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「先ず人を思う」日本の心


人を思う心、想う心を知るは何処へ❓


現在日本の社会で日々起きている人心を
見失った行為行動は、公務員のモラル心

国政を司る人達の国民感情を無視したと
思える自己保身や法に触れる資金管理、

大学運営側の学生無視の身勝手な行動、
古くからある負の気持ちの表れであると

考えられる他人の真偽不明な噂話や他者
の批評批判の表れと考えられる誹謗中傷
の行為行動は「先ず人を思う」国民性から
大きく外れているのではないでしょうか❓

ドジャース・大谷翔平選手の誕生

一方で大谷翔平選手のように全世界から
日本人の心を称賛され、それが予想すら
出来ない評価として現実に表れています。

私達一般日本人は彼の持つフィジカルや
体力は持っいませんが「先ず人を思う心」
と思える思い遣り感謝道徳心溢れた
周りの人達への配慮
の心身の活動は直ぐ
実践可能である、と受止めます。

🌈宮城県在住時の気付き

私は40数年前、仙台に在住した時に
一見排他的と思っていた東北の人達が、
実はとても心が温かで素朴で実直、
本当に「心優しい人」が多いこと
を身を以って知ることが出来ました。

それは、
東北人の持つ独特の行動や言動、
から信頼する、感情を表に出さない、
話すと親しみ易く、忍耐強く愚痴ぱ
言わないで辛抱強く粘り強い、
一見の人には遠慮がちで口が重い、
その心を開くまでには時間が要る、
見知ぬ人に自ら積極的に動かない、
と言うようなことでした。

その時に起きたマグニチュード6.5?
「1979?年宮城沖地震」とその復興の様子
や流れを仕事と生活の場で実際に体験して
数え切れない位多くの気付きを得ました。、

そして、被災された方々の様々な苦難や
苦痛、苦しみを目のあたりにして来ました。

これ比べて、
12年前の東日本大震災と原発事故の
被害の大きさは、以前に実体験をした
宮城沖地震とは比べ物になりません。
被災地の環境の整備は目に見える形で
成されてきていますが被災者の方の
心の復旧、復興は、まだまだ僅かでは
ないかと想像をしております。

以下は、
現地で生活してない想像からですが、
実際に目に見えるガレキや壊れた物など
すっかり取り除かれ見た目では新しい
建物や道路、防災設備ができましたが、
人々の先々への目に見えない想いである
不安や様々な苦しみは見えないところで
日々増しているのではないかと思います。

震災後から現在に至る迄に地震による
直接的な被害ではなく、被災者の様々な
避難生活での精神的な病気、体調悪化や
過労など間接的な原因による病である、
うつ病や自殺、孤独死などで死亡する
震災関連死」に該当すると思われる方が、
6千人以上に及んでいると報道で知りました。

💥他人の痛み辛さは、本人しか解らない

私たち人間は、
自分が何事も実際に自らが体験しないと、
本当の辛さや苦しみは判らないものです。

東日本大震災とそれに伴う原発事故が
周辺に暮らす人々に齎したものは実際に
被災していない私達がどんなに想像した
ところで、とても思いや想像の及ばない
とてつもない辛さと心と身体の苦しみ】
ではないかと想像できます。

人は、
人として大切な心の中に夫々の異なった
思い」と独自の「想い=想像する能力」=
気持ちが生まれ、その大小は人によって
異なると考えます。

現在、前記した大谷翔平選手やサッカー
などの世界クラスのアスリートや文化を
持つ多種多様な日本人や日本のチームが
現実として多くなってきました。

そのような人たちに共通することは
自らの思いと確り向き合い自分やチーム
を支えて頂いている人達への強い「想い
を抱き、現状に満足せず高い目標に向け
見えない処でも影日向なくチャレンジ
し続けていることであると思われます。

自然災害にあわれた皆さんの思いや想い
は部外者の私達には到底解りませんが、
震災を体験した羽生選手、被災直後に、
被災地の子供たちとサッカーを一諸に
プレーし勇気づけていたU-21代表手や
倉森監督を始めとした方の「想い・思い」
の源になっていると受止めています。

💕思いと想い

自分の意識や活動について思考する事『思い』
他人や周りの人のことへ思考する『想い』

思いは「心の礎」
想いは「心の源」

思いは「感情と状況に影響される」
想いは「夢や目標・目的から生まれる」

思いは「意思・信念」
想いは「想像・発想」

思いは「我が心を律し、利他心を生む」
想いは「心を一つとし、技と力を高める」

思いは、今現在の心(思考・思案・意思)を表し
想いは、回想(追想・想い出)~予想(夢)を表す

📚辞書検索

思い
辞書に想いと言う文字は載っていません。
思い・想い・念いとしてあります。

①思うこと。思うところ。考え。思慮。
「 -を述べる」 「 -にふける」
②感じること。感じ。経験。
「いやな-をした」
「やっとの-で作り上げた」
③予想すること。もくろみ。推量。
「 -どおりになる」 「 -のほかの収穫」
④あれこれ心に浮かべること。
「 -が乱れる」
⑤気にかけること。心配すること。
「親-」 「 -に沈む」
⑥希望すること。願い。
「 -を遂げる」 「長年の-がかなう」
⑦思いしたうこと。恋すること。恋心。
「 -を寄せる」 「 -がつのる」
⑧恨み。にくみ。
⑨喪に服すること。また,その期間。喪中。
〔「想い」 「念い」などとも書く〕

🎌日本国民性「思い遣る心」の自覚

再度記しますが💞「思う」は、
一般的に広くおもう場合に使われ、
思考・思案・思索・思慮・意思など
の漢語を造る。

💑「想う」は、
ある対象を心に浮かべると言う気持ちが
強く、想起・回想・追想・感想・予想
夢想・空想・発想などの漢語を構成する。

人は、
自分の先々を心に浮かべる=「想い」が、
自らの今現在の気持ち=「思い」を越えて
しまった時、被災者の皆さんの体験した

苦難や辛さを実体験し以前と異なる環境
で日常社会生活、仕事や家庭での暮らし
を体験し生活していると、人心に闇が出来
と共に、ネガティブで暗い意識になり易く

将来への不安などで気持ちが頭一杯になり、
最終的には自殺と言った選択をしてしまう、
のではないか、と受止めています。


日本人は
他国民と比べ、自分の心と向き合い、
他人を認め、人を思い遣る心を備え
持っていると受け止めています。

その思い遣る心は、
他人の心を(思い想い)想像することを指し
利他・愛他の心」と言われております。

その日本国民独自の持つ
利他の精神を日々の暮らしに生かすため、
私達は10数年前の大震災で被災された方

一人ひとりの気持ちを思いながら心の礎
とし、日々の生活で触れ合う人を心から

認められる(=承認欲求満足活動)と共に、
大切にし、思い遣る心身の活動に努める
ことであると、思います。

人の心の中に在る、
思い遣りの心は目に見えないバーチャル
な心で
それは人が生きる上で一番大事な
ことてあると心底から思います。

人の心は、リアルに目に見えないし、
神も仏も目に見ることは出来ないもの
と言えるかもしれません。

その目に見えないバーチャルな人の心が、
日々の生活や人生を左右しているのです。

その心は知識でなく他人に優しく振る舞い、
困っている人達を助けようとする智恵です。

喩えあらゆる物が消えてしまっても、
行為態度の記憶は、必ず「心」は残ります。

私達はその心と他者を思い遣る心である
=利他心を大事にしなければなりません。

決してその「大切な心」さえ失わなければ、
人は何とか生き抜けると体験しました。

そして、自分の為でなく、誰かの為に
想い祈る心を大切にしなければなりません。

自分以外の他者への思い遣りの心、
優しさは何らかの形で報われる時が
必ずやって来ると思います。

思い遣りは、自らの思いを届けること
で想いと祈りは、利他の心、愛他の心
であると解します。

被災された東北地方の皆さんが備え持つ
口に出さない優しさ、思い遣りの心は
今後の日本に必要不可欠で大切な心です。

因みに、
「優しい」の文字は、
「人」の「憂い」(苦しみ・辛さ・悩みなど)
に寄り添うと書きます。

思い遣りと優しさ

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