おもてなしの極意(２)覚える－記憶①

①プロのおもてなし➡記憶と認証活動

🆚高精度のアンテナを備えた記憶力

覚えるとは、
視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚で得られる
過去の刺激を脳内に記録することです。

即ち、生まれてからの行動や経験を
知識として頭脳に記録することです。

その為に、
自らのアンテナの精度を上げ、
高感度のアンテナを張り巡らし
様々な情報収集をします。

覚えることで、
生まれる様々な意識、感情、感動は
人間関係の｢元点｣と言っても良い
とサービス業に関わり知りました。

それは、おもてなし、
Ｃ.Ｓ.(顧客満足)やＣ.D.(顧客感動)に
欠かせないことで心身の活動であり、
また、個人的な人との触合いと
言えるコミュニケーションや
対人関係力にも欠かせません。

感度の良いアンテナを
備え、覚えることは、魅力やモテ力を
アップすると若かりし銀座の社交界
＝銀座のクラブで実体験して、
仕事とプライベートを楽しめました。

サービス業に従事する者として、
何事も覚える(記憶する)ことは、
プロとしてとても大切な活動です。

中でもおもてなし、接客サービス、
接遇サービスのプロはお客様の持つ
様々な情報を記億し、記禄しています。

この覚えることは、日常生活上の
人付き合いの上手な人にも共通します。

おもてなしやサービス業に従事する者
として覚える(記憶する)ことは
プロとしてとても大切です。

それは、客商売のＣＳ(顧客満足)に
欠かせないことであると共に、
プライベートな人との触合いである
対人関係力にも欠かせないことです。

この覚えることは
普段の人付き合いの上手な人にも
必ず共通していると実感しています。

プロは、
下記のようなことを確りと覚えています。

(お客様を、患者さん、恋人、友達、
 触合う人、クライアントなどと
 置き換えてみてより良く考えて
 実際にチャレンジしてみて下さい)

記憶力(覚える)

1.    お客様の来店目的を一早く
　　知ろうとするアンテナを備えて行動する
2.    お客様個性覚え独自のアブローチ法を覚える
　※銀座のクラブで学んだこと
3.    お客様の特長や仕草を覚え知る為の観察や目配りをする
　※銀座のクラブで学んだこと
4.    お客様の言動、状況に合わせ、おもてなし接客応対する
　※銀座のクラブで学んだこと
5.    お客様の現在の精神的、肉体的
      状況をいち早く察知する
     普通の表情・姿勢を覚える
　※銀座のクラブで学んだこと  
 
5-1.銀座のクラブで働いていた時、
      オーナーママから
　「出勤時や退店時の挨拶時に
       毎日ホステスの持ち物や着衣、
       アクセサリー・小物、表情の明暗、
　　目の輝きなど何でもよいから
　　自分の感じた気付きのひと言
　　を言うようにしなさい。
　　全員へ毎日欠かさず挨拶する」
　と言われ実行しました。

6.    お客様の置かれている公私の立場
      や環境を積極的に察知する
  ※銀座のクラブ時代に学んだこと
7.    お客様の召上り物(飲食)のスピードに合わせて応対する
8.    お客様の飲食中の仕草を観察し、
       僅かな変化にも対応する
9.    お客様の仕草を何故の目で
      観察し、出来ることができる
  ※銀座のクラブ時代に学んだこと
10.   お客様の目線の先を注意して見られる

11.  お客様の質や層に合わせた
       臨機応変な接客応対が出来る
 ※銀座のクラブ時代に学んだこと
12.  お客様のテーブル上の美化がスムースにする
　　(邪魔にならないよう適時、適切に。
　　 離席時、バッシング時)
13.   お客様の表情や姿勢の変化を見逃ない
14.   会話や動作からお客様のその時のニーズを探れる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
15.   お客様を色々な角度から目線を変えて見られる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと

16.   お客様に合わせて楽しく
　　 過ごして頂ける環境を作れる
        ≒居住性・居心地
17.   お客様の周りのクリーン度合いを観察する
18.   お客様の必要な物が何かを
　　一早く察し行動する
19.   お客様の飲食物の量の観察する
　　(お代わり・氷の補充など)
20.   お客様の嗜好を覚える
　　(好な飲食物や好みの味)

21.   お客様の好き嫌い(料理・飲物・人)を覚えられる
22.   お客様のデザートを覚えられる
23.   お客様の身体の特長、個性やお顔を必ず覚えられる
　    平穏な普通の顔付きを覚える。
       目線・眼力・口調・髪型・服装など
　※銀座のクラブ時代に学んだこと。
24.   お客様への適切な連絡方法を覚えられる
25.  お客様の前回来店日時や気象状態を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと

26.  お客様の普段の表情や顔色を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
27.  お客様のお名前や呼名(愛称)を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
28.  お客様の独特な癖や仕草を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
29.   お客様の服装やセンスを覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
30.  お客様の職業(会社名・部署＝所属)
　   や社会的地位を覚えられる

31.    お客様の喫煙(好みの銘柄)
　　と可否を覚えられる
32.    お客様の支払い方法を覚えられる
　　(現金・カード・サインなど)
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
33.   その場、その時の優先順位を探れる　
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
34.  何を望んでいるか、
　　今一番必要なことを素早く察知し、
　　それを行動に移せる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
35.  自分の大切な人に接する
　　心や態度を心に描きながら
　　お客様に接しられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと

36.   五感の一つひとつでお客様の
　　満足を計れるよう努められる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
37.   視野を広く持ち、全体を
　　隈なく観察、目配りをする
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
38.   お客様の目の表情に応じて
　　接客応対・サービスをする
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
39.   応対時、目を吊り上げたり、
　　目で威嚇するような目付きはしない
40.   お客様のお好みの席や場所を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと

41. お客様の家族構成を覚えられる
42. お客様の当日の履物を覚えられる
43. お客様の持ち物を覚えられる
　 (バック・コート・傘など)  
※銀座のクラブ時代に学んだこと
44.  お客様の好みのスタッフを覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
45.  その場の空気・温度を読める　

46.  視線＝目線は、
　　同性又は主賓を先に捉えられる
47.  目は口で話すのと
　　同じ位の力を持つと理解している
　(口と同じく相手に話してかけている)
48.  目(視線・目付き)はｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝと
　　自分の心を伝達する役割があると知る
49.   お客様が望んだり求めたりする際
　　の眼つきを察知する
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
50.   目付き一つで相手に不安を
　　与えてしまうと自覚する

51.  好奇心や興味本位の目つきで
　　接客や応対をしていけないと自覚出来る
52.  眼つきからお客様の喜怒哀楽を察知する
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
53.  目配りと気配りの大切さを認識している
54.  接客時自分の目の表情を意識して接客応対する
55.   お客様の出身地や学校などを覚えられる

56.   お客様の匂い(香水)についての
　　好き嫌いを覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
57.   お客様の趣味や興味を
　　持っていることを覚えられる
58.   お客様の感性を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
59.  お客様のお帰りの時刻を覚えられる
　※銀座のクラブ時代に学んだこと
60.   お客様の来店、お帰りの交通手段
　　を覚えられ手配出来る
　※銀座のクラブ時代に学んだこと

※仏教の十八界

眼（げん）六境＝色（しき）→眼識（げんしき）
耳（に）六境＝声（しょう）→耳識（にしき）
鼻（び）六境＝香（こう）→鼻識（びしき）
舌（ぜつ）六境＝味（み）→舌識（ぜっしき）
身（しん）六境＝触（そく）→身識（しんしき）、
上記の夫々がまとまり生じる意識（いしき）と言う。

✨五感と心

五感と心を解かり易く