こまば哲学カフェ【シリーズ：働くってなんだろう？】を開催しました！
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました✨
私が哲学対話と出会ったきっかけでもある東京大学の梶谷先生と、梶谷先生とのご縁からつながれた新潟大学の阿部先生にもお越しいただけて、個人的には、嬉しくもあり、なんだかちょっぴり緊張する会でもありました(笑)
いつもお世話になっている群馬中小企業家同友会の先輩方にも参加していただけて嬉しかったです^^

哲学対話で最初にするのは、「問い出し」です。
テーマから発想して、みんなで一緒に考えたいなとか、話したいなと思うことを「問い」として出し合います。

【働くってなんだろう？】から発想したら、こんな「問い」が集まりました。
①仕事と仕事じゃないことはどう違うか？
②働くことは楽しいことか？辛いことか？
③働くことによって得られる、お給料以外のものは何か？
④働くことをいきがいとするべきか？
⑤脳が働くというときの働くとは何か？
⑥働くと働かないの境目はどこか？
⑦仕事を断るにはどうしたらいいか？
⑧好きなことを仕事にしなきゃいけないのか？
⑨天職はあるのか？
⑩仕事を辞めたくなる理由は何か？
⑪同僚ってどんな存在なのか？
⑫働きがいと生きがいは一致するのか？

どれも話してみたい「問い」ばかり！

多数決で選ばれた「今日の問い」は
　★天職はあるのか？★
でした。

実は、「今日の問い」を選ぶのにかなり多数決が割れ、決まるまでに３回多数決をしました。
ということは、【働く】について考えないといけないことがたくさんあるということ！
【働く】が内包しているものの幅広さを目の当たりにして、【働く】をみんなで考えることから発生するであろうエネルギーにワクワクする気持ちになりました(^^♪

哲学対話は１時間ほど実施しましたが、時間と共に、自分の思考も、みんなの思考も、どんどん変化していくのを体で感じて、なんともいえない心地よさがありました。

マグロの天職は食べられること？泳ぐこと？
なんて話もあって、私の中からは絶対に出てこない視点だったので、衝撃を受けました(笑)

感想として、
・自分が考えていたことと違う視点からの話を聴けて、自分が大切にしたいことや、こだわっていないことが整理できた。
・世代も立場も職種も違う人と話せるのは、なかなかない機会で、持ち帰れるものがたくさんあった。
・この人数で、これだけの違う問いが出るのがおもしろかった。
・普段考えている社員のこと、お客さんのこと、経営のことと全部つながって、職場に反映したいと思うことがたくさんあった。
・天職を見つけたいとプレッシャーを感じる部分もあったけど、そもそも天職はどうやって決めるのかを考えずに探してしまっていた。意外ともう出会ってるかもしれないと思えた。
などいただきました^^

【働く】の奥深さを改めて感じたので、このシリーズは、今後も定期的に開催して行きます！
興味のある方は、ぜひご参加くださいね^^