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一生幸せでいたいなら正直でいることだ

幸せという言葉には、
人それぞれ異なるイメージや定義を持っています。

私なりには、
今が幸せであれば良しとしているので、

「幸せになるではなく、幸せでいる」

と決めています。

◇   ◇   ◇


こんな諺を見つけました。

一日だけ幸せでいたいならば、床屋に行け。
一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚しろ。
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。

ことわざ


この諺は、物事の持続的な幸福に対して、
それぞれの手段を提案しているのでしょう。

まず、「一日だけ幸せでいたいのであれば、床屋に行け。」
なんで床屋なの?
床屋に行くことで、清潔感が得られ、スッキリした気分になるからかな。一日の短い時間だけかもしれませんが、自分を整えることで心の余裕を感じ、幸福を味わうことができるというメッセージが込められているのかもしれません。

次に、「一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。」というアドバイス。車は便利で、快適な移動手段を提供だけでなく、所有する嬉しさもあります。

しかし、物質的なモノに幸せを求めることが長続きするかどうか? だから1週間と置いたんだと思います。購入する短期的な幸福にとどまらず、持続的な幸せを追求することの難しさを表していそうです。

我が家の自動車は6年目。1週間は、とっくに過ぎ去りましたが、今でも、所有する喜び、自分が運転する、息子たちに運転してもらう喜びがありますよ。

「一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚しろ」という部分は、
えっ、一ヵ月とは短いだろ〜と感じました。人それぞれなのかな? 
理想的なパートナーと出会えれば、一ヶ月のみならず一生の幸福を手に入れることができるかもしれません。ただし、結婚には相手との信頼関係や努力が必要です。

結婚に関しては、一ヶ月だけ幸せ、というよりは、一年後、十年後以降に幸せになる要素がたくさんあります。銀婚式を過ぎ、金婚式を目指してる夫婦としては、そんな風に感じています。

「一年だけ幸せでいたいなら、家を買え」というアドバイスは、安定した生活基盤の重要性を強調しています。家を持つことで、自分の居場所や安心感を得ることができるでしょう。

しかしこれもまた、物質的な要素に偏ったアドバイスであり、本当の幸せには、いくら高額な品物の購入だけでは不十分なことを忘れてはいけません。

そして、最後の一節「一生幸せでいたいなら、正直でいることだ」というのは、この諺の真髄ですね。一生幸せでいたいと望むのであれば、正直であること、自分を偽らずに生きることが大切だという教えが込められています。

自己と向き合い、他人との関係で誠実であることが、持続的な幸福に繋がるのです。


◇   ◇   ◇


人に正直に、自分に正直に取った行動や思考は、後悔することが少ないんだと思います。取り繕ったり、虚栄を張ったり、見栄を張ったりすると、それで仮にうまくいったとしても、一生幸せにはなれないでしょう。

自分の人生を、一生懸命、幸せでいるためには、正直な気持ちを発言し、その素直な自分の気持ちに従って行動することがベストであることに疑いの余地はありません。


◇   ◇   ◇


この諺の出所を調べると、英語諺辞典に、似たようなものが載っていました。

Let him that would be happy for a day, go to the barber; 
for a week, marry a wife; 
for a month, buy him a new horse; 
for a year, build him a new house; 
for all his lifetime, be an honest man.

日本語訳すると、
一日だけ幸せでいたいならば、床屋に行け。
一週間だけ幸せでいたいなら、妻をめとれ。
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、馬を買え。
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せでいたいなら、正直でいることだ

ちょっと、違うけど、
「一生幸せでいたいなら、正直でいることだ」
この最後のフレーズが重要なので、途中は違っても良いのだろう。




フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com