子どものじかん。おとなのじかん。ウルトラマン・ゼンブのじかん。

2021.3.8
小沢健二が
翌日3.9にシングル「ウルトラマン・ゼンブ」を配信する記念に
ライブ配信してくれた。

以下は
そのライブと新曲「ウルトラマン・ゼンブ」の感想。

新曲を聴いて伝わったのは
完全に小沢から
「僕」という
ずっと彼のテーマだった
折り合いをつけねばならぬ20-40代の自分語りがなくなったということ。

自分探し第二章は
「僕」ではなく
子どものふとした全能の力から
気付かされる
自分の中の大人、子供
そして
本当の彼のふたりの
お子さんたちからなる
「僕ら」
による。

小沢くんは
オトナにならなくちゃと
思ったかどうかはわからぬが

とにかく結婚などし
子をなし
パパになり
オトナになればとおもったら

どんな自分の経験をも
一瞬で超えてくる
こどもたちの
生きた
生の問いかけに出会ってしまう。

もうそうなったら
きっと
オトナはオトナでいられなくなり
子供と一緒にまた
新しい船出がはじまる。

もう次は
オトナになろうではなく
オトナであり子供である
人間そのものを
生きようという

おとなや子供という役割や
親や子
夫や妻
母や父
先生や生徒
上司や部下
みたいな
部分としての役割のじぶんではなく

まるまるの
ぜんぶありのままのじぶんを
環境に対して
出してけばいーじゃん
という試み。

だから
「ウルトラマン・ゼンブ」は
私小説的手法で描かれた
小沢健二の詩世界とは全く異なる
思想ソング笑

だから明るい
だからのびやか
でも教育や組織のおしつけは
一切ない
新しい旅の詩。

小沢君
改めて
歳を経るたびに
自由になっていくね!

私もそうなっていきたいなー。

そんな感じ❤️

https://youtu.be/tccnmJfnnUU

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