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「勝間式ロジカル不老長寿」は「勝間式」であることを肝に銘ず

「勝間式ロジカル不老長寿」勝間和代・著を読みました。
勝間和代さん、尊敬します。お慕いします。GIVEの精神にあふれた人だと思います。この本を手に取った理由はそれだけです。

ですがこの本に書かれてあることはあくまでも勝間式です。


勝間さんにあこがれ、本書に同意見の方も多くいらっしゃることでしょう。
が、わたしはこの本を読んで、敢えて言うなら人それぞれの「○○式」ロジカル不老長寿があると考えます。

この本の内容は以下のとおりです。
人生100年時代と言われ、長生きがリスクであるという。具体的には
・身体的衰えのリスク
・金銭的収入源のリスク
・社会的つながり減のリスク

これらのリスクに備えるにはそれぞれのリスクに対して、40代50代から備えておこう!と提言されています。なのでわたしなりのそれらの備えを考える本となりました。

本書のゴルフ場の例で、高齢なゴルファーの中にはマナーのよろしくない方々がおられるというくだりがあります。マナーというのはその時の空気の読みみたいなものも含まれます。そうなんだー、ある程度収入に余裕のある方の集まるゴルフという趣味ですらそうなのだから、ゴルフ場に限らず、高齢者全般気をつけよと受け止めました。おそらくわたしはゴルフとは縁をもつまいと思いました。
ではお金のかからない方法で身体的衰えを回避するには?と考えると、
わたしの場合、掃除をはじめ家事。車で行く距離を自転車で、自転車で行けるところを歩いて、歩いて行けるところを走っていけるようになりたいと思っています。

食事に関しても様々なエビデンスが出ているようですが、わたしは自炊をベースとしていればそんなにこだわらなくてもいいんじゃないのかなーという気がしています。○○を食べるとこうなる的な情報には、いささかうんざりしています。

金銭的収入については「労働市場においてオンリーワンの存在になれれば、どんどん収入は上がっていく」ってさらっと書かれてますけど、それができなくて困ってる人がどんだけいることか…。

社会的つながりにおいても、人とリアルに会うことが制限されてる昨今、どうなんだろう?むしろひとりでもささやかな楽しみが見つけられて、lonelyでなければalone上等ではないかしら。ここのとこは著者とほぼ同意です。

・・・と思ったことをつらつら書いたのですが、並行して読んでいた本があまりにも対照的だったので、こちらの本にもうなずきポイントありました。

堀江貴文氏、共感!とあるけど本当かな?と疑いたくはなるものの、世間の常識や同調圧力は疑ってかかれってところかな?

わたしが共感したのは自分に合う食生活を粗食の中から見つけてるところとか、想像力と創造力があると結構幸せとか、趣味が読書と散歩ってところ。年齢からつい見てしまって、お金とか見栄のために生きてないってところが潔いです。ただわたしも近い生活してるかも・・・と思いつつ、自称「20代で隠居」を継続しないとそれはオリジナリティにならないからわたしはまだまだ著者には及びません。

この2冊を並行して読んだおかげで、わたしは「勝間式」でもなく「大原式」でもなく独自のロジカル不老長寿ハッピーライフを目指したいと思いました。

身体的にはおかげさまで結構年齢より若いと思っているのですが、勝間さんもそうですが、これは両親の在り方による処が大きいので親に感謝。日々身体をこまめに動かしていきます。これからも。

経済的にはまだまだ不十分だしこのままじゃまずいなーと思うのですが、無理して消耗しないで生きていきたいな。

社会的には、会いたい時に会いたい人に会いたい。ここは自分中心でいたいな。そして「あなたに会えてよかった」と思ってもらえる人になりたい。でもわたしも自由への欲求が強い(勝間さんもそうらしい)のでひとりを楽しむ術もさらに身に着けます。

年収90万円でわたしも生きていけそうだなーと漠然とでも思えるのは強がりかもしれないけど、お金だけにとらわれない生活ができたらいいなと思うのです。

読書の楽しみ・・・並行してたまたま対照的な本に出会ったので、自分なりの感想を書き留められました。

勝間和代さんと大原扁理さんの対談とかあったらおもしろそうだな。

To be continued・・・


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