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個人の主観⇔主観&客観

主観との「心の軸」≠自分軸

主観と心の軸

人間が真っすぐ立って居られるのは
「骨」があり、その骨が軸となり、
立っていることが出来、歩いたり、
走ったりすることが出来ます。

喩え倒れても、
起き上がることができるのは、
身体の軸となる骨があるからです。
逆にいえば、骨がなければ、
立っていることさえいられません。

人の心も同様で、
その安定には確りした骨が必要です。

心にその骨あることで、他人の思惑や
世間の風に流さることなく生きられます。

それは、人間力と成り自分自身の
健全な精神と心の安定を保つ強力な
骨()になり、そしてこの軸が確り
していれば、多少のトラブルや苦難、
困難があっても倒れることはありません。

では、心の軸とは一体何でしょうか❓
※自分軸は、正誤・善悪に関係ない
 各々の生き方取組み姿勢を表しています。

それは、生き抜くための「人生の哲学」
であり次の三つがあると考えられます。

1.人としての生き方・姿勢・道

2.人間の信念・信条・理念・志・魂

3.ビジョン・夢・目標


この三本の軸があることで、
哲学と言う太い軸が創られます。

生き方・姿勢・道
「人生の歩み方」とその時の「姿勢」、
「歩む道」、「道理」のことです。

それが確立されていれば、
想定外のトラブルや苦難にあっても、
その姿勢や道を正し、軌道修正し、
基に戻すすることができます。

信念・志・魂とは言うまでもなく「志」、
真ん中にある自分が信じている「魂」で、
自分が信じていることがあるからこそ、
自信を持って発言・行動をすることができます。
また、
迷いを断ち切り、自分に見合った
判断・決断が下せるようになります。

ビジョン・夢・目標は、
目的(目標)や目的地(到達点)のことで
それが分かることで進むべき方向を
自覚認識が出来ます。
このシッカリとした「軸」があることで
人は道に迷うことなく、正しい方向に向かい、
一歩一歩前進することが出来るのです。

また、
その人が信頼され、愛される人間力の
源とも言える、人それぞれの備え持つ
個性(感性)を磨くには人としての道に
沿ったその人の個性・感性に適した
「人としての心の軸」を持つことです。

それには、自分自身の心技体の総て
を知るために、自分の持つ「主観」や
「スキル」を客観的に見る内観=
自己診断(自心と向合う活動)から始めます。

その活動でえられた結果を、
先ず素直に受入れ、真摯(自分に正直)
に向き合って具体的にどんな方法を
用いれば良いだろうか❓
どうしたらもっと上を目指せるだろうか❓
と言ったことに本気で真摯に取組み、
それに向かい努力精進を日々続けています。

このようなことによって
実際に成果や結果を出している世界レベルな
活動をしている多くの文化人、著名人、職人、
プロ野球やゴルフ、スケート、テニスなど
アスリート達はこの活動をしています。

最近文献やネットで見聞きする言葉に
心の軸」と言う言葉があります。

現代社会は、有り余る他人や情報に
翻弄され易くなってきている生活環境です。

大切なのは、自らの主観や志(≒信念)の元、
他人の意見や思惑、情報に惑わされない
個々人に合った「心の軸」を確りと
持つことが、必要だと思います。

その為に、自分の本質と向き合う活動、
自分らしい個性(魅力・感性)を確立し、
何事・何人にも左右されず動じない、
自信の持てる「心の軸」を備えることです。

そして、
その軸を体験や学び、気付きなどで
より安定した軸に育むために、
先ずは、学び⇒受け入れ(受容)⇒
分析消化⇒理解⇒認識⇒知恵
のサイクルでそれぞれを生かすことです。

私たち凡人にとってこういった活動
をすることは容易ではありませんが、
人とのコミュニケーションや日常の
生活上でより良い人間関係を築き、
幸福で潤いのある実り豊かな心を
手に入れるために上記した活動が
誰でも出来るようにするには次のことがあります。

🔺人は自分が一番好きで、
 自らを最も愛していることを自覚する
 (≠自己中・保身)


🔺「愛されたい・好かれたい」と求める意識
   や我欲(私心)を捨て、人のために活動する

  ※誰にでも損得(≒見返り)・我欲・私情
          があるのは当たり前と考えるように心がける
  ※いつも人と支えあって生かされ、
          生きていることを表す「人」の文字を意識する 

🔺自分の心(=本質)に嘘偽りや言い訳けをしない

🔺人の目、思惑を気にしないように努める
  (自他の長所の理解認識・輝く個性と自信)

🔺今を心から楽しむことは将来を
   創るという意識を持つようにする

  (楽をすると楽しむは異なる語彙を持つ)

🔺自分の本質を素直に受容れ自然体で対峙する

🔺一定の期間ごと内観活動をする
 (自分と正直に向き合う)


🔺感謝の言葉「ありがとう」「有難い」
 「お陰様で」を多用する。

  ※感謝の言行活動は、仲間を創り、
   批評批判に勝ると意識する

即ち、心の軸の育成には、
最初は主観を外し学び(無私の心)、
その後主観と客観に照らした上で、
血肉になると思われることを選び、
個性的な知恵として生かせるよう
に日々精進し、努めることです。

人は、お金や名誉、地位と言ったこと
だけで決して幸せにはなれないと思います。

本当の意味で、
満足や幸せを感じ取り確りと
掴むちためには一人ひとりが自分の心の
を持つことが大切ではないでしょうか。

私たち日本人は、古より自らが遜り
人を許し、人を生かして、
 共に調和して生きようとする心

を持つ国民性があると言われています。

また一方で、人との「」と「輪・環」
即ち「調和」を重視するばかりに「曖昧」
になると言う弊害も現実としてあります。

この「調和」は、目的を同じくする
様々な組織・集団をチームやグループ化
することで単なる要素を組み合わせた
総和を越えて、想定外(予想)の大きな
想像力=創造力を生み出します。

このような私達日本人ならではの
「和」と「輪」「環」、「調和」を図る上で
日本の文化「おもてなしの心」は大切です。

人は「先ず人を思う」ことで、
「和」と「輪」、「調和」を重んじ、
他者とその置かれた様々な環境を
大切にするようなれると思います。

そして主観や客観力とも言われる
その人だけが備え持つ「心の軸」は、
日々の出会いや触合う人々、相手を
思いやる心」の大切な要素と捉えます。

悲しいかな私はこのようなこの心の軸
を持てずに人生の後半までその場凌ぎ
の取組み姿勢と生き方をしまいました。

今後の日本の少子高齢化社会を牽引し、
次世代を担う皆様の日々の仕事や
個人中心となった社会生活や人間関係に
少しでも参考になればと考え記しました。

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