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自由を体感できる粘土遊び

こんにちは。

株式会社プロタゴワークスあかねです。

今日は仕事が休みだったのもあって、子どもに遊びに誘われたので、久しぶりに油粘土で遊びました。

油粘土をいじること自体が、もしかすると、自分が小学生だった頃以来なんじゃないだろうかと思いながら、あの匂いを嗅ぎながらあの感触を堪能しつつ、自分の手で粘土を造形するという行為をしてみました。

久々にやってみると、粘土細工がとても楽しかったんです。

「これ作ろう」と思ったモノを作る作業が、とにかく楽しくて「こりゃあうまくできた」と思った時も、「うわー全然作れなかった」と思った時も、その出来に関わらずとにかく楽しくて、とにかく無心になれて、この遊びはなかなかいいぞと感じました。

何度も作れるし、すぐに壊せるし、好きなように形を変えられるし、千切れるし、くっつけられるし、思ったとおりに手を動かしたとおりに自由自在にモノが作られていくのが何とも言えず楽しい時間でした。

頭の中に浮かんでいるボンヤリした“カタチ”を、自分の手を介して、粘土を使ってアウトプットして具現化するという作業が、なんとなく仕事に近いのかなとも思いながら、それでいて仕事よりもすぐに夢中になれて行為の中に没頭できるんです。

夢中になりながらも、自分自身の“造形する力”が全く鍛えられていないのをありありと思い知らされつつ、それでも“つくる”という行為が楽しくて、頭の中に浮かんだモノを具体的な造形物として具現化するためには、「どこをどうやって工作すると、この頭の中のイメージが現実の世界に表されるようになるんだろう?」なんて事を考えながら作っていると、あっと言う間に時間は過ぎていくし、作っては壊してまた作ってを繰り返すし、そもそも「まずはやってみる」というところからしか前に進まないので、粘土を前にして手を動かさずにじっくり考えているなんて事も一切せずに、「今、何を作りたいのか?どういうモノを作ろうと考えているのか?」なんて事すらも、とにかく粘土をこねながら、とにかく粘土で色んなカタチを作っていると、その中のあるタイミングで「あっ、これかも」と思えるタイミングがきて、そこから一気に工作が進む。そんな事が、何度も何度も

ありました。

「まずはとにかく手を動かす」

仕事でも色んなところで色んな人が言っているこの言葉が、まさにピッタリくる状況が、この粘土細工だったのかもしれない。久々に粘土遊びをして、そんな事を実感する事ができました。

仕事においても、やった事のないモノや新しいモノに取りかかる時には、ついつい「どこから手をつけるんだろう?」とか「どうやって進めるんだろう?」なんて、手を動かすのを止めて考え始めちゃうのが常なんですが、よく考えれば(と言うか、本当は考えるまでもなく)、やった事のないモノや新しいモノに取りかかるのであれば「どうしたら~?」なんて考えてみたところで何も思いつくはずはありません(思いつくんだったら、もう思いついているはずなので手をつけられているはずですから)。

だから、順序は逆で、「まずはとにかく手を動かす」。

そこからしか、何も始まらないわけです。手を動かすことで、もしかしたら“無駄な時間”がかかってしまうかもしれない、なんて事が頭をよぎる事もあるんですが、実際には「何もわからないモノ」に対して「どうしたら~?」なんて考えている事が一番“無駄な時間”なのは間違いありません(もちろん、前例があるもので、その前例や使えそうな事例を集めるという行動は無駄ではありませんし、それは既に「とにかく手を動かす」の状態になっているので、絶対に必要な事だろうと考えています)。

手を動かせば、なにがしかの“やった結果”が必ず手に入ります。ほんのわずかでも何かが手に入れば、その時点でもう既に“やる前の時点”とは明らかな変化が起きています。その変化があれば、その次の行動に繋げる事が必ずできるので、そうなると「どうしたら~?」と考えているだけの状態と比べれば、確実に前に進んでいるので、これは大きな進捗です。

そんな一連の事を、とても久々の粘土遊びで実感を伴って理解する事ができたような気がしています。

とりあえず、やってみる。で、やってみて「こりゃ違う」と感じたらすぐに壊してまた次のモノに取りかかる。それを繰り返してれば、必ずスタート時とは比べものにならないモノが必ず出来てくるから。

今日の体験を元に、これからはここに書いた事を忘れずに、「とにかくまずは手を動かしてやってみる」を実践していこうと思っています。

個人的には、ウチの仕事で創り出すモノは、粘土みたいにとても自由にカタチを変える事ができるし、いくらでも壊して作り直す事ができるモノなんじゃないかと考えているので。

だけど、最も必要なのは、それに正面から取り組める自分のメンタルが粘土のように柔軟になるように頑張る必要がありますが



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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