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アメリカ生活に必須のSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が3か月かかってやっと取得できた話(前編:申請〜原因判明まで)

渡米直後の4月初旬に申請したSocial Security Number、通称SSN。
申請から最大4週間、早ければ2週間でSocial Security Numberが記載されたカードが届くと巷では言われていますが・・私の場合は、実に3か月かかってやっと手に入れることが出来ました。
申請したのに待てど暮らせど届かないという先達の体験談がインターネット上に溢れていますが、人によって状況は千差万別のようなので、私のケースも誰かの参考になればということで書き記しておきます。

前提

SSNがスムーズに発行されない原因が何によるものなのかはケースバイケースですが、参考までに、私の申請時期は2023年4月、申請場所はイリノイ州、保有ビザはL1 Blanketでした。

4月初旬、SSOにて申請

まずは何はともあれ申請。
シカゴダウンタウンのWest Washington Blvd.にあるSocial Security Office(SSO)に必要書類を持参し、申請しました。
私の同僚の場合は受付から申請完了まで半日以上かかったとのことでしたが、私の場合は待ち時間も含めて30分程度で申請まで完了。

このときに受け取った案内には、次のように書かれていました。

Before we can issue you a Social Security number card, we must verify the document(s) you gave us to show your Alien status with the Federal, State, or local office in the United States that issued the document(s). This may take up to 4 weeks.

申請から1週間後、SSOに赴くも未発行

申請から1週間後、再びSSOに赴きました。
最大4週間かかると言われているにも関わらず敢えて1週間で再訪したのは、「カードが届くまでには時間がかかるものの、数日経てば番号そのものは既に発行されているので、窓口に行けば教えてもらえる」と風の噂で耳にしていたため。

SSNが無いために滞っている手続きもいくつかあったので、あわよくばと思ったのですが、結果は残念ながら未発行。
無駄足に終わったのは残念ではあるものの、この時点では、そもそも4週間と言われているのだから未発行でも当然と特に気にしていませんでした。

申請から2週間後、SSOに赴くも未発行

申請から2週間後、改めてSSOへ。
窓口でステータスを聞いてみるも、結果は未発行。
「まだ4週間経ってないからね」と言われ、まあそんなもんか、風の噂は所詮風の噂か、とまたしても手ぶらで帰宅。

申請から4週間後、SSOに赴くも未発行

申請から4週間、申請時に受け取った案内に書かれていた期間が過ぎ去りましたが、いまだカードは送られてきません。
さすがにこれは、ということでSSOに赴いてステータスを確認するも、相変わらず結果は未発行。
既定の期間が経過しているので少し食い下がってみましたが、発行されていないものはどうしようも無いということで、どうにもならず。

申請から6週間後、SSNが発行されない理由が判明!

申請から6週間、SSOからは相変わらず何の音沙汰もなく、さすがに不安になって来たため、実に5度目のSSO訪問。
いつも通り(というのも変ですが)ステータスの確認を依頼し、どうせ未発行だろうな〜と待っていると、窓口の担当者の様子が、ん?いつもと違う?
隣の担当と話してみたり、私の申請書類を確認したり、PCのキーボードをパタパタ叩いたり、奥にいたSupervisorのような人に聞いたり、にわかに辺りがざわざわし始めました。

担当者の説明によると、

  • 申請書類上では「L1ビザホルダー」として登録されている

  • 一方、DHSのシステム上では「永住者」として登録されている

  • ステータスが両者で一致していないので、SSNは発行できない

  • SSOとしては、ステータスの不一致が解消されない限り、何も出来ない

  • ついては、本人自らがDHSに連絡してステータスを「永住者」→「L1ビザホルダー」に変更するよう依頼する必要がある

とのこと。
なんじゃそら、とは思うものの、原因が分かったのは一歩前進。
窓口の担当者からDHSの電話番号を教えてもらい、電話をかけてみることにしました。

中編に続く・・

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