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ハマス、国家樹立ならパレスチナ「国軍」に参加する用意あり

【ハマス、国家樹立ならパレスチナ「国軍」に参加する用意あり : 政府高官】

- 同高官は、ハマスが他のパレスチナ諸派と統一政府を結成することもいとわないだろうと述べた。-

News Desk
2024.04.25

(Photo credit: AP)


#ハマス 高官ハリル・アル・ハイヤ氏は4月25日に掲載されたインタビューで、パレスチナが国家として認められた場合、ハマスはパレスチナ国軍と協力する可能性があると述べた。

「占領軍と戦い、独立し、自分たちの権利と国家を手に入れた人々のすべての経験、 これらの勢力は何をしたのか❓彼らは政党となり、彼らを守る戦闘部隊は国軍となる。」

彼はまた、ハマスが #パレスチナ解放機構 (PLO)に参加し、#パレスチナ自治政府(PA)の #ファタハ党 とガザとヨルダン川西岸地区の統一政府を樹立することも、

1967年以前の国境線に基づく『完全な主権を持つパレスチナ国家』と『国際決議に従ったパレスチナ難民の帰還』を条件に、いとわないと述べた。

(☝️パレスチナの政党には、パレスチナ暫定自治政府(PA)のハタファ派とハマス派がある。この2つの政党は意見を違え、ハタファ派はヨルダン川西岸を、ハマス派はガザを統治。ガザで抵抗勢力として戦っているのはハマス派の軍事部門。ただし、ハマスの創設にはイスラエルが資金提供との話もあり、とても複雑😔)

さらに彼は、ハマスが『国家に住み、安全に暮らすために5年以上の停戦を確立する』ことも厭わないと付け加えた。

ハイヤ氏は、ハマスは長年にわたって繰り返しこの解決策を提示してきたと語った。

「今日、#イスラエル はレジスタンスに大きな打撃を与えた。 その能力の20%以上を破壊できていない。 ハマスにとどめを刺すことができないのなら、解決策は何だろうか解決策は『合意』に至ることだ。

イスラエルは開戦時に、ハマスとその戦闘能力をすべて破壊すると宣言したが、今のところこの目標は達成できていない。

イスラエル軍は現在、ハマスの最後の砦だとする過密状態の南部都市ラファへの侵攻を計画している。 それにもかかわらず、抵抗勢力は他のいくつかの派閥とともに #ガザ 全域に根を張っている。

アメリカは、「改革された」PAが戦後のガザを支配するという考えを推し進めている。

ハマスが拒否しているこの計画は、抵抗勢力が敗北し、ガザでの政治的指導力がなくなることにかかっている。

アメリカ政府は最近、#パレスチナ を #国連 の正式加盟国として承認する決議案に #拒否権 を発動した。

軍の高級将校を含む数十人のイスラエル人捕虜が、ハマスの軍事組織であるカッサム旅団にいまだ拘束されている。

このインタビューは、イスラエルがハマスの主な条件を繰り返し拒否し、抵抗勢力が堅持し続けているため、停戦交渉が膠着状態が続いている中で行われた。

これらの条件には、戦争の終結と恒久的な停戦、ガザからの全軍隊の撤退、避難民の故郷への帰還、ガザ地区の再建が含まれる。

「戦争が終わるという確信がないのなら、なぜ捕虜を引き渡す必要があるのでしょうか❓」 ハイヤ氏はAP通信に語った。

(了)

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- ハマスの高官が、「完全な主権を持つパレスチナ国家」を条件に、ハマスがファタハとともにガザとヨルダン川西岸地区の統一政府に参加する意思があると述べた。-


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