色のついていないボールを拾う
プロダクトマネージャーの重要な1つの仕事として色のついていないボールを拾うことがある。
色のついていないボールとは誰のタスクかが不透明な仕事のことだ。
それはそもそもボールとして認識されていないことがあり、それを見つけるのがプロダクトマネージャーの仕事だ。
透明なボールを持ってこれをボールだとみんなに認識させる。
またそれがなぜ必要なボールかを分かりやすく噛み砕き説明する必要がある。
また、それを自分でこなすのか、誰かに色をつけて渡すかが重要である。
みんな実はうすうすボールだと思っているが、忙しくて見て見ぬ振りをしている場合があったり、直近ではボールのように見えなくても、長期的にはボールに見えるものまで様々だ。
ボールを見つけるには、プロダクトマネージャー自身に余裕がある必要があり、余裕がないと近視眼になりがちになる。
プロダクトマネージャーは自分に余裕を持って、常に色のついていないボールを探す必要がある。
色のついていないボールをボールだと言うとメンバーから反感を食うことがあるが、それもプロダクトマネージャーの仕事である。
全てはプロダクトをよくするため、またはユーザーさんに喜んでもらうためだ。
この色のついていないボールを自分で気づいていながら、見過ごすことがあれば職務を全うしているとは言えない。
これからもプロダクトマネージャーは色のついていないボールを探し続けよう。
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