諦めるのネジは外してしまったのだ
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「この仕事が世の中から無くなるのが望みです」
僕は自分の仕事について、いつもこう考えています。
自分達が掲げている「主人公を生み出す場所でありたい」という会社の想い=「目的」に向かっていく過程の中で、今の自分達がメインの事業としてやっている「組織開発」という仕事は、組織のパフォーマンスが最大に発揮される状態になるように取り組むわけで、そのためには「主人公」達が組織として機能することが必要です。その組織の中にいる人達が、自分達の手で取り組んで、いつの日かそれができるようになる事を、ウチの会社は目指しています。その状態が、この社会の至るところで実現して、それがどんどん広がっていけば、いずれ「組織開発」という仕事を「社外の人」の力を借りて行う必要が無くなるはずです。
つまり、「組織開発」という仕事は、この世から無くなる日がいつかやってくる。
そんな日を目指してウチの会社は「組織開発」や「キャリアコンサルティング」を行っています。
こんな話を人にすると、よくこういう風に言われることがあります。
「いや、無くならないでしょう。困っている人はたくさんいるし、みんな必要としてますよ」って。
確かに現状はそうかもしれません。と言うか、実際にそうだろうなと思っています。
「働く」という事について、困っていたり、迷っていたり、悩んでいたりする人達は本当にたくさんいるなあと感じています。
だけど、と言うか、だからこそ、
「この仕事が世の中から無くなるのが望みです」と、僕たちは言い続けていきたいんです。
みんなが困って迷って悩んでいるのであれば、それを聞いてもなお、「じゃあ、その困り事も迷いも悩みも全部無くせるような世の中にしていきましょう」って、堂々と言い続ける人の存在も必要だろうと思っているんです。そうじゃないと、希望が無いんじゃないかなと思うんです。
誰かにとっての希望になりたい。もちろん、そういう想いは、実際に僕の中には存在します。
僕の存在や、ウチの会社の存在が、この世界のどこかで働く誰かの希望になるのなら、そんなに嬉しい事はありません。
だけど、
例え「誰か」が、ウチの会社を「希望」だと思ってくれていないとしても、僕たちが諦める事はありません。
なぜなら、少なくとも、この僕たちだけはウチの会社を「希望」だと感じているからです。
もうちょっと正確に言うなら、「過去の僕」は今の自分達を「希望」だと感じてくれているはずだからです。
今の僕は、「過去の僕」が考えていた事を知っています。
あの頃の僕は、この世界に「希望」を持ってはいませんでした。
頼れる存在はいないし、結局、どうにもできないであろう事を自分でどうにかしようとして、その結果、力不足とかその他の様々な理由によって、ボコボコに返り討ちにされて、失意のどん底に落ちる。そんな事の繰り返しの日常を長きにわたって送っていました。
そんな、「過去の僕」からすると、今の僕やウチの会社が考えている事は、「希望」以外の何物でもありません。
あの頃、どこかにいて欲しかった「存在」に、今の自分達がなれるかもしれない。
そう考えると、僕たちには「諦める」という選択肢はありません。
だから、今までもこれからも、「この仕事が世の中から無くなるのが望みです」という事は、ずっと言い続けていこうと思っています。
いつか、どんな組織も、自分達の力で常に「働きやすさ」を実現できるのが当たり前の状態になっていて、誰もが、自分の人生の主人公として生きていけるのが当たり前の世の中になる事を願って。
今日は、深夜まで深酒をしながら、こんな事を考えていたのでつい書いてみてしまいました。
明日になったら、今の時点の僕である「(明日の僕から見たら)過去の僕」は、この記事の内容に「希望」を感じるのでしょうか?
それとも、「後悔」を感じるのでしょうか?
結果は、明日以降の僕に託します。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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