Netflix版『三体』葉教授とソールとの墓地での会話の文字起こし、ジョークとユーモア【エピソード7・シーズン1】【ネタバレあり】2024/03/26開始、2024/05/20更新

昨夜、2024/03/25に、友達と、三体のシーズン1を全部観終えた。

エピソード7での葉教授とソールとの墓地での会話がある。葉教授がジョークを披露する。全く笑えない。理解もできない。33分50秒まで続く会話だ。

これが三体打倒の秘策になるのか、それとも、単なる葉教授の過去をジョークとして語っただけなのか。

「神」と「アインシュタイン」と「天使」と「ヴァイオリン」と「サクスフォン」、それぞれ何をたとえているのか?

人類は2種類に分けられる。三体を観たものと、三体を観ていないものだ。

playという単語に複数の意味があるのだろうか?

いずれにしても、ユーモアは大事にしていきたいな。

英語の書き起こし

[Dr. Ye]
Would you like to hear a joke?
So, Einstein dies.
He finds himself in heaven, and he has his violin.

He’s overjoyed. He loves his violin.

More than physics.

Even more than women.

He’s excited to find out how well he can play in heaven.

He imagines he’ll be pretty damn good.

So he starts tuning up, and the angels rush at him.

“What are you doing?” they say.

“I’m getting ready to play.”

“Don’t do that. God won’t like it.”

“He’s a saxophonist.”

So Einstein stops.

He doesn’t play, but it’s difficult.

He loves music, and there’s actually not much to do in heaven.

And sure enough, from high above, he hears a saxophone.

It’s playing “Take the A Train.” Do you know that one?

[Saulソール]
Yeah. I mean, I’ve heard it.

[Dr. Ye]
Einstein knows it too. And he thinks,

“I’m going to do it. I’m going to play with Him.”

“We’re going to sound great together.”

So he starts playing “Take the A Train.”

The saxophone stops, and God appears.

He marches over to Einstein and kicks him in the balls,

which hurts, even in heaven.

Then he smashes Einstein’s beloved violin to bits.

Eternity without music.

Heaven has become hell for Einstein.

And, as he writhes on the ground, holding his smashed balls,

an angel comes over and says, “We warned you.”

“Never play with God.”

[Saulソール]
”Never play with God”?

You don’t like it?

[Saulソール]
No, it’s … it’s not that. It’s just…

“Never play with God.”

[Dr. Ye]
Humor is a very personal thing.

Some people understand it, and some people don’t.

Some jokes are so private, they only make sense to two people.

But jokes are important.

We wouldn’t survive without them.

Don’t you agree?

I have to go.

Take care, Saul.

I hope my joke doesn’t cause you any trouble.

日本語での書き起こし

[Dr. Ye]
ジョークを聞きたいですか?
アインシュタインが死んで、天国に行ったんです。
そこには彼の大好きなバイオリンがありました。

彼は大喜びです。バイオリンを愛していました。

物理学よりも。

女性よりもさらに。

天国でどれほど上手く弾けるか試すのが楽しみでした。

きっと相当上手くなれると想像していました。

だから、彼はチューニングを始めたんですが、天使たちが彼に駆け寄ります。

「何をしてるの?」と彼らは言います。

「弾く準備をしているんだ」と彼は答えます。

「それはやめなさい。神様が喜ばないよ」

「神様はサックス奏者なんだよ」

だからアインシュタインは止めました。

弾かないけれど、それは難しいことでした。

彼は音楽を愛しており、天国では実際にやることがあまりありませんでした。

そして確かに、上空からサックスの音が聞こえてきます。

それは「Take the A Train」を演奏していました。知っていますか、その曲を?

[Saulソール]
ええ、聞いたことありますよ。

[Dr. Ye]
アインシュタインも知っています。そして彼は思いました、

「やるんだ。神様と一緒に演奏するんだ」

「僕たちは素晴らしいハーモニーを奏でるだろう」

だから彼は「Take the A Train」を演奏し始めました。

サックスが止まり、神様が現れます。

彼はアインシュタインのもとに歩み寄り、彼の睾丸を蹴り上げます、

それは、天国でさえも痛いことでした。

それから彼はアインシュタインの愛するバイオリンをバラバラに壊します。

音楽なき永遠。

天国はアインシュタインにとって地獄となりました。

そして、彼が地面にうずくまり、壊れた睾丸を抱えていると、天使が近づいてきて言いました、「警告したのに」

「神様とは遊ばないこと」

[Saulソール]
「神様とは遊ばない」?

[Dr. Ye]
気に入らない?

[Saulソール]
いや、それは…そういうわけではなく…

「神様とは遊ばない」

[Saulソール]
ユーモアは非常に個人的なものです。

理解する人もいれば、そうでない人もいます。

ある冗談は、二人にしか通じないほど個人的なものです。

でも、冗談は重要です。

それがなければ、私たちは生きていけません。

同意しますか?

もう行かなきゃ。

気をつけて、ソール。

私のジョークがあなたに何か問題を起こさないことを願っています。

以上


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