見出し画像

【日記】ドラクエ3は人生だなって話

今日、友人がSNSで「人生をRPGだと思うと楽しい!」と書いており、

自分も「人生ってドラクエ3だよな」と思ってたので

完全な雑談ですが書いてみます。


レベルは仕事の習熟度


レベルは仕事の習熟度を表している。当たり前ですが…

レベルが低いと、弱い相手しか倒せず、手に入る経験やお金が少ない。

仕事も同じで、慣れないうちは簡単な仕事しか出来ず、

結果的に学ぶことも限られ、入ってくるお金も少ない。

ただ、レベルが低いうちはそこでもどんどんレベルアップする。

レベルが上がると弱い敵(簡単な仕事)をしても

経験値はたまりにくく「効率悪いな~」ってなる。


逆に「一か八かでひとつ先の町へ!ダンジョンへ!」ってやると

よくボコボコにされるが、勝った時は凄いプラスになる。

これも仕事と同じだと思う。

失敗したときは命の変わりに「信頼」を失うけど。。。


レベルが上がると能力もあがり、使える魔法が増えたりする。

仕事でも習熟度があがれば、知識や対応策が増える。


「楽な仕事」ばかりしていると、どうしてもレベルが上がりにくい。

自分で勉強したり、自ら大変な仕事に挑んだり、

時には転職や起業をする人は「強い敵」に向かうようなもので、

失敗もするし、時にドラクエでいう「死んでしまう」ときもあるが、

また教会から出直し、戦ううちに強くなっていく。

そういえば、ドラクエで死ぬとお金も半分になったっけ…

企業や転職失敗すると貯金が減るから似ていると思う。


そう思うと、ドラクエのレベルという仕組みは

仕事の習熟度や人間の成長の意味でもあるんだと思う。


大きな苦労の先に、大きな利益がある


ドラクエ3で思い出すのが黄金のツメと遊び人の転職。

黄金のツメは非常に高値で売却が可能、いわば一攫千金。

しかし、見つけるのは非常に困難(当時はネットもない)な上に、

獲得後は一歩歩くごとに敵が出る(だったはず)のため、

なかなか気軽に持ち帰ることができない。

人生も同じで「一攫千金」は困難を伴う。


もう一つは遊び人の転職。

賢者という「最強」とも言える職業に転職するために

さとりの書が必要だが、遊び人だけそれが不要だった。

が、遊び人はまともに戦ってくれない。正直、使えない。

普通にパーティ編成すると「使えない」ということで、

パーティから外されてしまいがちである。

が、その遊び人だけがさとりの書を必要とせず

賢者へと転職を可能としている。

遊び人を転職可能な「レベル20」にするのは大変だが、

その後「賢者」となり、パーティには大きく貢献してくれる。

こちらも「人一倍の苦労のあとに、利がある」と思う。


ちなみに遊び人は、好きを極めて「起業」する感じかとおもうし、

YouTuberやブロガー、インフルエンサーと言えるかも知れない。

ただ、極めるためには人一倍の努力が必要である。


この二つは「裏技」とも言える内容である。

知っている人は使えるし、知らない人は使えない。

世の中も同じで情報があるか否かで、

一攫千金する人もいるし、利を得る人もいる。


これらの情報を知っていても「実行」が大変だ。

現実世界でも「やればいいのは知ってる」けど

「実際には実行に移せない」ケースは多い。

成功者の多くが「挑戦すること」が成功条件だと言うのは、

結局「知ってても実行に移さない」からであり、

また「成功するまでやるのが秘訣」というのは、ドラクエなら

黄金のつめを手に入れて帰る途中だったり、

遊び人がレベル20になる手前で諦めるからだろう。


転職システムはよく出来ている


そしてよく出来ているのが転職システムだと思う。

レベル20になった状態でダーマ神殿に行くと転職が可能である。


※調べたら同じ意見の方が以前話題になってました。


世の中で言うなら「レベル20」は「一人前」じゃなかろうか。

レベル99まであるとしたら「全体の5分の1」だが…

これも、ある意味世の中を表している気がする。


なにかの仕事で「一人前」になれば転職が可能である。

前職で培った能力を次の職業でも活かせるわけだが、

やはり「レベル1」、要するに「未熟」からスタートする。


実際の転職は「同じ職業、同系」などがあるので、

必ずしもレベル1にされるわけではないが、

職場単位や役職で言えば「レベル1」も十分ありえる。


関連性の低い転職を繰り返せば、幅広い能力を得るが、

ある分野で圧倒的な強さは発揮できない。

一方、一つを極めると圧倒的な強さを発揮する時もあれば、

どうしようもなく使えない時だってある。

「物理防御が強くて魔法しか効かない」相手は戦士に厳しい、

ここで「魔法も使える戦士」なら少なからず役に立つ。

一方、転職を繰り返しレベルの低い「魔法が使える戦士」は、

レベルの高い敵相手の時には活躍できない傾向にある。


これは仕事でも同じじゃなかろうか?


もちろんコレも「どちらがいい」なんてない。

違うゲームだが同じように「職業」といえる「ジョブ」がある

ファイナルファンタジー5で言えば「多くの職を学んだ人」は強い。

魔法を扱う戦士、物理攻撃にも長けた魔法使いなどなど…

あるいみ最強は「様々な知識をつけたすっぴん」である。

実世界で言うなら「知識と能力豊富はフリーランサー」だろうか。


ドラクエ3に話は戻り、もう一つよく出来た「転職」の話、

それは「勇者」という職業は基本やめられないということ。

後々辞めることが出来た気もするが、最初は不可能。

ゲーム上、勇者は「自分」であり「使命」でもある。

戦士でもなく魔法使いでもなく自分である。

その自分から逃げ出すことは出来ないとは、よく出来ている。


情報格差と人、書籍から学ぶとそして実行力


おうごんのツメで思い出したのが「攻略本」である。

ネットがない頃は、友人との会話で情報を得る。


「カンダタはどこにいるの?」「この洞窟だよ!」

「てつのオノ高くて買えない」「…の敵が一番ゴールド落とすよ!」

「おうごんのツメってのがあるらしいよ…」


偶然見つけ出す人もいる一方で、

雑誌や攻略本といった情報源があるケースも有る。


これ、人生でも同じことが言える。


仕事の相談を友人にしてみたり、ネットでしたり、

セミナーに出てみたり、本を読んでみたり…

得た情報を元に、実際に実行するのは自分だ。

「おうごんのツメ」のありかを聞いても、

取りに行かない人もいるし、取りに行く人もいるわけだ。


ただ、やはり情報を持っている人が強い。

しかも「正確な情報を持っている人」が強い。

黄金のつめだって「ピラミッドのどこか」では

探し当てるまでに大変な苦労を伴うと思う。

遊び人>賢者の転職も「そんな職があるみたい」だと、

それこそ全職業をレベル20まで上げる必要があるし、

万が一「レベル40だと転職できる」なんていう

間違った情報を得た日には更に遠回りをしてしまうわけだ。


これはドラクエというより、それを取り巻く環境が、

社会人になってからの世界と似ている感じである。


私は1ビットコインが10円の頃に紹介された。

ありがたいことに友人は仮想通貨の説明まで添えてくれた。

が、英語力も必要だし当時は「うさんくせ」と放置した。

結果は皆さん、ご存知のとおりである。


これは現実世界の「おうごんのツメ」ではなかろうか。

せっかく教えられた情報も「めんどくせ」で手に入れなかったんだ。

モンスターが出まくる大変さ、死亡するリスクは、

ビットコインが無価値になりお金を失うリスクである。


世の中の儲け話が正しい、飛びつくべきだとは言わない。

ただ、人はこのようにして「チャンスを逃す」と言いたい。


黄金のつめを知っても「帰ってこれないから無理」と諦める、

あそびにんをパーティに入れるもつらすぎて諦める…

起業するといいらしいが、設立にお金がかかるから辞めたり、

なにかいいビジネスを聞いても「学ぶ」を拒否して諦めたりする。

これは「ドラクエ」ではなく世の中の仕組みかもしれないが、

自分としては、今思えば「ドラクエ」が教えてくれてたんだと、

小学校の頃にその教えを得ていたんだと思った。



最後に余談ですが、ドラクエよりファイナルファンタジー派でした。

が、一番好きなのはドラクエ4でした。

さらに余談ですが小さい頃は「ファイファン」と呼んでました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?