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【文房具】ガラスペンとインク~美星の夜空~

私がガラスペンと出会ったのは、もうずいぶん前のこと。
憧れを抱きつつ、初めて購入したガラスペンとの仲は5年目くらいでしょうか。

さて、そんな大好きなガラスペンのお供、それはインク。
世間にはインク沼、と呼ばれるものがありますが、
今まで1つのお気に入りボトルインクを使ってきました。

それが今回ご紹介する
"美星の夜空"


人生初のボトルインク全貌

紙箱

SAILORさんのインクボトル
箱に入れたまま保存しています
50mlボトルなのでずっしり…
箱の正面
箱の裏面
箱の側面


インクボトル

続いてはインクボトル本体です。

斜め上から
このガラスの厚み越しに見えるインクの色がたまりません
正面から
"usagiya original"の文字

ガラスペンを購入したお店で悩みながら購入したインクでした。
インク自体の試し書きはしていないので、完全にこのインク名、ボトルに惹かれての購入となりました。

初めてなのに、ずいぶん大きなインクを…大胆だな…とも感じられるかもしれませんが、初めてガラスペンを購入した時、

このガラスペンとずっと一緒に過ごしていく、その長いお供

として大事に使い続ける相棒としてこのボトルインクを選びました。
このボトルを箱から出すとき、胸の中で購入したときと同じようなどきどき感を毎回味わうことができます。

このボトルインクで書くお手紙は本当に特別。
正確には、お手紙だけが特別、という訳ではなく、
このボトルインクでお手紙を書くために、便箋を選んだりするところから特別な時間が始まっていて、お手紙を書いているとき、そして宛名書きをして投函、相手に届く日を思い浮かべる…そこまでの全てが特別です。

お手紙が相手のもとへ届くまでに旅している、私も相手も知らないその時間があるからこそお手紙が好きなのだと改めて気が付きました。
そんな大好きなお手紙の相棒が、ガラスペンとこのボトルインクです。


製造者

改めて調べてみると、こちらのインクは岡山を拠点におく"うさぎや"さんのオリジナルインク。
(写真内にも"usagiya original"の文字)


うさぎやボトルインク一覧

うさぎやさんのボトルインク一覧はこちら。

岡山県要素満載な素敵なボトルインクたちです。
同シリーズは恐らく36色。
ボトルのイラストもインクの名前も素敵で、この一覧を部屋に貼っておきたいです。
インク名を眺めていると、うさぎやさんの岡山愛しか感じられません。

児島デニム【Kojima denim】
晴れの国【Hare no Kuni】
倉敷白壁【Kurashiki shirakabe】
後楽園【Korakuen】
瀬戸内マリンブルー【Setouchi marine blue】
烏城ブラック【Ujo black】
美星の夜空【Bisei no Yozora】
備前焼アンティーク【Bizenyaki antique】
おかやまの蒼天【Okayama no Soten】
笠岡のひまわり畑【Kasaoka no Himawari batake】
高梁川の渓流【Takahashigawa no Keiryu】
赤磐ワイン【Akaiwa Wine】
瀬戸内サンセット【Setouchi Sunset】
桃太郎【Momotaro】
岡山ブルーライン【Okayama Blueline】
下津井の蛸【Shimotsui no Tako】
きびだんご【Kibidango】
深紅の薔薇【Shinku no Bara】
瀬戸内レモン【Setouchi Lemon】
鞆の浦の常夜灯【Tomonoura no Jouyatou】
仙酔アイランドブルー【Sensui Island Blue】
しまなみ海道の青空【Shimanami Kaido no Aozora】
プリンセスふくやま【Princess Fukuyama】
尾道千光寺の桜【Onomichi Senkouji no Sakura】
豪渓の紅葉【Gokei no Kouyou】
備中国分寺の夕焼け【Bichu Kokubunji no Yuyake】
倉敷川の小景【Kurashiki Gawa no Syoukei】
せとうち夜想【Setouchi Yasou】
備中藤まつり【Bichu Fuji Matsuri】
瀬戸内シーグリーン【Setouchi Sea Green】
牛窓オリーブ【Ushimado Olive】
王子が岳グリーン【Ojigatake Green】
鬼ノ城の赤鬼【Kinojo no Akaoni】
マスカット【Muscat】
ピオーネ【Pione】
備中の秋桜【Bichu no Cosmos】

もしもボトルインクにラベルも何もなく、
ただガラス瓶に入っているだけだったら…
きっとここまで心ときめくことはなかったに違いない、
と思わずにはいられないシリーズです。

無限にある色の中から、名前に合わせたこの一色という色を決めていく…
これだけの数を作り上げていくには、どれだけの労力と時間が掛かったのだろうか…と思いを馳せることも…

そして、より一層大事に使っていこうと思う今日この頃です。


SAILORさんのインク専門ページ

SAILORさん公式のインク専門with ink.を発見しました。

2023年9月12日にページ紹介がある比較的新しいページでした。

こちらは公式Instagram。

どれも素敵なお写真ばかりで、インク沼にはまりそうで嬉し怖しな素敵な空間です。

最後に

今回は私のファーストインクである、"美星の夜空"についてまとめました。
改めて思い入れの深いインクとなりました。

最近は万年筆も復活しつつあり、カートリッジではなくコンバーターの使用も検討しているので、万年筆の本数に合わせて少しボトルインクが増えていくかもしれません。

それでいても、この"美星の夜空"はこれからも特別なボトルインクとして、より一層大事に使用していきます。

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