ストロングにするのはどの部分
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
僕の実家では、経済的な理由からなのか親の方針からなのかは今一つ判然としませんが、ジュースを飲む事が出来るのは「特別な時だけ」というルールが存在していました。
そんなルールがあったので、子どもの頃は、1年に数回だけ口にする事が出来るジュースという魅惑の飲み物をとても楽しみにしていました。
誕生日やクリスマスの2大イベントをはじめとして、子どもの日やひな祭りも該当する事があったような気がします。また、親戚の家に遊びに行った時に出してもらえたりしましたし、後は、旅行に行った先でもそうでした。
そんな、時々やってくるジュースが飲めるタイミングに、コーラやサイダーなどの炭酸飲料がラインナップに入ってきたのはある程度大きくなってからだったような記憶がありますが、炭酸飲料が選択肢に入ってからは、ジュースが飲めるタイミングでいつもコーラやマウンテンデューやアンバサなどを選んでいました。
あの頃から、シュワシュワする炭酸飲料が大好きです。
今では、炭酸飲料のラインナップに“アルコール入り”の炭酸飲料も混ざってきています。チューハイやらビールやらハイボールやらはよく飲みますし、本当にごくたまに美味しそうな味が出ていたらストロング系も手を出します。これらは、昔好きだったコールやサイダーと同程度に「飲みたい」と思う飲み物です。
それに加えて、今では、スーパーでもコンビニでも気軽に“炭酸水”が買えるようになってきたので、気軽に、そして、余計なカロリーも余計なアルコールも気にすることなく“炭酸”を味わうことができるようになっていて、炭酸好きとしてはとても重宝しています。
昔の僕は、自分自身を「コーラやサイダーが好き」だと思っていました。
ちょっと前の僕は、自分自身を「酒好き」だと思っていました。
でも、今ならわかります。
僕は、単なる「炭酸飲料好きなだけです」という事が。
僕が子どもだった頃には、今のように、気がるに炭酸水が買えるような状況ではありませんでした。なので、「炭酸が飲みたい」という気分になれば、その時はコーラやサイダーを選ぶしか無かったんだとおもいます 。
そして、大人になった僕は、これまた今のように気軽に炭酸水を買うような状況では無かったので、「炭酸が飲みたい」という気分になれば、その時はコーラやサイダーの他に、選べる選択肢としてビールやサワーやハイボールが加わったわけです。
子どもの時分だろうが、大人になってからだろうが、「炭酸が飲みたい」という僕の欲求に真っすぐ答えてくれる物が「その時、手元にある物」だけしかなくて、でも、それらは「余計なカロリー摂取になるし、余計なアルコール摂取になる」という代物だけでした。
だから、今の環境は、僕にとってとても有り難いのではないだろうか?
ジュースとビールの間をつなぐ炭酸水を飲む事で、子どもの頃の“特別な日”に対して持っていたような「飲み物への期待」みたいなモノを思い出す事ができますし、大人になってビールを飲んだ時の、あの「プハー!生き返るぜ!」みたいな感じも同じように感じる事が出来ます。
今日、夜のオンラインミーティングをしながら、『強炭酸水 THE STRONG』を飲んでいたら、そんな子どもの頃と大人になってからの飲み物についての想いが、この一本で吹き飛んでいったのを感じました。
この炭酸水、まるで、記憶と感情のスパークリングや。
だけど、この極限まで高まった眠気は吹っ飛んでいかなかったようでした。
おやすみなさい。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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