新たな年の初めに私達日本人が向き合う
べきことの幾つかをまとめてみました。
長文ですが是非御一読頂きたい内容です。

🌈新しい意識作りに取組む

政治も今迄の古い習わしからの脱却のに
取組み始めたように受け止めています。

それは、
直ぐに私達日本人の暮しや日々の生き方
に繋がることではありませんが、今後の
私達国民の在り方や生き方、取り組みに
僅かでも役立つことを考えてみます。

👪子供～大人の💟心の基礎体力創り🍀

下の『モラル欠如に焦点を充てる』
記事に載せた内容は私達国民全員が
真剣に取組む時ではないでしょうか❓

この取組と共に、日本人らしさの
喪失に危機感を持っております。

その理由は、
モラルと自制心の欠如による犯罪増加、
犯罪の若年化、感情のコントロール不能
と思われる悲惨な殺傷事件などの多発と
共に若者のＳＮＳでの人の思惑意識過剰、
インバウンドでのオーバーツーリズムに
因る日本への不信を防ぐ国民全員の行動
が必要な時に来ている故です。

社会の現実と本気で向き合う

私達の日本には震災復興、現在迎えている
コロナ後の少子高齢化社会、格差拡大社会、
また、2050年問題として世界中から注目を
浴びている「※ジャパンシンドローム問題」
と言う課題が山積しています。

※ジャパンシンドロームｰ出典
　(フリー百科事典『Wikipedia』)

　少子高齢化に伴う急激な人口減少を推進、
　経済低迷、収入減、雇用不安、社会保障
　の不安、地域集団の崩壊などと言う負の
　スパイラル的に様々な問題が発生し弱体
　させられた日本の現状を言う。

私達👨大人👧は子供達に何が出来る❓

このような中これから厳しい日本を担って
行かなければならない子供達の心の中に、
先年の大震災を機に、人を思い遣る心、
人との繋がりを大切にする心、と共に
社会貢献意識が芽生えて来たことは
大変素晴らしいことであると思います。

同時に、日本独自の文化や各方面での
日本人の活躍で世界中から注目される
唯一無二の日本国に成ったと言う誇り
を持って生きて行くことが大切です。

人々が繋がりを意識する傾向が高まる中
今後の社会を担う子供達の｢心の体力｣を
育むことも、決して忘れてはならない
大切な取組みであると考えます。

この｢心の体力｣は今後のコロナ渦後の
復興の為、上記の諸問題に対処する為、
企業の成長の為、日本国のG.D..P向上、
個人的には豊かな心で幸せを掴む為に
も欠かせないことであると考えます。

今こそ私達は世界が認める唯一無二の
文化を持つ国に成長していると言う自覚、
を確り持ち教育の充実や生活環境上でも
各々の視点を人の心(内面)に向けることが
必要不可欠であると思います。

先ずは今後の日本を担う子供達について、
世間一般の考えや捉え方を取上げてみます。

　A)共感性に乏しくなっている
　B) 楽しむことより、楽をすること
　　に走りがちになっている

　C) 発言力に乏しい
　D) 自己中心的で、思いやりがない

　E) 基本的な生活習慣が身に付いていない
　F) 言葉や行動が乱暴である

　G) 自制心が薄れ、キレ易い
　H) 相手により態度が変わる

　I) 意思決定力に乏しい
　J) 嫌なことには背を向ける

　K) 褒めることするが注意をしないで
　　知らんふりをする
　L) その場凌ぎや曖昧さを優先する
　M) 自分の言葉で話さない
　　・・・・・など

何故❓の心で取組む(襟を正す)

このような人間に育ってしまう｢源｣、
≒要因・要素・原因は、次のような
環境や大人の態度に因ると受止めます。

　(ア) 人と触合う場や機会が少ない。
　　（核化・少子化・一人遊び）

　(イ) 個人中心の当たり前の意識がある。
　　(基準のずれ)

　(ウ) 身の回りに見習う良いモデルがない。
　　（孤独・放任）

　(エ) 見習うモデルが｢自己中心的｣。
　　（親が自己中心的・利己的）

　(オ) 豊かな生活や社会の環境があり、
　　　欲しい物は何でも手に入り、
　　　したいことは何でも出来る。
　　（個の優先≒甘やかし）

　(カ) 親が子供の行動・意思の方向付けする。
　　（過干渉）

　(キ) 常識やものさしの基準の曖昧さ。
　　(モラルの欠如)

　(ク) 自分に都合の悪いことは曖昧にする。
　　(白黒つけないことで保身する)

　(ケ) 正面切って子供と向き合う時間を
　　　持とうとしない。
　　(子育てよりも大人の個を優先する)

　(コ) コーチングスキルの使い方に誤りがある。
　　(叱咤激励をすることが少ない)

　(サ) 対面、メールや文書での挨拶を
　　　利害や好き嫌いでする。
　　(自分優先、自己保身を大事にする)

　(シ) 情報過多に因る「説明・解説・言訳」
　　　上手の社会人が増えている。

　(ス) 若者の｢やり甲斐｣と｢働き甲斐｣が混同し
　　　情報過多社会環境がある。

　(セ) 個々人の｢足りるを知る｣
　　　＝知足の意識自覚認識不足。
　・・・・・など

以上のようなことを念頭に置き、
今現在の子供達を｢豊かな感性｣育成
と共に｢心の体力＝人間力｣がある人に
育成して行くことは日本の社会にとても
重要であり、直ちに実施する時が到来。

世界に誇れる日本の文化を後世へ

同時に世界に誇れる唯一無二の感性の文化
であるクール・カワイイと海外の国々から
言われ、注目されている日本独自の文化
和食、おもてなしの調和の文化について、
もう一度原点回帰し見直し未来の日本を
担う子供達に日本人の素晴らしさを伝承
する必要があるのではないでしょうか❓

そこで、大人である親は、
「日本人であることの素晴らしさと誇り」
「子は親の姿を反映する」と言うことを
念頭に置き、常に自らを省み指差し
「思い遣りの態度」で他の人々と触合い、
子供達の良き手本に成るように心身の姿勢
を備え行動する必要があると考えます。

また、子供に他の子供達と接触する
機会を多く作りその場で、感情を
｢自制(我慢)すること」を教え学ばせ、
｢他の子供に優しくすること｣を教えたり、
それが出来たら、必ず認め褒めて上げる
心身の活動を進んですることは大切です。

一億人総評論家と言われる日本の社会で、
ひとり一人の大人や子を持つ親が
「自分には何が出来るのか？」
「自らが何をしなければならないのか？」
を思考する場を作り実行に移すことは
現代社会を担う大人に急務と思います。

格差社会を是正するために、個人重視は
私生活だけにし出来るか繰りの日本人
が上記したことに積極的に参加して
自分のできる範囲で活動することは、
宇ウクライナのような悲惨な戦いの
起きない日本創生に急務であると、
心底から受け留めております。

💖人の背中を観て心の眼を育む

日本の伝統文化と言われる様々な文化は、
精神的に高いものを数多く秘めています。

特に茶道や華道などの作法(所作・心得)、
剣道や柔道の武道、能や雅楽、歌舞伎
などの日本芸能、神道や仏教の宗教的行事
と言った古より伝わる様々な伝統文化活動
に高い精神性を見ることが出来ます。

この日本独自伝統文化の｢モノ｣と｢その心｣
(≒ものづくり精神や職人技、雅)の文化は、
ファッションや漫画など現在の文化も含め
｢クール｣｢かわいい｣｢萌え｣｢粋｣｢風情｣など
と言われ現在世界中から多くの興味や注目
を浴びていますが、最近は｢和食｣の食文化が
加わりより一層注目を浴びています。

また、
先年のオリンピック後、国民性と言える親切
優しさや唯一無二のおもてなしが注目を浴び
それを体感するコト(≒感動)深く味わうために
海外からの多くの訪問者が来日されています。

この活動は、人間の三大欲望の『食』である
和食文化を巻き込むインバウンドとなり今後
も益々盛んになると考えられます。


古から伝わる日本独特の封建的な制度や思考、
男女差別と言う今は受け入れられない風習も
ありました。

人としての生き方、心と持ち方は徳川時代に
確りした基礎となると人関わる際の礼儀作法
(礼法)が作られその仕来たりや所作の教育が
行き渡り現在に至っています。

そしてお盆や彼岸と言う先祖を崇拝する風習、
年長者を尊び敬い(リスペクト)親兄弟や知人、
友人と親交を持ちながら上手く近所と付合い
弱い人や不幸な人を助けるために皆が集い、
勿体無い≒質素倹約の精神で社会生活をして
来ましたがプライバシー重視の今はこの様な
風習、独自の文化も徐々に薄れつています。

最近まで、
このような日本独自の風習や生活態度は、
「子供が親の背中を見て育つ」習慣、
大人は尊敬する人や先輩・上司の
「背中(手本)を見て、学び育つ」
が社会生活の習慣とされて来ました。

一方では、人と
自然界の和(調和)を重んじる意識が優先し、
人の目や思惑が過度に気にし物事や是非
をハッキリ表現せず曖昧にする言行態度
も日本の国民性｢不完全美の文化｣として
人々の心に重んじられて来ました。

ところが、現在のような情報過多環境・
ＩТの進化、ＡＩ活用の広がる個人優先
の社会になった日本の社会では、様々な
海外の心理学、思考や教育育成手法(手段)
が人の目や思惑、個々人の安全安心を優先
して思考する個人中心の社会環境で浸透し、
｢人の背中を見て学び育つ習慣｣、即ち自分
の頭で考え意思決定する習慣が薄れかけて、
何んでもスマホを見るように変わりました。

世界的プロスポーツ・アスリート達の進歩

数年前、
歴史のあるMLBで大谷選手の言動や行為が
ベースボールの本場アメリカの常識を覆し、
大きく変化したこと(≒二刀流ルール改正)
は、ここ数年間の米国や世界中の話題に
なり注目されています。

同時に、ベースボールに携わる日本人に
対する意識も変化し、彼の発する言葉は
ベースボール全体を大局的に捉え表した
結果であり、それが空前の入団契約金に
繋がったことは皆さん御存じの通りです。

また、日本の小学校へのグローブ寄贈
この度の能登半島地震の被災された方々
への今迄に例の無い百万ドルの支援では
ドジャースの球団も巻き込みました。

本当に前例のない凄いことと言えます。

一方で、
今迄大谷翔平選手は心臓病を抱えた
幼い翔平君の支援もして来ました。

彼のヒューマン愛は今後も多種多様な
場所で色々形を変えて続けられるので
成されて行くことでしょう。
大谷翔平選手のように全世界から
日本人の心を称賛され、それが予想すら
出来ない評価として現実に表れています。

私達一般日本人は彼の持つフィジカルや
体力は持っいませんが｢先ず人を思う心｣
と思える思い遣りと感謝、道徳心溢れた
周りの人達への配慮の心身の活動は直ぐ
に実践可能である、と受止めます。

サッカーで｢和を以て貴しとなす｣の実践

今年は年初から能登半島地震や航空事故が
ありネガティブな意識に成っていましたが
１月８日の報道ステーションでサッカーの
森保一監督と松岡修造氏の対談で全日本の
選手達の指導や取組み意識として、以下の
ような内容がありました。

その要点は以下の通りです。

他に森保監督談として『黒子で良い』。

この内容は日本人経営者や様々指導者の
永久保存版で残して置きたい会話です。

日本の躾、教育に取組む

さて、
今の日本ではプライバシー重視との名目で
自己保身や安心安全のためか本気で叱る人
が減少し、個人優先のSNSなどのＩТツール
やゲームの影響とも考えられる道徳意識＝
モラルマナー欠如、コンプライアンス違反、
非人道的な行為、犯罪が増加しています。

日本人らしさを見直す

このようなことを防ぐためには、
人の目意識が強く小さい頃から｢恥の教育｣で
育てられた私達日本人ですが、今の社会には、
欧米の｢罪の教育｣導入も必要か❓と思います。

欧米の真似やブランド志向が強い日本人故に、
現在国内の人材育成に欧米発信で広まっている、
多種多様な心理学や思考法、心の育成ツール
は日本人の無宗教の習わしとは大きく異なる
キリスト教に代表される｢心の文化｣が基礎と
なっていると言うことを心得て置くことです。

また、前記した
｢人の背中を見て育つ｣意識のプロセスは、
何故の意識で物事を見聞きし、何故の心
で考え、その意識を元に、態度や行動を
考え人やものを判断する｢心の基礎体力｣
と言われるE.Q｢心の知能指数≒感情の識別
感情の理解・調整・利用｣の要素があります。
最近の非認知能力の取組みも欠かせません。

今の個人中心の日本に求められるのは、
E.Q(≒内観活動・他者を思い遣る心)と
言う人間力ではないでしょうか？

世界中に唯一無二、食～ファッション
に至る日本文化の素晴らしさを新成人
を含む大人達は率先して顧み認識する
時が今来ているのでは❓と思います。

以上をまとめると、私達の住む日本には
多種多様な日本の自然と調和した文化や
伝統芸術、和食に代表されるおもてなし
に表れている唯一無二の文化の世界各国
への影響力、日本人の誠実な和の文化、
職人に代表それる伝統的な技、等があり
その文化の一般人の自覚認識は、今後の
少子高齢化社会の成長発展に欠かせない
取組みと言うことです。