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チームで結果を出すための、「面白がる」というスキル(もしくは才能)について

チームで結果を出すために、そして幸福度の高い人生を送るためにも、超重要なスキル(もしくは才能)の1つとして「面白がる」というのがあると思うんですよね。

何かアイデアが出された時に、まず最初に「おお、それめっちゃ面白いね!」から始める。そこから始めて、アイデアを思いついた背景などを共に味わい、リスクや懸念点については、最後に「一方でこういう観点もあるよね、それについてはどう思う?」みたいな形で触れるのが良いのかなと。

一番残念なのは、大したリアクションもせずに
「なるほどー。でもそれってこういうリスクがあるよね。」

から始めてしまうこと…
これを役職者とか肩書のパワーがある人がやっちゃうと、そこから先はもうアイデアが出てこない負のスパイラルに。(もしくは、出てくるアイデアが役職者の「正解探し」に収れんしていく)

でもって結構怖いのが、無自覚に(悪気なく)やっちゃってる人もいるんですよね。これ。特に、仕事経験が豊富でパッとリスク部分が見えちゃうマネジャーとか。
本人は最初の「なるほどー」部分でアイデアをポジティブに受け止めているつもりだったりするけど、周りは全然そう感じてない
みたいなケースもあるので、なお一層たちが悪い。


そんな事態を避けるために、誰でもできる解決策としては、
「おお、それ超面白いじゃないですか!(テンション高め)」
というのを、定型の枕詞としてまず置いちゃう。
(内容が感覚的に面白い!と思えないものに対しても違和感なくやるのは意外と難しい。その意味で、一種のスキルなのかなと。たまにそれをナチュラルボーンでできちゃう人もいて、それはホント才能ですね。)

この「面白がる」スキルや才能がある人がミーティングに一人でもいると、かなり良い場になります。
そしてそんなミーティングが積み重ねてられていくと、その人が参加しているだけで安心感となり、出されるアイデアの量と質が向上していくという好循環になっていく。


とはいえ、、、
「とにかく面白がる」ことにも、一応逆効果があります。
うっかりアイデアを広げすぎて、時間が足りなくなるミーティングが頻発するという逆効果が(笑)。
なので理想的には、同じ「面白がる」タイプでも『乗っかって広げまくるタイプの人』『面白がりつつも全体の時間をファシリテーションするタイプの人』がペアで揃っていると良い。

自分の身の回りで、それを高いレベルでやってるペアの代表が、musuhi社の野崎&石川ペア
この1年、KOBIRAの難しい組織変革テーマについてmusuhiさんに伴走してもらいながら楽しく乗り越えられてきてるんですが、それは野崎&石川ペアが徹底的に「面白がってくれている」のも一因だろうなーと思ってます。感謝!!(^^)

役員合宿の一コマ。
当時はピリピリしがちだった役員の場も、
野崎&石川ペアが毎回ポジティブに盛り上がれる空気を作ってくれてます。

組織作りにお困りの方がいたら、musuhiさんまで!(^^)
(多分鹿児島の会社じゃなくても相談に乗ってくれるはず!)

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