エッシェンシャル（essential）とは、本来の性質にかかわりのあるさま。
本質的、絶対に必要なさま、 欠くことのできないさま、という意味を持っています。

この考え方は、ビジネスにおいて非常に重要です。
しかしながら、あまり実践しているひとが少ないのも事実です。

この考え方を身につけて、周囲をリードしてみてはいかがでしょうか。

このエッシェンシャル思考とは、「エネルギーを分散させずに、集中して取り組もう」という概念です。

この概念を見て、「そりゃ、そうだろう！」って、言葉で理解することは容易なんですよね。

でも、実践するのが、難しい。。。つまり、思考を行動に移せるかどうかが重要なのです。

という危険な思考から脱却して、こういう思考になれ↓というものです。

そうなんです、「捨てることが前提」の思考法なのです。

やることが多い人＝仕事ができるひと、では無いのです。

条件反射で仕事を受けて、その仕事の本質（目的や必要性など）に目も向けない。

これじゃ、生産性が低いですし、マルチタスクにならざるを得ず、パフォーマンスが落ちるのはないでしょうか。

個人が与えられた仕事に疑問を持たなかったら、ただの作業になるし、企業にとっても思考停止業務（前年踏襲、慣習、風習的なやつ）の量産で、業績が伸びていきません。

与えられた業務をこなすのが社員だろう！という方もいると思うので、ちょっと補足をしておきます。

企業のタスクって、総意で決まるものが少なく、トップダウンが多いと思うのです。段階的に降ってくるものですよね。

それを誰かが冷静に、客観的に、その部署の目で、個人の目で、見ることによって、仕事の必要性や本来の目的が明確になると思うのです。

そこで、疑問に思うもの、捨てたほうが良いものを、依頼したひとに伝えると、逆フィードバックが発生して、結果的に個人のためだけではなく、その所属する会社にも良い影響を及ぼすことになります。

今は、情報化社会です。

生きてるだけで、膨大な情報と選択肢を日々目にします。

何でもかんでも記憶しておこうと思わずに、どう捨てていくかが重要なんですね。

この思考は、とても大事なので、意識すると、めちゃくちゃ仕事ができるようになりますよ。