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予想外のその効能

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

何年か前までは、車の長距離運転をする際には必ずと言っていいほどエナジードリンクを飲んでから運転に臨んでいましたが、最近ではエナジードリンクを飲むことが無くなっていたことに今日気が付きました。

気が付いたきっかけは、車を運転している時に家族から「そう言えば最近エナジードリンク飲んでないよね」と指摘をされたからでした。その指摘を受けるまでは全く気付きすらしていませんでした。

「そう言われてみれば、確かに全く飲んでいないけど、それは一体なぜなのか?」

そこからしばらくは運転をしつつそんなことを考えてみました。

まずは、「そもそも、以前は何故エナジードリンクを飲んで運転をしていたのか?」から考えてみました。
そこには単純に、エナジードリンクには眠気覚ましの効果があると信じているから、という理由がありました。その効果があると信じているから、眠くなるわけにはいかない車の長距離運転時にエナジードリンクを飲んでから運転に臨んでいた。確かに、以前はそう考えていたはずでした。以前のことを思い出してみても、これは確かにそう考えていた事は間違いありませんし、しかも、エナジードリンクを飲んだ後では確かに眠気覚ましの効果を体感していたような気がしています。

とは言え、そもそも僕は「これは良いモノだ」と感じたら信じ込んでしまうようなところがあると自覚しているので、あの頃感じていたエナジードリンクの眠気覚まし効果はもしかしたらプラシーボ効果だったのかもしれません。何しろ、今日指摘を受けて気が付きましたが、別にエナジードリンクの力を借りなくてもここ何年かはずっと眠気によって運転を阻害されるということがありませんでした。つまり、飲まなくても特段何の問題も無かったということが明らかになったわけです。

なので、もしかすると自分自身の中で「これはプラシーボ効果なのでは?」という疑問が湧いてきてその効果について半信半疑になったから飲まなくなったのかもしれないぞ、なんていう仮説が立ちました。

何となくしっくりくるような気もしますが、残念ながら過去の自分の記憶をいくら思い返してみてもそんな半信半疑についての心当たりが一つもありません。もしも、ほんの少しでも心当たりがあったとしたら「これに違いない」と思えたはずなんですが、恐らくこの仮説は違うようです。

そんなことを考えつつ、結経全然よくわからずに「なんでなんだろう?」と考えながら運転しているうちに高速道路のサービスエリアに到着してトイレ休憩がてらコンビニに寄りました。

運転しながらエナジードリンクについて考えていたこともあり、久々にコンビニのエナジードリンクコーナーを覗いてみると、あの頃のラインナップとはすっかり様変わりしていてかなりたくさんの種類が取りそろえられていました。もちろん飲んだことの無い商品がたくさんあります。

ちょうどそれについて考えていたこともあり、久しぶりに一本買って飲んでみることにしました。
コンビニで購入して、車の中で飲みながら運転を再開します。

サービスエリアを出てしばらくすると、何となく違和感を感じ始めました。

「いや、でもそんなはずはないだろう」

運転しながら、その違和感を打ち消そうとする自分がいることに気が付きました。
でも、やっぱりいくら否定したところでこの違和感は消えません。

「だけど、そんなことってあるのだろうか」

どんどん違和感が大きくなってきます。
だけどまだ違和感程度でおさまっているので何とかなる気がしています。

しばらく運転を続けていると、目的地に向かうために高速道路を降りることになりました。
そうして一般道路に出ると、ちょっと行ったところにコンビニがあったのでそこへ立ち寄りました。
理由は、違和感の解消がしたかったから。

さっきのサービスエリアを出てから時間にすると1時間も経っていませんが、コンビニではトイレを借りました。

そうです、僕がさっきから感じていた違和感はいわゆる「小さな用足し」をしたくなっていたんです。

そこでようやく合点がいきました。
自分が、なぜエナジードリンクを飲まないようになっていったのか。

僕が、長距離運転の前にエナジードリンクを飲んで眠気に負けないようにしようと思っていたのは高速道路を運転する機会が多かったので、眠気が最大の敵だと考えていたからでした。

でも、エナジードリンクを飲む機会が増えてくるにしたがって「小さな用足し」に迫られる機会が増えていったというのを何となく感じていのかもしれません。その違和感が体の中に起きると、それが焦燥感に変わり運転中に自分の中で細かくやっている観察や判断が鈍るような感覚があったんだろうと思うんです。

そんな小さな“鈍り”は結局、トイレに行くまで解消されません。
でも、高速道路を走行していると、自分の都合に合わせてサービスエリアが出てきてくれるわけではありません。そうなると、次のサービスエリアを気にしながら運転し続けることになります。それはすなわち、“鈍り”を感じたまま、安全運転が阻害されるのを感じながら運転をし続ける状態だったんじゃないだろうか。だからこそ、明確な“眠気”を感じている時以外はエナジードリンクを飲まないようにしてきたんじゃないだろうか。

これが今の僕にとってもしっくりきている仮説です。

そんなことを、特に考えるともなくなんとなく続けてきて今に至ったのかもしれません。
そして、それによって実証されたのは「特に、エナジードリンクを飲まなくても眠気によって危険な状態に陥ることは無かった」ということでした。

これからも、エナジードリンクに頼らずに長距離運転をすることになるんだろうなと思いつつ、久々に飲んだ新味のエナジードリンクがとっても美味しかったので、もしかしたらまたエナジードリンクにお世話になる機会が増えるかもしれません。トイレが近くにあることを知っている時に限りますが。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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