている思考と観念に気づく


私たちは、自分の「観念=解釈」を通して思考し、世界を理解しようとします。
今回の記事では「自分が生きづらくなる観念」にフォーカスを当てるので、
そのような観念の例をまずいくつか挙げてみます。

例えば
「人生には苦労がつきものだ」とか
「〇〇歳になると身体にガタが出てくる」とか
「特別な才能を持った人だけが好きなことを仕事にできるから、自分はそうではない」とか
「1人の特別なパートナーと出会い、結婚して子供を持つことだけが幸せの正解だ」とか
「アレコレと心配していないと、いつ人生に災難が起こるか分からない」とか
「死んだら天国か地獄に行く、悪いことをすると天罰が下る」とか
「親のことは自分よりも大切にしなければいけない、親を悲しませてはいけない」とか

挙げればキリがありませんが、これらを読んで「そんなの当たり前じゃないの」と思った方は、かなり人生に生きづらさを感じているかもしれません。
これらを読んで、皆さんの心は何を感じたでしょうか?
心地よく幸せで、自由な感じがしたでしょうか?
それとも、窮屈で苦しい感じや不快な感じがしましたか?

上記のような観念の例では、大抵の人が「幸せ」や「自由」は感じないはずです。
なぜなら、「魂が知っている真実」と調和していない観念だからです。

ではもう一方の観念の例を挙げてみます。

「自由に愛と喜びで生きていればいつまでも若くいられる」
「人生は豊かで幸せなものだ」
「自分が本当にワクワクすることは必ず天職で仕事にできる」
「幸せな人生の在り方、幸せな生き方は人によってそれぞれ違う」
「安心して信頼していると、幸せな現実が創造される」
「魂は永遠であり、人間として生きている今の現実は1つの創造のバーチャル体験である」
「自分が幸せに生きていると、周りの人も幸せにすることができる」

こちらを読んでみた時、皆さんの感覚はどうだったでしょうか?
先ほどの観念とは逆に自由や安心や解放感のようなものを感じやすい観念かと思います。
なぜなら、これらは「魂が知っている真実」と調和しているからです。

これらで実感できる通り、「幸せのカギは100%思考が握っている」のです。

今、何か生きづらさや不安、苦しさ、焦り、怒りなど、、自分が感じていたくないような感情を感じていたり、人生に閉塞感や諦めのようなものを感じているとするならば、それは100%思考が原因で、例の前者のような観念を持っているから(それを自分が採用しているから)です。

「思考」というのは私たち1人1人が持つ100%自由自在なツールです。

現時点であなたが何か「自分の心が窮屈さを感じ苦しくなる」ような観念を持っていたとして、それらはこれから先いくらでも自由に変えていくことができます。

あなたは、今どんな"観念"を採用しているでしょうか?
私の実感では「観念」は、自分が人生を生きていく中で「気づきによって自分で導き出した答え」であるほどしっかりと土台の観念として根付く傾向があると思います。
他にも色々と「自分が自由や開放感や安心や幸せ」を感じる"考え方(観念)"を動画や本などで探してインプットするのも大事ですね。
また、私たちが気持ちよさを感じる観念は「魂が知っている真実と調和したもの」なので、魂や意識や宇宙などについてのスピリチュアルな知識を取り入れるのもオススメです(もしかしたら必須かもしれない)。

あなたが苦しくなった時、不安になった時、焦りが出てくる時など
つまり「自分が"嫌な感じを感じている時"」に、ぜひ立ち止まって
「今、自分はどんなことを考えていた?どんな考え方をしていた?」と分析してみてください。
そして「どんな考え方と観念に変えれば、ラクになるか?ワクワクするか?」を考えてみましょう。
ポイントは「望みにフォーカスして、自分が信じたいことを信じる」ことです。

感情は必ず思考の後に発生します。
自分の思考を観察したり分析する癖をつけてみましょう。


□観念が出来上がる仕組みと、元々持っている性質の活かし方


では、今持っている観念はどのようにして出来上がったのでしょうか?
「自分が苦しくなるネガティブな観念」は必ず「恐れの体験が原因」で出来上がっています。

いくつか例を挙げてみます。

・親がいつもお金で苦労していて、お金を理由に何かをダメと言われたり、怒られたりしたという体験
→「人生はお金で苦労するものだ」という観念、「自分よりお金の方が強大で重要な存在なんだ(だからお金が怖い、憎い)」という観念、「仕事は辛く大変なものなんだ」という観念、「親は自分よりもお金の方が大事なんだ」という観念などが出来上がる可能性が高い

・お父さんとお母さんがいつも喧嘩していた、もしくは父親が母親に威圧的に接していたという体験
→「男女は憎しみあうものなんだ」という観念、「私がお母さんを守らなきゃ」という観念、「男は信用できない、怖い」という観念、「自分のせいで親が喧嘩している→私なんか生まれて来なければよかったんだ、私は迷惑をかける存在なんだ」という観念などが出来上がる可能性が高い

・テストでいい点を取っても褒めてもらえず、点数が悪いと怒られた。テストでいい点を取った時だけ親が自分を見てくれて褒めてくれた。などの体験
→「親に褒められる自分でいるために頑張らなければ」という観念、「親が喜ぶことをしないと自分に存在価値はない」という観念、「自分の望みではなく親の望みを叶えなければ」という観念、「親は私を嫌っている」という観念などが出来上がる可能性が高い

・絵が好きで絵の学校に行きたかったが「お前には才能が無いから諦めろ」とか「そんなことで食っていけないからダメだ」と言われて諦めた。というような体験
→「私には才能がないんだ」という観念、「好きなことをするには、仕事にできたりそれで食べていけるレベルでなければやってはいけないんだ」という観念、「好きなことを仕事にするのは無理なんだ」という観念、「誰も自分の味方をしてくれないし応援してくれない」という観念、「何かを望んでも叶わない」という観念などが出来上がる可能性が高い。

・父親や母親が無関心だったり、忙しくてかまってくれなかったり、共感してくれなかったような場合
→「私は関心を持ってもらえない存在なんだ」という観念、「お父さんとお母さんは私のことが嫌いなんだ」という観念、「私の話は聞いてもらえない」という観念、「私は守ってもらえない、助けてもらえない存在なんだ」といった観念が出来上がる可能性が高い。

・父親や母親が急に怒鳴ったり、不機嫌になるような人だった場合
→「自分が親の機嫌を取らなければいけない」という観念、「親を怒らせないようにしなければいけない」という観念、「自分が何か気持ちや意見を言ってもどうせ怒られるだけ」という観念、「いつも自分が親の顔色を伺っていなければ」という観念、「怒りは不快なものだから自分は怒りを感じないようにしよう」などの観念が出来上がる可能性が高い。

・親がいつも批判してきたり、ジャッジされていた場合
→「自分ではなく親に決定権がある」という観念、「誰かの承認がないと何かをしてはいけない」という観念、「自分は何をしても批判される存在だ」という観念、「自分の考えや意見は必ず誰かの批判を受ける」といった観念が出来上がる可能性が高い。

・親がいつも忙しそう、または不機嫌そうで、甘えられなかった場合
→「親は私より仕事や家事の方が大事なんだ」「私は親に愛されてないんだ」「私は歓迎されていない(拒絶される)存在なんだ」などの観念が出来上がる可能性が高い。

・自分が風邪を引いた時や問題が起きた時だけ親が優しくしてくれたり注意を向けてくれた場合
→「不幸でいれば愛してもらえる(そうでなければ愛してもらえない)」「問題を抱えていれば愛してもらえる(そうでなければ愛してもらえない)」といった観念が出来上がる可能性が高い。

他にも沢山のパターンがありますが、セッションでよく見受けられるものを挙げてみました。

子供は「親に愛されないこと、親に見てもらえないこと、親に関心を向けてもらえないこと、親に必要とされない存在になること」を恐れます。それは子供としての本能とも言えるし、この恐れのフォーカスのまま(これらの恐れを回避するために親の気を引こうとしたり、親の望みを叶えようとしたり、親の機嫌を取ろうとしたりする、、つまり自分ではなく親にフォーカスを向けている状態)大人になり、その「思考の使い方(観念)」を親以外の他人にも適応する(フォーカスがずっと外側と他人に向いている)ために、「生きづらさ」が続く、、、ということです。これでは、仕事も恋愛も人間関係も上手くいく(自分が幸せな状態でそれらを楽しむことができる)はずがありません。

何より重要なのは、私たちの望みは「今この瞬間、無条件の愛(による安心や喜び)を感じていたい」これなんです。
そして、実は私たちは最初から無条件の愛の中にいます。
だから、自分の頭がそうではない観念と思考(事実に反する思考)を使い始めると、苦しくなります。
これがいわゆる「ボルテックスから外れる」「ウェルビーイングに抵抗する」という状態です。

そして、特に幼少期は親と毎日のように一緒にいて、とても長い時間接しますよね。つまり↑このような観念を「何度も作り続ける、強化する」ことになるわけです。

掛け算の九九を何度も口に出して覚えると「考えなくても口からスラスラ出て来るようになる」のと同じで、このように繰り返し強化してきた観念は「無意識に発動する」レベルまで刷り込まれることになります。(いわゆる"潜在意識の書き換え"と同じ原理です)これらの「自分の思い込み」に疑問を持たずそのまま自動操縦してきた人は、「自分がどんな観念を持っているか」にも気付きにくかったりします。でも、このような記事を読んだりすることで、自分が持っている観念に気付くきっかけになると思います。

自分の観念に気づいたら「なぜこの観念を作り上げたのか」を掘り下げてみましょう。理由が分かると、観念を手放しやすくなります。

「なぜか恋愛が上手く行かないんです」「なぜか人間関係が上手く行かないんです」
これらもセッションでよくいただくご質問ですが、それは「なぜか」原因不明では全くなく、こういった「自分の観念(とフォーカス)」が要因である、というわけです。

そして、あらゆる観念の中で根底的に
「私に自由の権利はない」
「私は愛されない存在だ」
「私の望みは叶わない」
「親を差し置いて幸せになってはいけない」
みたいな観念が出来上がっている場合も多いです。それで心が100%自由を感じ、幸せならOK。でも違うなら、観念を変えましょう。
そもそも「親」が自分の絶対的な中心の判断基準になっていること、大人になった今も、親に愛されようとして頑張っている自分や、親に見捨てられることを恐れている自分がいることに気付きましょう。

自分と対話して、自分の望みを見ましょう。

望みに従って、新しい観念を作りましょう。

「私は私のために自由に生きる」
「私には自由に生きる権利がある
「私の望みは全て叶う」
「私は私を愛していい」
「私は愛される存在だ」
「私が幸せだと周りも幸せになる」

などなど。
これらは、魂の真実と調和しているので、書いてるだけで気分がよくなります。

幸せであるためには、まず自分が自分の気分や感情をよく分かっていて、自分の望みをいつも見ていて、自分の信じたいことを信じ、本音ややりたいことを我慢せず、いつも自分で自分を満たしていることが大切です。つまり「自分にフォーカスを向けていること」が大事なわけです。

新しい観念は、自分の望みに従って何度も新しく刷り込むことで、新しく作っていくことができます。
まずは「どんな観念にしたいか」望みにフォーカスしてみましょう。

あとは、「インナーチャイルドの癒し方」にも書いていますが「親に言ってほしかったような言葉を、常に自分に言ってあげる」これも思考を変えていく有効な手段です。

「頑張っててえらいね」「天才だね」「一緒に楽しいことしよう」「無理しないで休もう」「大丈夫だよ」「大好きだよ」「今なにしたい?」「今どんな気持ち?」「上手くやろうとしなくていいよ」「自由にしていいよ」

などなど…あなたは、どんな声がけで幸せを感じますか?自分にその言葉をいつでもかけてあげましょう。

それ以前に、思考と感情を混同していて頭が混乱状態の人はまずインナーチャイルドを癒す書き出しの作業を、
自分では向き合うのが怖い、深い部分まで自己分析できない、という方はぜひセッションをご利用ください。

また、幼少期の観念が出来上がる仕組みには「元々持ってる性質」も影響します。
この性質はホロスコープを見ると分かります。最後に、セッションで多い性質のパターンを例に、これらの性質をポジティブに使っていくコツをちょっとだけ書いておきます。

例えば、"妄想が得意は人"は「きっとお父さんはこう思ってるはずだ」「お母さんはきっと私のことが嫌いなんだ」「親はきっとこれを自分に望んでるんだ」とか、妄想によって結論を出して、それで親の機嫌を損なわないように動く。なんてパターンも多いです。この妄想力を「自分の夢や望みを妄想する力」として使いましょう。自分が幸せでワクワクする気分になることに、その力を使いましょう。物語などを自分で作ったり絵を描いたりと創作するのもオススメです。妄想が得意な人はアイディアマンであり作家です。

また"信じ込むのが得意な人"は「親や他人から言われた言葉を心の底から観念として信じていて、それが呪いのようになっている」という場合が多いです。こういう人は「言葉の力」を使う才能があります。まずは「他人の言葉を採用しているのは自分」であることに気づきましょう。そして、その「信じる言葉の力、自分に呪いをかける力」を「自分に幸せな呪いをかける」という方向に使ってみてください。「どうしたって幸せになっちゃう」とか「どんどん豊かになっちゃう」とか、「望みは何でも叶っちゃう」とか。呪文は何でもいいですが(笑)、自分や他者に幸せな呪いをかける人としての才能を使っていきましょう。

いかがだったでしょうか。
思考が現実を作る、というのはホントの話です。
自分の思考に意識的になってみましょう。
今の自分の思考を責めず、焦らずにじっくり新しい観念を作って強化していきましょう。

また、観念は行動によって大きく書き換えられます。
まず観念を自分の理想のものに変えてから、それを証明する行動をはじめましょう。

例えば、今までは人のご機嫌を取ろうとアレコレしてたけど、それを一切やめてみる。とか。

今まで自分より時間やお金を重大な存在にして、焦ったり恐れたりしてたけど、それを一切やめて自由に行動してみる。とか。

今まで人に甘えられなかったけど、弱音を吐いて頼ってみる。とか。

今まで頑張って誰かに認められようとしてきたけど、のんびりして自分で自分を褒めよう。とか。

今までずっと自分を責めてきたけど、今この瞬間自分が愛を感じられるように、自分を愛してみよう。とか。

実際の行動を変えることで自分の意識と周波数がダイナミックに変わり、人生は大きく変わっていきます。


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