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認める心の活動【認知・承認欲求満足】

💟心の原点-認知承認活動「認める」💟

私達は、他者に生かされ支えられ、
認められながら日々生活をしています。

みんな他人に「認められたい」と思う願望
気持ちは人間である以上多少なりあります。

しかし、何人、何事に対しても
「認められたい」
「認めて欲しい」
「無理に認めさせる」
などと言った「見返り」を
望み求める意識の心身の活動は、
決して良い結果を生まないことが
多いと様々な場面で体験し思います。

人に、先ず「認められたい」と思うなら、
先ず、「認める」活動に専念すべきです。

例えば、挨拶
挨拶の語彙(下図)を知り

挨拶

★誰にでもこちらから進んで挨拶する人。
★認められたいと思う気持ちで
 こちらから自己顕示の挨拶する人。
★その時の気分(感情)で、挨拶をする人。
★好きな人・認めて欲しい人・
 認めさせたい人だけに挨拶する人。
★挨拶された人だけに返す人。

このように挨拶一つを取って見ても、
色々な認める(認知・認証)活動があります。

他人に「認められる」=承認欲求満足は、
自らの「認める」ことの結果と捉える。

「人として認めて貰いたい」
「自利がある故に認めさせたい」、
「自己アピール(顕示)」
を意識して何らかの
見返りを求めたり、望んだり
する言動や態度(心身の活動)は
「認められない要素」の一つとなる
といつでも意識して置きましょう。

今の社会で薄れつつある意識を表している
「美しい花は、己の綺麗さを
 知らず可憐に咲いている」

の語は、私達日本人の控えめで慎ましい心、
侘び寂びの心を表現している言葉です。

それは、日本の心「おもてなしの心」です。

👤五感と認知承認活動

五感で覚える

一、見る(視る・観る・診る)
  ☞視覚と眼識(げんしき)

 目で見て認める活動と感じ取ること。
 それに伴って生まれる意識

二、聴く(聞く・訊く)
 ☞聴覚と耳識(にしき)

 耳で聞いて認める活動と感じ取ること。
 それに伴って生まれる意識

三、味わう
 ☞味覚と舌識(ぜっしき)

 味わって認める活動と感じる取ること。
 それに伴って生まれる意識

四、触れる
 ☞触覚と身識(しんしき)

 触れて認める活動と感じ取ること。
 それに伴って生まれる意識

五、 嗅ぐ
 ☞臭覚と鼻識(びしき)

 嗅いで認める活動と感じ取ること。
 それに伴って生まれる意識

👫認める活動の種類(人称別)

1. 人としての活動-(二人称)
2. 大切な人への活動-(二人称)
3. お客様への活動-(三人称)
4. 組織人としての活動-(三人称)
5. 社会人としての活動-(三人称)
6. 自分自身への活動-(一人称)

人称と助詞の我と輪

💑認める意識と心掛け

🆚認める(認知・承認欲求満足)は、

 相手の心を受容れ支える第一歩!


1. 相手の為に、役に立ちたいと意識する
2. 人間としての温もりを意識し、
 表せるように意識する
3. 相手の話に返事で頷いたり、
 相槌を打ったりしながらの会話を意識する
4. 寛容さを持って接するよう意識する(広い心・許す心)
5. 同じテーブルで会話できるよう意識する

6. 相手に対する信用、信頼
 の言動、態度に心掛ける
7. 受容・傾聴を意識する
8. 内容によって同情、共感、共鳴
 を使い分けられるよう意識する
9. 小さなことでも褒め、
 讃えられる平静さを意識する
10. 自他のために安易に判断、
   決断しないよう心掛ける

11. その人の心と感情の共有を意識する
12. 真心を以って本気で説明する
13. 努力・精進を褒め称える
14. 天性の才能は、それを認め称える
15. 見返りや物を望み、求める態度
      を持たないよう意識する

認める心身の活動-ステップ

認めるプロセス


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